卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
授業科目の目的・テーマ
日本と世界の多様な食文化について学び、その食の成り立ちや歴史的背景、生活文化との関連が理解できるようになる。
また、世界の食文化を学ぶことで、グローバルな視点で食を捉えることができるようになる。
授業修了時の到達目標
食文化の歴史を理解することで、調理師としての役割を自覚し、食文化の継承が出来るようになる。
プレゼンテーションやグループワークを通じて、自分の考えをまとめて相手に伝える能力を向上させる。
授業内容の全体計画
第1回 食文化の成り立ちを理解する。
第2回 多様な食文化を理解する。
第3回 食文化の共通化と国際化について理解する。
第4回 日本の食文化Ⅰ:食文化史(縄文時代~現代)を理解する。
第5回 日本の食文化Ⅱ:日本料理の様式と食事作法を理解する。
第6回 日本の食文化Ⅲ:行事食と各地の郷土料理を理解する。
第7回 日本の食文化Ⅳ:地域の郷土料理を知る。
地域の郷土料理を調べ、スライドを作成する。
第8回 日本の食文化Ⅴ:地域の郷土料理について発表する。
第9回 日本の食文化Ⅵ:現代の食生活と未来の食文化を理解する。
第10回 日本の食文化Ⅷ:日本のだし文化を学ぶ
かつお節製造業の見学を行い、だしについて理解を深める。
第11回 世界の料理と食文化Ⅰ:西洋料理の食文化と食事マナーを理解する。
第12回 世界の料理と食文化Ⅱ:中国料理と食事のマナーを理解する。
第13回 世界の料理と食文化Ⅲ:アジア・中東・中南米の料理を理解する。
第14回 現在の食文化:食育の現状を理解する。
第15回 伝統工芸を理解する:今治地域の伝統工芸作業所を見学し、理解を深める。
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:授業の理解度を高めるために、学習範囲を音読し、内容を事前に調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%
受講生に望むこと
新聞やニュース等の食の情報に関心を持ち、業務に反映させることができるようになる。
フィードバックの方法
小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
各自、郷土料理についてのプレゼンを行ってもらいます。(第9回)
テキスト
『新調理師養成教育全書必修編 4 調理理論と食文化概論』 (公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
必要に応じて資料を作成して配布する。
実務経験の有無
保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。
オフィスアワー
火・ 8:50~10:30