卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 実習 | 1単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性
4 地域志向性、地域貢献力
授業科目の目的・テーマ
①普段からの食事の大切さを伝えるため、ライフステージ別の栄養的特徴を理解することができる。
②グループのメンバーと協力して、対象者に応じた栄養教育指導媒体を作成することができる。
③集団を対象に自作の栄養教育媒体を使って発表することができる。
④地域住民、園児、高齢者と意見交換することができる。日常生活の送り方についてアドバイスを行うことができる。
この科目は地域志向科目です。
授業修了時の到達目標
①栄養教育媒体を工夫して作成することができる。
②園児を対象とした「食育講座」に参加し、食の大切さを自作の教材を使って伝えることができる。
③高齢者を対象とした「健康教室」において、栄養教育媒体を使って高齢者とコミュニケーションを図ることができる。
④栄養指導用資料を使って、食事指導や日常生活の送り方についてアドバイスを行うことができる。
⑤スポーツや運動に興味を持ち、「運動(スポーツ)教室」に参加し、運動を取りいれる習慣を身に付けることができる。
⑥大麦についての特性を理解し、大麦を使ったレシピを考えることができる。
授業内容の全体計画
第1回 保育園児の食育活動(1)
園児に遊びをとおして普段の食事の大切さを伝えるたえることができるか、考えることができる。
第2回 保育園児の食育活動(2)
テーマに添った栄養教育媒体をグループで共同して作成することができる。
第3回 保育園児の食育活動(3)
栄養教育媒体を作成する。指導計画案の修正を行うことができる。
第4回 保育園児の食育活動(4)
栄養教育媒体を使ってグループで協力して発表練習することができる。
第5回 保育園児の食育活動(5)
「食育講座」を開催し、栄養指導媒体を使って、保育園児と交流することができる。
第6回 高齢者への集団指導(1)
高齢者の食生活、食事の特徴を調べることができる。高齢者に伝えたい食生活について考えることができる。
第7回 高齢者への集団指導(2)
テーマに添った栄養教育媒体をグループで共同して作成することができる。
第8回 高齢者への集団指導(3)
栄養教育媒体を使ってグループで協力して発表練習することができる。
第9回 高齢者への集団指導(4)
「健康教室」を開催し、栄養指導媒体を使って、高齢者と交流することができる。
第10回 大麦のもつ美味しさと健康への影響(1)
大麦と小麦の違いを理解する。
大麦の健康への影響を理解することができる。
第11回 大麦のもつ美味しさと健康への影響(2)
調理実習を通して大麦の特性を知ることができる。
大麦を使ったレシピを考えることができる。
第12回 大麦のもつ美味しさと健康への影響(3)
大麦を使ったレシピについて発表することができる。
大麦を使ったレシピについて調理実習をする。
第13回 地域住民との交流(1)
健康イベントの企画案を作成することができる。
クラス仲間と協力して、役割分担を決めることができる。
第14回 地域住民との交流(2)
イベント時の各種測定機器の操作方法を修得することができる。測定結果を説明することができる。
第15回 地域住民との交流(3)
食育SATシステムの機器の操作方法を修得することができる。食事診断結果を説明することができる。
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学習:自分の意見や考えをグループあるいはクラス全体で発表できるよう、ノートに整理しておくこと。
「食育講座」「健康教室」「健康づくり広場」に参加するので、自分の役割を把握し、クラスの仲間と協力して行動すること。
事後学習:栄養教育媒体の作成、イベント参加のためのリハーサルは、授業時間内で終わらないので、授業時間外にも作業すること。
単位認定に関わる評価方法
定期試験20%、レポートの提出30%、イベント参加時(発表等)の態度20%、授業に取り組む態度30%
受講生に望むこと
グループやクラス全体の協議では、積極的に自分の考えや意見を出してください。
グループやクラス全体の一体感、周囲への気遣い、コミュニケーションを大切にしてください。
フィードバックの方法
「食育講座」「健康教室」「健康づくり広場」の受講者からの意見、要望、評価の内容を伝える。
定期試験は採点後、模範解答と併せて返却する。レポート等の提出資料は返却する。
アクティブラーニング
クラス全体あるいはグループによる討議を行う。
栄養教育媒体を作成する。
保育園児や高齢者の前でテーマに添った発表を行う。
テキスト
『栄養教育論』社団法人全国栄養士養成施設協会・社団法人日本栄養士会監修 第一出版
『栄養教育論実習』栄養科学シリーズNEXT:片井加奈子・川上貴代・久保田恵編 講談社
『管理栄養士・栄養士必携』日本栄養士会編 第一出版
参考文献
関係する資料を随時配布する。
実務経験の有無
保健所、健康増進センターの管理栄養士として、地域で開催されている栄養改善・健康づくり事業を企画・立案・実施した経験を授業に活かす。
また、40歳以上の中高年者を対象とした特定保健指導に従事した経験を授業に活かす。
オフィスアワー
金・14:30~16:30