2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

日本語総合演習Ⅵ<上級クラス> (科目記号:LKR409)

牛尾佳子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力

授業科目の目的・テーマ

・上級で必要な文法や語彙を使い、日常生活の基本的場面で円滑なコミュニケーションがとれるようになる。
・日本語能力試験に合格するために、試験問題を理解し、正しい答えが選択できるようになる。 

授業修了時の到達目標

・上級の文型・語彙・表現を十分に習得し、運用することができる。
・日常生活で円滑なコミュニケーションをとることができる。
・N1レベルの問題を制限時間内で正しく解答することができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション・実力判定テスト
第2回 ドラマのシナリオを読む1 心情を表す表現
第3回 ドラマのシナリオを読む2 ドラマの展開を追って、登場人物の心情を理解することができる
第4回 ドラマのシナリオを読む3 朗読練習後、役を決めてロールプレイをする
第5回 スピーチ1 スピーチでよく使われる表現「お忙しいところを」「~の至り」など
第6回 スピーチ2 送別会などの関係者に対し、お礼や抱負を含む改まったスピーチを理解する
第7回 スピーチ3 簡単なスピーチ内容を考え、発表ができる
第8回 社内で話す1 批判の表現、強い意志を表す表現
第9回 社内で話す2 仕事上の話題について、批判的な意見を交えて社内で話ができる
第10回 社内で話す3 仕事での結果について、振り返りながら社内で話ができる
第11回 小説を読む1 古風な表現を味わう
第12回 小説を読む2 登場人物の関係を理解しながら、非現実的な出来事をイメージできる
第13回 小説を読む3 ストーリーの展開と、省略された部分を楽しみながら想像することができる
第14回 日本語能力試験 模擬試験
第15回 日本語能力試験 模擬試験 フィードバック

定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

①出された宿題は十分な時間を費やして提出すること。 (2時間)
②学習した内容は声に出して反復練習し習得を目指すこと。(2時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験70%、授業への参加度30%

受講生に望むこと

スマホの使用は基本的には禁止する。
積極的に授業に参加し発言する学生を高く評価する。

フィードバックの方法

課題は添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

その日に習った文型を使って文を作り発表する。

テキスト

『TRY!日本語能力試験N1 文法から伸ばす日本語』 ABK(公益財団法人アジア学生文化協会)アスク出版

参考文献

特になし

実務経験の有無

備考

当該学生のニーズ・レベルにより多少シラバス変更の場合がある。 

オフィスアワー

火・10:00~11:00

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