卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 演習 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力
4 地域志向性、地域貢献力
授業科目の目的・テーマ
地域住民との交流を通して、地域が抱える課題に気づき、自ら解決に向けて考え、実践していこうとする態度を培う。
この科目は地域志向科目です。
授業修了時の到達目標
①地域住民との交流を通して、地域に関心を持つことができる。
②地域住民との交流を通して、地域の良さを挙げることができる。
③グループワークや地域との交流を通して、積極的にコミュニケーションをとることができる。
④主体性を持って、実践的に地域と関わることができる。
⑤実践を通して、地域における課題を自ら考えることができる。
⑥実践を通して学んだことを、適切な方法で発信することができる。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション
第2・3回 ポタリングツアーでしまなみ海道をサイクリングし、その魅力と課題を考察する。
第4・5回 造船工場や舶用機工場などを視察し、海事産業の抱える課題や魅力を考察する。
第6・7回 タオル工場やタオル組合などを視察し、今治タオル業界の現状を知り、未来を考察する。
第8・9回 グリーンツーリズム(果物狩りなど)を体験し、地域資源の魅力を考察する。
第10・11回 大島石文化体験ツアー・潮流体験など宮窪地域のまちづくりを視察・体験し、地域の人々と交流する。
第12・13回 大三島で、産業観光やまちづくりに関わる人々と交流し、島嶼部の魅力と課題を考察する。
第14・15回 中心市街地で活性化にかかわる人々と交流し、抱える課題解決に向けた取り組みを考察する。
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修 次回のテーマに沿って、テキスト範囲や配布資料などを熟読し、分析する(各回1.5時間)
事後学修 研修視察に基づく課題レポートや関係者への礼状を作成する(各回2.5時間)
単位認定に関わる評価方法
課題レポート60%、授業への参加度40%
受講生に望むこと
①毎年1回8月に今治商工会議所が実施している今治市のご当地検定「いまばり博士検定」(初級編・中級編・上級編)に挑戦して欲しい。
②授業で興味をもったテーマについて、現地散策やイベント参加などを心がけて欲しい。
フィードバックの方法
課題は評価して、授業の中で講評をする。
アクティブラーニング
フィールドワークで得た感想を各自がプレゼンテーションする。
テキスト
『いまばり博士プレミアム』(今治商工会議所、第一印刷)※いまばり検定公式ガイドブック改訂版
参考文献
『今治発!地域史研究家ケイボンがゆく』(大成経凡、創風社出版)
実務経験の有無
・文化財調査事業に従事:調査員や観光ガイドの経験を活かし、わかりやすく、面白く、身近な地域の歴史文化遺産に関心が向く講義を心がけたい。
・ご当地検定の監修やNPO法人に所属:まちづくりの実践活動を活かし、観光やイベントなど地域振興の視点にたった講義を心がけたい。
・海運会社や歴史資料館に勤務:これまでの実績や人脈を活かし、経済活動や観光振興の視点に立った講義を心がけたい。
備考
コロナ禍や参加人数によって、視察内容と日程に変更が生じる場合がある。
オフィスアワー
月・10:00~12:00