2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

食品衛生学 (科目記号:LNG101)

内藤一郎

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性

授業科目の目的・テーマ

食べ物は安全でなければなりません。しかし、実際には食べ物が原因で健康が脅かされることは少なくありません。
これを予防する最良の方法は、食べ物を取り扱う専門家になる皆さんが「正しい知識」を持つことです。

授業修了時の到達目標

主に飲食物を介した疾病や危害等を防ぐために、食品を介しての健康リスクについて正しい知識を得ることができる。

授業内容の全体計画

第1回 食品衛生学の目的 病原微生物の種類と特徴
第2回 微生物汚染と腐敗、消費期限
第3回 食品成分の化学的変質(飲食に伴う健康被害)
第4回 食中毒の概要 
第5回 感染型食中毒
第6回 毒素型食中毒 
第7回 毒素型食中毒2、アレルギー様食中毒
第8回 ウイルス性食中毒・寄生虫による食中毒
第9回 自然毒食中毒・化学物質による食中毒
第10回 マスターテーブル・HACCP(食品安全対策)
第11回 有害物質による食品汚染
第12回 食品添加物の種類と安全性
第13回 食品の器具と包装
第14回 新聞記事で見る食品被害(発表準備)
第15回 新聞記事で見る食品被害(発表)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

授業前学習:教科書の、該当するページを事前に読んでおくこと。(2時間×15回)
授業後の学習:毎回、まとめのプリントを配りますから、授業内容をよく復習しておいてください。(2時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

小テスト20% 定期試験80%

受講生に望むこと

食品衛生に関するニュースに関心を持って、教科書の内容を理解して下さい。

フィードバックの方法

理解度の確認のため、毎回小テストをします。実施後採点し、解説をします。

アクティブラーニング

15回目の授業では、各自食品被害の実例を報告してもらいます。

テキスト

『NEXT 食品衛生学』第4版 植木幸英・野村秀一 編  講談社サイエンティフィック

参考文献

『健康・栄養系教科書シリーズ11 食品衛生学』西瀬 弘・檜垣俊介・和島孝浩 著 東京化学同人

実務経験の有無

オフィスアワー

木・14:20~16:10

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