2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

コミュニケーション技術Ⅰ (科目記号:LWB203)

前田一呂

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

介護を必要とする人を理解し、介護におけるコミュニケーションの基本を学ぶ

授業修了時の到達目標

・介護におけるコミュニケーションの技法を説明できる
・コミュニケーションが困難な人とのコミュニケーション方法が理解できる

授業内容の全体計画

第1回 介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割
第2回 話を聴く技法
第3回 利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他)
第4回 納得と同意を得る技法 
第5回 相談・助言・指導の技法
第6回 意欲を引き出す技法
第7回 感覚機能が低下している人とのコミュニケーション
第8回 運動機能が低下している人とのコミュニケーション
第9回 認知、知覚機能が低下している人とのコミュニケーション
第10回 道具を用いた言語的コミュニケーション(記述によるコミュニケーション) 
第11回 介護を拒否する利用者家族とのコミュニケーション
第12回 利用者本人と家族の意向の調整を図る
第13回 ロールプレイング:困難事例の対応
第14回 ロールプレイング:コミュニケーション障害のある方の対応
第15回 事例検討
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

次回授業のテキスト、レジュメを読み、学習内容を確認しておく
疑問があれば講義で質問ができるようにまとめておくこと(1回あたり4時間)

単位認定に関わる評価方法

試験 70%  授業への参加度 30%

受講生に望むこと

実習でコミュニケーションが実践できるよう復習を行うこと
日々の生活の中に講義で習得したことを活かせるよう実践する

フィードバックの方法

課題は添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

毎回グループワークを行い、グループワーク後、発表を行う。

テキスト

『新・介護福祉士養成講座5 コミュニケーション技術』   中央法規出版

参考文献

参考資料(適宜配布)

実務経験の有無

支援相談員、医療ソーシャルワーカーの経験を活かして、リアルなグループワークと講義を行う。

備考

介護場面における利用者、家族とのコミュニケーション・利用者の状況、状態に応じたコミュニケーションの技法の実際・コミュニケーションの能力を高める方法を実践しながら講義を行う。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

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