卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性
授業科目の目的・テーマ
私たちの身体は細胞で出来ており、その中で起こる様々な代謝反応によって生きています。
この生命を支えるさまざまな栄養素の、体の中での役割と代謝について学習します。
授業修了時の到達目標
細胞の中の代謝反応を理解し、栄養素の体内での働きを説明することができる。
授業内容の全体計画
第1回 化学の基礎知識
第2回 糖質の化学
第3回 脂質の化学
第4回 タンパク質の化学
第5回 酵素のはたらきと性質
第6回 核酸の構造と役割
第7回 細胞の構造とはたらき
第8回 糖質代謝: 解糖系・TCAサイクル
第9回 糖質代謝: 糖新生系・グリコーゲン合成分解系・ペントースリン酸系
第10回 脂質代謝: β酸化系・ケトン体代謝
第11回 脂質代謝: 脂肪酸合成系・コレステロール合成系
第12回 タンパク質代謝: アミノ酸分解系・尿素回路
第13回 タンパク質代謝: 生理活性物質の合成
第14回 遺伝情報とタンパク質の合成
第15回 遺伝子と遺伝病
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
授業前学習:教科書の該当するページを事前に読んでおくこと。(2時間×15回)
授業後の学習:毎回、まとめのプリントを配りますから、授業内容をよく復習しておいてください。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
小テスト20%と定期試験80%
受講生に望むこと
講義で勉強した内容が実験で体験できるように、生化学の講義と生化学実験を並行して進めます。しっかり予習・復習することで、実験の内容がよく理解できます。
フィードバックの方法
理解度の確認のため、毎回小テストをします。実施後採点し、解説をします。
アクティブラーニング
関連する食品や病気について調べ、その内容を発表してもらいます。
テキスト
『NEXT 生化学』加藤秀夫・他 編 講談社サイエンティフィック
参考文献
『系統看護学講座専門基礎2 生化学』 三輪一智他著 医学書院
実務経験の有無
オフィスアワー
木・14:20~16:10