2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

食品学Ⅰ (LCC104)

藤岡美智子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

調理実習で食材の適切な取り扱いをするために、基本的な特徴や性質を理解し、幅広く調理技術に応用できるようになる。

授業修了時の到達目標

植物性食品、動物性食品のそれぞれの成分の含量・特徴・分類・産地・食べ方などの基礎知識が説明できる。

授業内容の全体計画

第1回 穀類(米・小麦)について理解する
第2回 その他穀類について理解する
第3回 いも類・でんぷん類について理解する
第4回 食品成分表で確認しておこう  
第5回 砂糖類について理解する(砂糖の比較:レポート提出)
第6回 豆類・種実類について理解する
第7回 野菜類・果実類について理解する
第8回 きのこ類・海藻類について理解する
第9回 食品成分表で確認しておこう  <植物性食品>をまとめる(レポート課題)
第10回 魚介類について理解する
第11回 食肉類について理解する
第12回 卵類について理解する
第13回 乳類について理解する   
第14回 食品成分表で確認しておこう <動物性食品>をまとめる(レポート課題)
第15回 植物性食品、動物食品のテスト対策と各自テーマの発表
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:教本の該当ページを熟読し、用語を知っておくこと。(各2時間×15回)
事後学修:授業後は教本・ノートを再度見直し、重要ポイントをまとめておくこと。(各2時間×15回)
食材の特徴を自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
随時行う小テストで間違えた箇所は、必ず教本・ノート等で見直すこと。

単位認定に関わる評価方法

・定期試験 80%、レポート20%
・定期試験を受ける条件:すべてのレポート課題を提出していること。

受講生に望むこと

・食品学から学んだ知識を日々の調理に生かし、食事と健康のつながりを意識してください。
・「食」を通じ、調理師として何を伝えることができるかを考えてみましょう。
・書物、メディア、インターネットなどから食に関する情報を貪欲に吸収し、食の引き出しを増やしてください。

フィードバックの方法

第9回、第14回は試験対策を兼ねており、授業内で解説を行って返却する。
レポートはコメントして返却する。

アクティブラーニング

第15回は試験対策と各自課題をまとめたプレゼンテーションを行う。

テキスト

『新調理師養成教育全書 2食品と栄養の特性 食品学』 (公社)全国調理師養成施設協会
『調理師養成施設教育全書 必携問題集』        (公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

『八訂食品成分表2022』 香川昭夫

実務経験の有無

オフィスアワー

木・14:30~16:00

このページの先頭へ戻る