2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

食品学Ⅱ (科目記号:LCC205)

藤岡美智子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 専門的知識・技能、自己研鑽力

授業科目の目的・テーマ

調理現場で活躍するために、食品衛生を踏まえた食品の取り扱いを学び、正しい情報を的確に判断できるようになる。

授業修了時の到達目標

食品学Ⅰで培った知識を基本とし、さらに副材料の特徴や食品加工・貯蔵に至るまで関連づけて説明できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 油脂類について理解する  植物油脂と動物油脂
第2回 油脂類について理解する  不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸
第3回 菓子類について理解する  洋菓子、和菓子、中華菓子(レポート課題)
第4回 嗜好飲料類ついて理解する 醸造酒と蒸留酒
第5回 嗜好飲料類ついて理解する 茶、コーヒ、炭酸飲料
第6回 調味料について理解する  甘味、酸味、塩味、苦味、うまみ、辛味の5呈味
第7回 香辛料・調理加工食品類について理解する
第8回 食品表示について理解する(レポート課題)
第9回 嗜好成分・呈味成分について理解する
第10回 水分活性、食品の生産と流通について理解する
第11回 食品の加工と微生物(酵母・かび・細菌)について理解する
第12回 パワーポイントによる各自の発表
第13回 食品の貯蔵(乾燥法・漬物法 他)について理解する     
第14回 我国の国内生産と輸入  試験の「対策と傾向」を行う   
第15回 食品の流通の仕組み 必携問題集まとめの確認
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:教本の該当ページを熟読し、用語を知っておくこと。(各2時間×15回)
事後学修:授業後は教本・ノートを再度見直し、重要ポイントをまとめておくこと。(各2時間×15回)
食材の特徴を自分の言葉で説明できるようにしておくこと。
随時行う必携問題集で間違えた箇所は、必ず教本・ノート等で見直すこと。

単位認定に関わる評価方法

・定期試験 80%、レポート20%
・定期試験を受ける条件:すべてのレポート課題を提出していること

受講生に望むこと

・食品学から学んだ知識を日々の調理に生かし、食事と健康のつながりを意識してください。
・「食」を通じ、調理師として何を伝えることができるかを考えてみましょう。
・書物、メディア、インターネットなどから食に関する情報を貪欲に吸収し、食の引き出しを増やしてください。

フィードバックの方法

レポートの提出期限を厳守。 試験対策は授業内で解説を行って返却する。
レポート提出日を厳守。コメントして返却する。

アクティブラーニング

テキスト

『新調理師養成教育全書 2食品と栄養の特性 食品学』 (公社)全国調理師養成施設協会
『調理師養成施設教育全書 必携問題集』        (公社)全国調理師養成施設協会

参考文献

『オールガイド 食品成分表2024 実教出版

実務経験の有無

管理栄養士と食品衛生責任者として食品学Ⅰに続き食品学Ⅱをしっかり理解せる。

オフィスアワー

木・14:30~16:30

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