2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

調理学実習Ⅱ (科目記号:LND203)

中居由香

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 実習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性

授業科目の目的・テーマ

栄養学・食品学・調理学・調理学実習Ⅰ等で習得した知識と調理技術を基に、さらなる基礎的調理技術の向上を目指す。

授業修了時の到達目標

様々な料理を作ってみることで、その料理の文化を理解できるようになる。
人の配置や時間配分を考えることによって、時間内に片付けまで終えることができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション:実習の予定を理解する
第2回 実習1:栗おこわ、天ぷら、つみれ汁         【課題 栄養価計算】
第3回 実習2:白飯、西湖魚羹、麻婆豆腐、炸茄子夾     【課題 栄養価計算】
第4回 実習3:ライス、ロールキャベツ、サラダ、マドレーヌ 【課題 栄養価計算】
第5回 実習4:かやく飯、鮭のホイル焼き、茶碗蒸し     【課題 栄養価計算】
第6回 実習5:希望献立1:作りたいものを考える    
第7回 実習6:白飯、涼拌青菜、宮保鶏丁、如意捲      【課題 栄養価計算】
第8回 実習7:希望献立1                 【課題 栄養価計算】
第9回 実習8:親子どんぶり                【課題 栄養価計算】
第10回 実習9:希望献立2:鍋料理を考える  
第11回~第12回 実習10:クリスマス料理          【課題 栄養価計算】
第13回 実習11:希望献立2:鍋をしよう!          【課題 感想】
第14回 実技試験:茶碗蒸し
第15回 実習のまとめおよび掃除
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学習 事前に実習内容を確認し、当日の流れを考えて来てください。
     作業の段取りの良さをみるために実技試験を行います。日頃から、自宅で練習をしてください。
事後学習 栄養価計算及び食べての考察・感想の提出が毎週あります。ため込まないようにしましょう。

単位認定に関わる評価方法

①実技試験 50%  定期試験 20%  授業への取り組み 20%  課題 10% 
②試験(実技・筆記)は必ず受けなければなりません。
③栄養価計算等の宿題は、次回実習開始までに必ず提出してください。
④試験(実技・筆記)は、すべての提出物がでていることを条件とし、提出日を過ぎたレポートは減点します(-5点/回)。
⑤遅刻や忘れ物等は、減点します(-2点/回)。白衣や帽子、シューズ等忘れた場合は、実習には参加できません。

受講生に望むこと

①『誰かがしてくれる』ではなく、『みんな』で頑張りましょう。また、実習はグループ作業のため、欠席は班員に負担をかけます。常日頃より、体調を整えるようにしましょう。
② 食事を残すことは原則認められません。当日の体調やアレルギー、病気等で食べられない場合を除き、各自で食べるようにしましょう。食べきれない料理は、各自タッパー等を持参し持ち帰ってください。

フィードバックの方法

実技試験は、終了後コメントします。定期試験は、採点後解答と解説を行います。
課題は、チェックして返却します。間違いが多い場合は、何度でも再提出となります。

アクティブラーニング

実習

テキスト

『食育に役立つ 調理学実習』   西堀すき江編著  建帛社
『八訂 食品成分表 2022』  香川芳子他著   女子栄養大学出版部

参考文献

『基礎調理実習 食品・栄養・大量調理へのアプローチ』    小川宣子編  化学同人
『流れと要点がわかる 調理学実習 豊富な献立と説明』 香西みどり・綾部園子編著  光生館

実務経験の有無

備考

実習費として、8,000円程度の負担が必要となります。

オフィスアワー

木・12:30~14:20

このページの先頭へ戻る