卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 主体性、多様性、協働性
授業科目の目的・テーマ
人間を取り巻く環境条件や環境汚染について認識を深めるために、最近の話題を織り交ぜながら学ぶ。
授業修了時の到達目標
身の回りの環境は、個人の健康に大きな影響を与えることを知り、調理師として環境保健対策への取り組みができるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 飲食による健康危害の種類と食中毒の概要
第2回 食中毒の発生状況
第3回 細菌性食中毒 1 (感染型食中毒)
第4回 細菌性食中毒 2 (毒素型食中毒)
第5回 ウイルス性食中毒
第6回 自然毒食中毒 1(植物性の有毒物質)
第7回 自然毒食中毒 2(動物性の有毒物質)
第8回 化学性食中毒症
第9回 寄生虫による食中毒 1(魚介類、淡水産魚類)
第10回 寄生虫による食中毒 2(食肉、輸入野菜、飲料水からの原虫その他)
第11回 経口感染症中毒
第12回 食品添加物、食物アレルギーの義務表示
第13回 新聞などによる食中毒の事例研究と発表・試験対策
第14回 BSEと鳥インフルエンザ、動物薬品の残留
第15回 必携問題集のまとめと国家試験問題
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:テキストを読んでおく。(2時間×15回)
事後学修:学んだ事を確実に理解し、記憶する。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
筆記試験 80% 受講態度 20%
受講生に望むこと
身近な話題の中で食中毒や食品衛生に関する情報収集に努める。
フィードバックの方法
毎回まとめプリントを提出し、学生みずからの理解度を確認する。
アクティブラーニング
実際に起こった食品事故や事例研究でグループワークを実施する。
テキスト
『新調理師養成教育全書<必修編>食品の安全と衛生』(公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
『国民衛生の動向・厚生の指標』 財団法人厚生統計協会編集・発行
実務経験の有無
管理栄養士、愛媛県食品衛生責任者の資格を生かして食品衛生の奥深さを伝える。
備考
オフィスアワー
木・14:30~16:30