卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
授業科目の目的・テーマ
調理師として生きがいのある人生を送るために、食中毒などの事故等を未然に防ぎ、トラブル等にも的確に対処できるようになる。
授業修了時の到達目標
日常業務に関連する各衛生法規の考え方や内容を正しく理解するとともに、調理師として社会のニーズに応えられるよう見識を高める。
授業内容の全体計画
第1回 食品衛生関係法規の役割と責務を理解する。
第2回 調理師法Ⅰ:調理師法の目的、調理師の定義及び免許について理解する。
第3回 調理師法Ⅱ:調理師就業届け出制度、設置努力義務、調理技術審査を理解する。
第4回 食生活における調理師の役割について考える。
第5回 食品衛生法Ⅰ:法律の目的と対象及び用語の定義、関係者の責務を理解する。
第6回 食品衛生法Ⅱ:食品等事業者の責務と食品衛生責任者の役割を理解する。
第7回 食品安全基本法の概要を理解する。
第8回 食品安全行政を理解する。
第9回 食品表示法Ⅰ:法律の概要を理解する。
第10回 食品表示法Ⅱ:加工食品の表示を理解する。
第11回 食品表示法Ⅲ:生鮮食品の表示を理解する。
第12回 JAS法:法律の概要と各種マークを理解する。
第13回 景品表示法、計量法の概要を理解する。
第14回 各種食品衛生に関する表示を読み理解する。
第15回 感染症と食中毒の関連について考える。
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:授業の理解度を高めるために、事前に学習範囲を音読して内容を調べておく。(2時間×15回)
事後学修:授業内容をノートにまとめ、不明確な事項は質問して理解する。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
定期試験 70% 小テスト 15% レポート及び授業への参加度 15%
受講生に望むこと
衛生関連法規は調理師の業の基本となる。また、食品の安全安心を推進するためにもしっかり学習して理解する。
フィードバックの方法
小テストを実施し、解答を解説する。
レポートは添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
テキスト
『新調理師養成教育全書必修編1 食生活と健康』 (公社)全国調理師養成施設協会
『新調理師養成教育全書必修編3 食品の安全と衛生』(公社)全国調理師養成施設協会
参考文献
必要に応じて資料を作成して配布する。
実務経験の有無
保健所の管理栄養士として活動した栄養改善事業や健康づくり事業、また、多職種と連携した公衆衛生活動等、その経験を盛り込んだ授業をする。
オフィスアワー
木・12:10~13:30