2025年度(令和7年度)講義概要―シラバス―

生活支援技術Ⅵ (科目記号:LWN401)

井沼一

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 演習 1単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

生活支援技術Ⅵは、尊厳の保持や自立支援、生活の豊かさの観点から、本人主体の生活が継続できるよう、根拠に基づいた介護実践を行うための知識・技術を学ぶ。
1.災害時における生活支援の意義を理解し、生活の豊かさや心身の活性化のための支援について。
2.健康を保持するための休息や睡眠の重要性を理解し、安眠を促す環境を整える支援について。
3.介護ロボットを含め福祉用具を活用する意義やその目的を理解するとともに、対象者の能力に応じた福祉用具を選択・活用する知識・技術について。

授業修了時の到達目標

1. 災害時の生活支援について理解している。
2. 休息・睡眠の介護について理解している。
3. 福祉用具の意義と活用について理解している。

授業内容の全体計画

第1回 講義ガイダンス、講義の目的・内容・進め方・成績評価
実習で学んだ技術について-事例検討-
第2回 実習で学んだ技術について-グループワーク+発表-
第3回 実習で学んだ技術について-グループワーク+発表-
第4回 災害時における生活支援-介護福祉職の役割-
第5回 災害時における生活支援-生活支援の実際-
第6回 災害時における生活支援-地域の要介護高齢者の課題-
第7回 災害時における総合的かつ包括的な支援体制
第8回 休憩・睡眠の介護-休憩・睡眠とは-
第9回 休憩・睡眠の介護-休憩・睡眠の介護-
第10回 休憩・睡眠の介護-介護における多職種の連携-
第11回 福祉用具の意義-生活支援における福祉用具の重要性-
第12回 福祉用具の意義-福祉用具の種類-
第13回 福祉用具の意義-適切な福祉用具を選ぶための視点-
第14回 福祉用具の意義-ICTの活用、介護ロボット-
第15回 まとめ・振り返り・授業内テスト

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:学習する項目のテキストを熟読したうえで、まとめておくこと。(各回30分)
事後学修:その日学んだ技術の復習をする(各回30分)

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  リアクションペーパー 20%  授業中の態度 20%

受講生に望むこと

講義-演習-実習は、循環的に学べる内容になっています。
アルバイトやテレビ、ネットニュースには福祉の題材がたくさんあるので、
意識してみてみてください。

フィードバックの方法

授業時に書いてもらったリアクアションペーパーに、翌授業で返答します。
オフィスアワーやClassroomでもフィードバックします。

アクティブラーニング

毎授業、Think-Pair-Share、PBL(問題解決型学習)といった技法を用いて、
アクティブラーニングを試みる。但し、配慮が必要な学生には、個別に対応する。

テキスト

介護福祉士養成講座編集委員会編『生活支援技術Ⅰ』第2版中央法規2022年.
介護福祉士養成講座編集委員会編『生活支援技術Ⅱ』第2版中央法規2022年.

参考文献

実務経験の有無

居宅サービス(訪問介護・障害福祉)にて、介護福祉士・社会福祉士として、
実務に携わってきました。授業では、実践の場での事例も紹介していく。

オフィスアワー

月・12:30~14:00

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