2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

病態生理学Ⅰ (LNF201)

内藤一郎

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性

授業科目の目的・テーマ

栄養士として必要とされる、病気の基礎知識を学びます。
生活習慣病を中心に、どのような仕組みで病気が発生するのかを学びます。

授業修了時の到達目標

病気の成因と機序について、基礎的な知識を理解できること。

授業内容の全体計画

第1回 病気とは: 病因と病気の分類  
第2回 栄養・代謝系疾患(糖尿病) 
第3回 栄養・代謝系疾患(メタボリックシンドローム)       
第4回 消化・吸収の異常
第5回 肝・膵・胆の異常と肝硬変
第6回 内分泌系の異常
第7回 循環障害と動脈硬化・高血圧
第8回 虚血性心疾患と脳血管疾患
第9回 栄養障害と代謝疾患
第10回 骨格・筋の異常と骨粗鬆症
第11回 血液の異常と貧血のメカニズム
第12回 呼吸器の異常とタバコの害
第13回 生殖器の異常と性感染症
第14回 免疫異常と食物アレルギー
第15回 最近話題の病気(各自調べて発表する)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

授業前学習:教科書やネット、新聞や雑誌を参考に、事前に調べておくこと。(2時間×15回)
授業後の学習:学んだ病気について、他の人にも説明できる程度に理解を深める。(2時間×15回)

単位認定に関わる評価方法

授業の取り組み方20% 定期試験80%

受講生に望むこと

関連する解剖生理学や生化学の内容も併せて復習して置くこと。
この科目は臨床栄養学の基礎知識にもなります。きちんと勉強しておいてください。

フィードバックの方法

理解度の確認のため、毎回小テストをします。

アクティブラーニング

とりあげた病気と食事の関係、特に食事療法について短くまとめて発表をする。

テキスト

『系統看護学講座 病態生理学 第2版』 田中 越郎 著 医学書院

参考文献

『栄養科学イラストレイテッド 臨床医学』 田中 明 他編 羊土社

実務経験の有無

オフィスアワー

水・ 8:50~10:30

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