2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

栄養学Ⅰ (科目記号:LCC101)

石見和子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

毎日の健康のために食事と栄養の関係を考え、健康とは何かを自分の言葉で説明できるようになる。
五大栄養素の分類・特徴・はたらきを説明し、調理師免許取得のために必要な知識を習得できるようになる。

授業修了時の到達目標

調理師として栄養素の特徴を活かした調理をするために、五大栄養素について理解し、適切な調理法を判断できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 イントロダクション:栄養と栄養素の意味の違いを知る
第2回 三大栄養素:炭水化物について理解する①糖質の分類とはたらき
第3回 三大栄養素:炭水化物について理解する②食物繊維の分類とはたらき 
第4回 三大栄養素:脂質について理解する①脂質の分類とはたらき
第5回 三大栄養素:脂質について理解する②脂肪酸の役割
第6回 三大栄養素:たんぱく質について理解する:①たんぱく質の分類とはたらき
第7回 三大栄養素:たんぱく質について理解する:②アミノ酸の種類と特性
第8回 プリントを使用して三大栄養素をまとめる
    三大栄養素の中から栄養成分を1つ選び、食事からの摂取方法を考える(レポート課題)       
第9回 微量栄養素:ビタミンについて理解する①脂溶性ビタミンの種類とはたらき
第10回 微量栄養素:ビタミンについて理解する②水溶性ビタミンの種類とはたらき             
第11回 微量栄養素:ミネラルについて理解する①多量ミネラル②微量ミネラルの種類とはたらき              
第12回 微量栄養素の中から栄養成分を1つ選び、食事からの摂取方法を考える(レポート課題)
第13回 水分・機能性成分について理解する        
第14回 プリントを使用して微量栄養素をまとめる  
第15回 全授業を通して五大栄養素の役割を総括する
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:教本の該当ページを熟読し、用語を知っておくこと。(各2時間×15回)
事後学修:授業後は教本・ノートを再度見直し、重要ポイントをまとめておくこと。(各2時間×15回)
特に五大栄養素については、自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
随時行う小テストで間違えた箇所は、必ず教本ノート等で見直すこと。

単位認定に関わる評価方法

・定期試験 80%、レポート20%
・定期試験を受ける条件:レポート課題を提出していること

受講生に望むこと

・栄養学は他領域にわたる学問です。幅広い視野を持って望んでください。
・オリジナルノートを作り、常に見直せる環境を整えましょう。
・調理師に求められる基礎知識の積み重ねを大切にしましょう。
・問題集に目を通し、選択問題に慣れておきましょう。
・多くの健康雑誌が発刊されていますので、ぜひ読んでみてください。

フィードバックの方法

小テストは、その場で解答を解説して返却する。
レポートはコメントして返却する。
第8回、第14回は試験対策を兼ねており、授業内で解説を行って返却する。

アクティブラーニング

第12回・第13回はグループワーク(課題についてグループで考えてみる)
第14回・第15回は課題をまとめプレゼンテーション(1人3分)

テキスト

『新調理師養成教育全書 2食品と栄養の特性 栄養学』 (公社)全国調理師養成施設協会
『調理師養成施設教育全書 必携問題集』        (公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

『栄養素の通になる』  上西一弘  女子栄養大学出版部
『八訂食品成分表2022』 香川昭夫  女子栄養大学出版部
『食品80キロカロリーガイドブック』 女子栄養大学出版部

実務経験の有無

オフィスアワー

木・12:30~13:30

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