卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
---|---|---|---|---|
必修科目 | 演習 | 1単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力
授業科目の目的・テーマ
日本で生活するのに困らないコミュニケーション能力を養うために、必要な基本的文法事項を学習する。
授業修了時の到達目標
初級文法・語彙・表現を習得し、授業や日常生活の中で、学んだ日本語を用いて自分の考えや身の回りのことが表現できるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 「~ないでください」「なければなりません/なくてもいいです」「は」(取り立て)
「N/Vことができます」(能力・状況可能)「趣味は N/Vことです」「~まえに」
第2回 「~たことがあります」「~たり、~たりします」「~く/に なります」
普通体(動詞文・形容詞文・名詞文・後続句)の会話ができる。
第3回 「~と思います」(推量・意見)「~と言います」
「~でしょう?」(同意求め・確認)、 名詞修飾を練習する。
第4回 「~とき」「~と」「~てあげます/~てもらいます/~てくれます」
第5回 「~たら/~ても」(仮定条件)、「~たら」(確定条件)、「~んです」
第6回 「~が可能動詞」「~が見えます/聞こえます」「~ができます」(完成・完了)
「~しか~ません」「は~が、~は」(対比)
「ながら」「~ています」(習慣)、「~し、~し」(並列、理由)
第7回 復習テスト (これまで習った初級前半の文法チェック)
第8回 「~ています」「~てあります」「~ておきます」(準備・措置・放置)
「~てしまいました」(完了・遺憾)
第9回 「意向形+と思っています」「まだ~ていません」「つもりです」「予定です」
「~ほうがいいです」「~でしょう」(推量)「~かもしれません」
第10回 命令形、禁止形、「~と読みます」「~は~という意味です」、伝言を依頼する/伝える
「~とおりに」「~あとで」「~て/ないで」(方法・状態)「~ないで」(代わりに)
第11回 「~ば」「~なら」(条件)、「疑問詞~ばいいですか」「~なら」(相手の話題に助言する)
「~ように」(目標)「~ようになりました」(変化)「ように しています/してください」
第12回 受け身表現を使って話せるようになる。
「~のは」「~のが」「~のを 忘れた/知っている」、「~のは~です」(強調)
第13回 「~て/~くて/~で」(理由・原因)「~ので」
「疑問詞~か、~」「~かどうか、~」、「~てみます」
第14回 「~ていただきます/~てくださいます/~てやります」
「~ために」(目的)「~は~のに」(用途・評価・必要な時間や経費)
第15回 「~そうです」(直前・予想・判断)
「~すぎます」「~やすい/~にくい です」「~く/に します」、「~にします」(選択)
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修 配布される次回授業の語彙の意味を調べ、文法の説明を読んでくる。(各回1時間)
事後学修 小テストの間違いを3回ノートに書く。学んだ表現にぴったりの例文を考える。(1時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験 50% 提出課題・小テスト 30% 授業への参加度 20%
受講生に望むこと
学習した文型表現を用い、「応用日本語Ⅰ」で「話す・聞く」練習、「時事日本語Ⅰ」で
「読む・書く」練習へと発展させます。どんなときに使う表現か意識しましょう。
フィードバックの方法
小テスト・課題は添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
その日に習った文型を使って、文を作り発表する。グループで評価する。
テキスト
必要に応じて教材を配布する。
参考文献
『みんなの日本語初級 ⅠⅡ本冊』 (スリーエーネットワーク)
『みんなの日本語初級 ⅠⅡ書いて覚える文型練習帳』 (スリーエーネットワーク)
『絵で導入・絵で練習』 (凡人社)
『みんなの日本語初級 ⅠⅡ翻訳・文法解説 ネパール語版』(スリーエーネットワーク)
実務経験の有無
備考
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける。