卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 実習 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
3 思考力、判断力
4 地域志向性、地域思考力、表現力
5 人間関係力・調理実践力
授業科目の目的・テーマ
フランス料理・イタリア料理を中心とした西洋料理の特徴、食材の知識、だし汁とソースなど基本的な調理法を理解し、実践できるようになる。
また、調理の基礎技術のスキルアップを目的とし、繰り返し実技練習を行うことで技術力が向上する。
授業修了時の到達目標
洋包丁の手入れができ、切れる包丁に研げる
西洋料理におけるだしの取り方、加熱調理などの基本的な調理法を解釈し、習得することができる。
野菜の切り方、オムレツなどの調理技術を習得することができる。
授業内容の全体計画
第1回 西洋料理の基本 洋包丁の種類、研ぎ方について
第2回 西洋料理の基本 野菜の切り方、姿勢・包丁の持ち方、動かし方を理解する
第3回 西洋料理の基本 野菜の基本切り・基本切り、むきものを実践する
第4回 西洋料理の基本 野菜の下処理・西洋料理でよく使う野菜の種類、旬、下処理法
第5回 西洋料理の基本 だし汁とソース① ブイヨン、ドレッシング、マヨネーズ(スープ、サラダ)
第6回 西洋料理の基本 だし汁とソース② ルー、ベシャメルソース(米料理、グラタン)
第7回 西洋料理の基本 オードブルについて学ぶ(サーモンマリネ、若鶏のガランティーヌ)
第8回 西洋料理の基本 ポタージュについて学ぶ(コンソメ、ビシソワーズ)
第9回 西洋料理の基本 卵料理・オムレツをくり返し実践する
第10回 西洋料理の基本 魚介料理を学ぶ(舌平目の三枚おろし、フライ、ソースタルタル)
第11回 西洋料理の基本 肉料理を学ぶ(ハンバーグステーキ、ミネストローネ)
第12回 西洋料理の基本 パスタ料理を学ぶ(ミートソース、ラザニア、スパゲッティー)
第13回 西洋料理の基本 パン生地を学ぶ(ピッツァ・フォカッチャ)
第14回 西洋料理の基本 だし汁とソース③ フォン、フォン・ド・ボー(豚肉料理)
第15回 西洋料理の基本 アントルメ・ゲル化剤の種類、特性について(冷菓、シュミゼ)
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:実習前にレシピを見て操作手順を理解しておく。(0.5時間×15回)
事後学修:実習後、実習ノートに操作手順・ポイント・感想など記入すること。(1.5時間×15回)
調理技術は一度で身に付くものではないので、授業外でも練習、日常的に調理をするよう心がける。
単位認定に関わる評価方法
授業への参加度20% 実技30% 提出物・課題20% 定期試験30%
受講生に望むこと
遅刻、欠席、早退のないように心がける。
食材、器具は衛生的に取扱い、各自身だしなみは清潔にする。
西洋料理、特にヨーロッパの食文化にも興味を持つと楽しく実習できる。
フィードバックの方法
各授業の実技評価に関して、その場でコメントする。
アクティブラーニング
実習:各回グループにて作業工程について話し合い、調理を行う。
テキスト
料理レシピ配布
『新調理師養成教育全書<必修編>調理実習』(公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
特になし
実務経験の有無
西洋料理店勤務:専門調理師の経験を活かして西洋料理の基礎から応用までをわかりやすく指導。
オフィスアワー
金・14:20~16:10