卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携
授業科目の目的・テーマ
介護を必要とする対象者の生活支援を行うため、介護実践の根拠となるからだの構造と機能を学習し、こころとからだの関連を理解することができる。
授業修了時の到達目標
こころとからだのしくみが介護実践の根拠と関連づけて理解し気づきと対応の説明ができる。
授業内容の全体計画
第1回 からだの構造と機能①:からだのつくり(細胞・組織・器官)
第2回 からだの構造と機能②:器官系(脳、神経・感覚器)
第3回 からだの構造と機能③:器官系(呼吸器・循環器・消化器)
第4回 からだの構造と機能④:器官系(泌尿器・運動器)
第5回 からだの構造と機能⑤:器官系(生殖器・内分泌系・血液・体液・リンパ液)
第6回 生命維持と恒常性のしくみ(心身の調和と生命徴候)
第7回 人が移動する必要性や移動の効果(姿勢・良肢位・ポジショニング・ボディメカニクス)
第8回 移動に関連したこころとからだのしくみ(環境と自立・姿勢と動作の特徴)
第9回 精神及び身体機能低下が移動に及ぼす影響(意欲低下・骨折・廃用性症候群・疾患)
第10回 身じたくに関連したこころとからだのしくみ①(身じたくの意義・身じたくに関連した顔面の構造と機能)
第11回 身じたくに関連するこころとからだのしくみ②(身じたくに関連した爪、毛髪、口腔)
第12回 身じたくの介護援助の必要性及び根拠
第13回 精神及び身体機能低下が身じたくに及ぼす影響(意欲低下・眼、爪、毛、口腔の老化による変化)
第14回 身じたくでの観察のポイント(眼、爪、毛、口腔)
第15回 移動・身じたくに関連する変化の気づきと対応および医療職との連携
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
1、事前学修 次回に該当する教科書の範囲を熟読する。(1.5時間)
2、事後学修 講義内容を踏まえ、講義中に配布された資料を再度読み、内容が理解出来ているかを振り返る。(2.5時間)
単位認定に関わる評価方法
試験 70% 課題(レポート含む) 20% 授業中の態度 10%
受講生に望むこと
日頃から高齢者と関わる機会をもち、からだとこころの変化に気づくことで寄り添う気持ちを養ってほしい。
フィードバックの方法
定期試験は採点後模範解答と解説を併せて返却する。
課題は添削・評価して返却する。
アクティブラーニング
グループ課題に取り組み問題解決を考えたプロセスを表現(発表)する。
テキスト
『新・介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ 第2版』 中央法規出版
参考文献
『新・介護福祉士養成講座12 発達と老化の理解 第2版』中央法規出版
『高齢者の解剖生理学<気持ちに寄り添う仕事をするための実践知識>』 野溝 明子著 秀和システム出版
『長生きは小さな習慣のつみ重ね』 川嶋みどり著 幻冬舎
『80歳の壁』 和田秀樹 著 幻冬舎新書 等
実務経験の有無
看護師(看護教員)としての現場経験を活かし、講義を行う
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける