卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 実習 | 2単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
5 人間関係力・調理実践力
授業科目の目的・テーマ
就職後の即戦力になれるように、チームワーク・衛生面の重要性、調理作業の管理・工程など大量調理について理解し、責任をもって自分の仕事をこなしながら連携を図り、ひとつの料理をグループで仕上げることができるようになる。
この科目は地域志向科目です。
授業修了時の到達目標
普段の調理実習とは異なる大量調理では、チームワークが重要になる。
集団調理において、衛生面を重視した作業工程と調理方法を理解できるようになる。
4人グループで協力し、30人分のランチを時間内に提供できるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 集団調理実習の目的と実習内容について理解する
第2回 集団調理の運営について学ぶ1:食材管理について
2:調理作業管理について
第3回 集団調理実習 ①グループワークにて食堂の献立を考案・レシピ作成
第4回 集団調理実習 ②グループで立てた献立を試作・試食・改善
第5回 集団調理実習 ③食堂にて実習・販売・サービスについて学ぶ(食堂にて調理をし学生にお昼のランチを提供する)
第6回 集団調理実習 ④食堂での実習に対しグループにて反省・意見交換を行う 食堂実習ノート作成
第7回 集団調理の献立作成と調理について 学生祭で提供するメニューを試作する(学生祭では1品100食以上の食数を提供する)
第8回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ①グループワークにてレシピを作成する
第9回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ②前回作成したレシピを改善・検討する
第10回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ③試作をする
第11回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ④前回の試作を改善・検討する
第12回 献立作成 地域の高齢者に提供するお弁当献立を考える ⑤提供する献立完成・レシピを完成させる
第13回 地域の高齢者の方を招待してお弁当を提供・交流をする(嗜好アンケート調査)
第14回 前回のアンケート集計、評価、反省、レシピまとめ
第15回 集団調理実習(食堂実習・学生祭・高齢者のお弁当)の評価・反省を発表する
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:教科書・配布資料を読んで授業の内容を理解しておくこと。献立作成の段階では参考資料などを収集し計画の作成を進めること。(1時間×15回)
事後学修:課題の内容を実習ノートにまとめる。(1時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
集団調理実習(理解度・班全体のチームワーク・作業能力・積極性など)60%
レポート20% 定期試験20%
受講生に望むこと
各班で連携をとり、スムーズに商品が提供できるように協力する。
フィードバックの方法
授業中に課題を回収し、解答を解説する。
アクティブラーニング
実習:第6、11、15回に課題について各グループでグループワークし、グループにて発表。
テキスト
『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』 『新調理師養成教育全書 必携問題集』
『新調理師養成教育全書<必修編>総合調理実習』
『新調理師養成教育全書<必修編>調理理論と食文化概論』(公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
特になし
実務経験の有無
オフィスアワー
木・15:30~10:30