卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
医療機関の接遇マナーや病院組織、医療に関する法律に関する専門的なスキルや知識を深めることができるようになる。
授業修了時の到達目標
医療事務資格を目指す学生にとって、基本となる病院の組織と医療事務の概要を理解することができる。
授業内容の全体計画
第1回 病院管理や医療機関組織の全体像を理解する
第2回 医療職員に求められる要件及び患者の心理を理解する(ワークショップ)
第3回 患者の接遇について学ぶ
第4回 ①医療機関組織について学ぶ(組織図 診療部門 看護部門 薬剤部門)
第5回 ②医療機関組織について学ぶ(リハビリテーション部門 手術部門 中央滅菌材料部門)
第6回 ③医療機関組織について学ぶ(栄養給食部門 施設管理部門)
第7回 ④医療機関組織について学ぶ(医療福祉相談部門 地域医療連携部門)
第8回 ⑤-1 医療機関組織について学ぶ(事務管理部門 医事課について)
第9回 ⑤-2 医療機関組織について学ぶ(事務管理部門 総務課、人事課 経理課について)
第10回 医療機関における個人情報について学ぶ
第11回 病院業務と情報システムについて学ぶ
第12回 病院の統計業務について学ぶ
第13回 診療録の活用・管理について学ぶ
第14回 高額療養費制度、労災について学ぶ
第15回 医療制度や診療報酬請求事務の全体像を理解する
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
(1回あたり4時間必要な講義【授業時間 2時間×15回 2単位 】
事前学修 シラバスに沿って「メディカルシステム論」を熟読する。(1.5時間)
事後学修 過去問題で知識を確認しながら「医科診療報酬点数表」に書き込みをする。(2.5時間)
単位認定に関わる評価方法
①定期試験80% ②授業への参加度(質問等の授業中の発言) 20%
受講生に望むこと
医療管理士・医療秘書士をめざす方にとって基礎知識となります。しっかり学んでください。
フィードバックの方法
資格試験の過去問題を用いて理解度を確認します。誤解や不正解の多かった点、難解点は解説し理解度を高める。
アクティブラーニング
第2回は、ワークショップを使って理解する。
テキスト
『メディカルシステム論』 医療教育協会
参考文献
特になし
実務経験の有無
病院勤務 病院事務長の実務経験を生かして、病院の組織の特徴を詳しく説明する。
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける