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2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

介護福祉コース 1年 対象科目 (令和5年度入学生)

コースセミナーⅠ (科目記号:LWA101)

杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

学生1人ひとりが所属するコースの教育内容を理解し、在学中の学修目標を定め、目標達成に向かってコースの仲間と互いに切磋琢磨することができるように意識を高める。
また、地域の特性を理解し、学修した専門知識や技術を活用して、対外的にその成果を発表できるように協力して取り組む。

この科目は、初年次教育を含む科目です。
この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

所属するコースの特性が理解できる。
地域の特性を理解できる。
学生生活の目標を定め、意欲を持って学修し、成果を発表できる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション
第2回 介護福祉コースの学びと目標
第3回 ノートの取り方と活用方法・書籍の読み方と活用方法
第4回 インターネットの活用方法・レポートの書き方1(原則)
第5回 レポートの書き方2(応用)・発表の方法
第6回 コース活動 事前学習・グループ作り
第7回 コース活動2 フィールドワーク(グループ活動)
第8回 コース活動3 グループ活動・まとめ
第9回 コース活動4 グループ活動のまとめと発表
第10回 地域の特性の理解 
第11回 地域における活動 準備【課題研究】
第12回 地域における活動2 フィールドワーク(グループ活動)
第13回 地域における活動3 グループ活動とまとめ
第14回 地域における活動4 グループ活動のまとめと発表準備
第15回 地域における活動5 グループ活動発表


第3回~第5回に初年次教育を含む

授業時間外の学習(予習・復習等)

・活動の準備として図書館やインターネット、書籍で下調べを行うこと。(0.5時間)
・活動後は自分の学びや意見をまとめておく。(0.5時間)

単位認定に関わる評価方法

活動状況 50%  成果報告内容 50%

受講生に望むこと

介護福祉職を目指す者として相応しい言動をすること。
そのために、一般教養を高め、高い倫理観・道徳観を持つよう心がけ、その上で学習内容、および既習内容の関連性を意識して体系的に学習を進めること。
協調性をもつこと。積極性・自主性をもって行動すること。

フィードバックの方法

適時コメントを返す。面談にて振り返り。

アクティブラーニング

グループ活動のまとめと発表はグループディスカッション、グループワークを活用する。

テキスト

特になし

参考文献

適宜紹介する

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

コースセミナーⅡ (科目記号:LWA202)

杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

学生一人ひとりが所属するコースの教育内容を理解し、在学中の学修目標を定め、目標達成に向かってコースの仲間と互いに切磋琢磨することができるように意識を高める。
また、地域の特性を理解し、学修した専門知識や技術を活用して、対外的にその成果を発表できるように協力して取り組む。

この科目は、地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

学生生活の目標を定め、主体的に学修できる。
介護福祉職としての倫理観を持ち校内外の活動に積極的に取り組むことができる。
地域の特性に応じた活動に協調性をもち積極的に取り組むことができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション
第2回 自己理解と成長(自己の振り返り)
第3回 主体的学習とは1(目的と方法)
第4回 主体的学習2 アクティブラーニングについて
第5回 コース活動1 事前学習・グループ作り
第6回 コース活動2 フィールドワーク(グループ活動)
第7回 コース活動3 グループ活動・まとめ
第8回 コース活動4 グループ活動発表準備
第9回 コース活動5 発表 
第10回 地域における活動 準備
第11回 地域における活動2 フィールドワーク(グループ活動)
第12回 地域における活動3 グループ活動とまとめ
第13回 地域における活動4 グループ活動発表準備
第14回 地域における活動5 発表
第15回 キャリアデザインについて

授業時間外の学習(予習・復習等)

活動の準備として図書館やインターネット、書籍で下調べを行うこと。(0.5時間)
活動後は自分の学びや意見をまとめておく。(0.5時間)

単位認定に関わる評価方法

活動状況 50%  成果報告内容 50%

受講生に望むこと

介護福祉職を目指す者としてふさわしい言動をすること。そのために一般教養を高め、高い倫理観・道徳観を持つよう心がけ、その上で学習内容、および既習内容の関連性を意識して体系的に学習を進めること。
協調性をもつこと。積極性・自主性をもって行動すること。

フィードバックの方法

アクティブラーニング

グループ活動のまとめ・発表はグループディスカッション、グループワークを活用する。

テキスト

特になし

参考文献

適宜紹介する

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

人間の理解 (科目記号:LWB101)

井上浩二・上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

・人間の理解を基礎として、人権思想・福祉理念の歴史的変遷を理解し、人間の尊厳・人権尊重及び権利擁護の考え方を養う。
・自立の意味と本人主体の観点から、自立生活とその支援について理解する。

授業修了時の到達目標

1 福祉の理念を理解し、尊厳の保持や権利擁護の視点および専門職としての基盤となる倫理観を養う
2 本人主体の観点から、自立や自己決定の考え方について説明できる

授業内容の全体計画

第1回 人間の尊厳と人権・福祉理念1 人間の尊厳と利用者主体(井上)
第2回 人間の尊厳と人権・福祉理念2 人権思想の潮流とその具体化(井上)
第3回 人間の尊厳と人権・福祉理念3 人権や尊厳に関する日本の諸規定(井上)
第4回 人間の尊厳と人権・福祉理念4 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷―人は人をどう援助しようとしてきたか(井上)
第5回 人間の尊厳と人権・福祉理念5 社会福祉領域での人権・福祉理念の変遷―戦後の新たな福祉のあり方への模索(井上)
第6回 人間の尊厳と人権・福祉理念6 人権尊重と権利擁護(井上)
第7回 人権思想から人間の尊厳について学ぶ(井上)
第8回 自立とは(上村)
第9回 自立の概念の多様性(上村)
第10回 介護を必要とする人の自立(上村)
第11回 介護を必要とする人の自立支援(上村)
第12回 自己決定と自立支援(上村)
第13回 介護を必要とする人の尊厳保持(上村)
第14回 介護を必要とする人の尊厳の保持と自立・自立支援の関係(上村)
第15回 自立と自立支援についてグループワーク(上村)

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 テキストの該当箇所を熟読し、要点をまとめる(1.5時間)
事後学習 授業内容およびテキストの該当箇所、参考文献等から振り返り、要点を整理する(1.5時間)
レポート作成 課せられたレポートの作成(1時間)

単位認定に関わる評価方法

レポート:70% 授業態度:15% グループワークでの貢献度:15%

受講生に望むこと

介護福祉職を目指す者として相応しい言動をすること。そのために、一般教養を高め、高い倫理観・道徳観を持つよう心がけ、その上で学習内容、および既習内容の関連性を意識して体系的に学習を進めること。

フィードバックの方法

テーマに沿ったグループワークを実施し、全体討議を行う回がある。

アクティブラーニング

テーマに沿ったグループワークを実施し、全体討議を行う回がある。

テキスト

『最新 介護福祉士養成講座1 人間の理解』介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規出版

参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

オフィスアワー

井上:月・13:00~14:30
上村:火・14:30~16:30

人間関係Ⅰ (科目記号:LWB102)

寺川夫央・上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

介護実践のために必要な自己理解と他者理解を深めることにより、人間理解の形成につなげるための手段としてのコミュニケーションの意義と、基本的なコミュニケーション能力について学習する。

授業修了時の到達目標

人と関わるためのコミュニケーションの意義と基礎を理解する。その中で、地域の文化とその特性を理解し、積極的に学内外の人と関わることができる。

授業内容の全体計画

第1回 人間と人間関係(寺川)
第2回 人間の成長過程と人間関係(寺川)
第3回 コミュニケーションの意義と目的(寺川)
第4回 コミュニケーションの基礎1:対人距離(物理的、心理的距離)(寺川)
第5回 コミュニケーションの基礎2:言語的コミュニケーション、非言語的コミュニケーション(寺川) 
第6回 コミュニケーションの基礎3:傾聴・受容・共感(寺川)
第7回 相談面接の基礎1(個別援助技術とバイステック)(寺川)
第8回 相談面接の基礎2(カウンセリングの技法)(寺川)
第9回 課題によるロールプレイング(寺川)
第10回 対人関係とストレス(寺川)
第11回 グループにおけるコミュニケーション(集団援助技術)(上村)
第12回 組織におけるコミュニケーション(上村)
第13回 地域とのかかわり1 地域の理解(上村)
第14回 地域とのかかわり2 島四国遍路を通して地域とのコミュニケーション(上村)
第15回 地域とのかかわり3 島四国遍路を通して地域とのコミュニケーションとまとめ(上村)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 テキストの該当箇所を熟読し、要点をまとめる(1.5時間)
事後学習 授業内容およびテキストの該当箇所、参考文献等から振り返り、要点を整理する(1.5時間)
レポート作成 課せられたレポートの作成(1時間)

単位認定に関わる評価方法

レポート60% 提出物20% 授業の参加度20%

受講生に望むこと

介護福祉職を目指す者として相応しい言動をすること。そのために、一般教養を高め,高い倫理観・道徳観を持つよう心がけ,その上で学習内容、および既習内容の関連性を意識して体系的に学習を進めること。

フィードバックの方法

レポートは成績手交日等に各自に採点概要等をコメントする。

アクティブラーニング

テーマに沿ったグループワークを実施し、全体討議を行う回がある。

テキスト

『最新 介護福祉士養成講座1 人間の理解』介護福祉士養成講座編集委員会編 中央法規出版

参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

オフィスアワー

寺川:火・15:00~16:30
上村:火・14:30~16:30

社会保障論 (科目記号:LWJ201)

泉浩徳

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

わが国の社会保障の基本的な考え方、歴史、変遷、およびしくみについて学習し、福祉実践に必要な基礎知識を身につける。

授業修了時の到達目標

社会保障の全体像をつかみ、わが国の社会保障が当面する課題を考えることができる。

授業内容の全体計画

第1回 社会福祉と社会保障
第2回 各国の社会福祉の歴史(1)世界
第3回 社会福祉の歴史(2)日本
第4回 各国の社会保障の歴史(1)世界
第5回 社会保障の歴史(2)日本
第6回 介護実践に関する諸制度:社会保障の概要(機能・実施方法・体系・社会保障給付費等)
第7回 介護実践に関する諸制度:年金保険制度(1)国民年金・厚生年金・企業年金など
第8回 介護実践に関する諸制度:医療保険制度①
第9回 介護実践に関する諸制度:医療保険制度②
第10回 高齢者福祉と介護保険制度(1)経緯と概要
第11回 高齢者福祉と介護保険制度(2)利用手続きと給付内容①
第12回 労働者保険制度・成年後見制度
第13回 介護実践に関する諸制度:社会福祉制度
第14回 障害者福祉障害者保健福祉制度(1)自立支援制度までの成り立ち
第15回 障害者福祉障害者保健福祉制度(2)障害者総合支援法
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

予習としてテキストを事前に読み込み,授業内で質問されたところを答えられるようにしておくこと.(1.5時間)
復習として,授業内で提示された主要キーワードを自分の言葉で説明できるように整理しておくこと.(1.5時間)
レポートの作成等課題への取り組み(1時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度:20% 課題:10%

受講生に望むこと

・自らが社会保障制度の恩恵を受けていることを理解して受講すること。
・主に介護福祉士養成と社会福祉主事任用養成の為の授業を行うが、将来、社会福祉士養成校に編入した場合に対応できるよう授業を展開すること。

フィードバックの方法

授業内で質疑しその場でコメントを返す。課題レポート、小テスト等はコメントを返す。定期試験は面談にてコメントを返す。

アクティブラーニング

テキスト

『社会保障』社会福祉士養成講座編集委員会編 中央法規

参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

高齢者施設や教育機関でのソーシャルワーカーとしての経験を活かし、事例を交えて授業を展開する。

オフィスアワー

水・15:00~17:00

生活福祉論 (科目記号:LWE203)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

個人が自立した生活を営むということを理解するために、個人・家族・近隣・地域・社会の単位で人間を捉える視点を養い、人間の生活と社会の関わり、自助から公助に至る過程について理解する.そのうえで、地域共生社会の実現に向けた制度や施策を学ぶ。

授業修了時の到達目標

生活の中にある福祉について基礎的な知識や政策・制度の方向性と地域共生社会について理解できる。

授業内容の全体計画

第1回 社会と生活について
第2回 家族の構造や形態・機能・役割・家族の多様化
第3回 地域・コミュニティの概念
第4回 都市化・過疎化と地域社会
第5回 地域社会の集団・組織
第6回 社会、組織の概念・機能・役割
第7回 グループ支援、組織化、エンパワメント
第8回 雇用労働の進行、変化、形態
第9回 少子化、健康寿命の延長
第10回 生涯学習
第11回 産業化・都市化地域社会の変化
第12回 生活の概念
第13回 福祉の考え方とその変遷
第14回 地域社会における生活支援(包括ケア)
第15回 共生社会、地域共生について
  定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに記載されていることについて、参考文献などを読み込んでおく(各回1.5時間)
事後学修:配布プリントから、キーワードを抜き出しノートにまとめる。その上で内容について自身の考えをまとめておく。(各回2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験 60%  授業への参加度 20%   課題20%

受講生に望むこと

学習効果を高めるために、予習として配布資料を少なくとも一読して授業に臨むこと。
介護福祉を取り巻く環境の変化と自分たちの暮らしと地域に関心を持つこと。

フィードバックの方法

定期試験・課題は評価後、返却し解説する。

アクティブラーニング

テキスト

特になし
必要に応じて資料を配布する

参考文献

小澤温編著『介護福祉士養成テキスト3 生活と福祉』建帛社

実務経験の有無

オフィスアワー

火・14:30~16:30

地域活動法 (科目記号:LWE101)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

・地域におけるボランティア活動を通して、地域社会の課題に気づき、介護福祉士としてその活動方法を学ぶ。
・実習施設以外の施設や公共機関での高齢者、障害者との関わりを持つことによって、福祉の実態を体験する。

授業修了時の到達目標

学生が希望するボランティア活動等に内容、回数を決めて自主的に参加することで体験学習を行い、学生自身でボランティアができる。

授業内容の全体計画

第1回 ボランティアとは?その定義と意義・必要性を学ぶ
第2回 ボランティアの体験を活かし、グループワークにより情報交換をする
第3回 ボランティアの計画と方法(講義)
第4回 ボランティアのマナー
第5回 ボランティアの計画立案
第6回 実践と反省1 (施設・地域での実践)
第7回   〃  2 
第8回   〃  3
第9回   〃  4
第10回   〃  5
第11回   〃  6
第12回   〃  7
第13回   〃  8
第14回 実践のまとめ(グループワーク)・発表準備
第15回 体験発表

授業時間外の学習(予習・復習等)

活動前には活動場所の概要について調べておく。
活動後にはレポートを書く。
(1回あたり1時間)

単位認定に関わる評価方法

レポート 50%  授業への参加度 50%
※前期期間中に実践が難しい場合、評価は後期とする。

受講生に望むこと

ボランティアは既定の学習ではできない意義のあるものである。地域での活動や施設の行事など学ぶ機会になる。数々のボランティアに積極的に参加してほしい。

フィードバックの方法

適時、レポートや口頭でコメントする。

アクティブラーニング

グループワークで準備、ふりかえりを行う。

テキスト

特になし

参考文献

参考資料適宜配布

実務経験の有無

介護施設において、ボランティアマネジメントを実施した経験を活かす

オフィスアワー

火・14:30~16:30

人体の構造と機能 (科目記号:LWC101)

内藤一郎

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

基本的な体の仕組みと働きを学習すると共に、加齢による機能変化についても学ぶ。

授業修了時の到達目標

体の構造と機能を理解し、説明できることを目指す。

授業内容の全体計画

第1回 人体の成り立ちと細胞・臓器・器官系 
第2回 消化器系の構造と機能:消化・吸収のしくみ
第3回 循環器系の構造と機能
第4回 血液と血液凝固
第5回 呼吸のしくみ
第6回 恒常性(ホメオスタシス)と体液
第7回 尿生成と排尿の仕組み 
第8回 血液の構成と機能 
第9回 皮膚・体温調節
第10回 免疫と生体防御のしくみ
第11回 生殖器系の構造と機能
第12回 内分泌系の構成と役割
第13回 運動器系の構造と機能
第14回 神経系の構造と機能 
第15回 感覚器系の構造と機能
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

授業前学習:教科書の、該当するページを事前に読んでおくこと。各2時間を目安に。
授業後の学習:毎回、まとめのプリントを配りますから、授業内容をよく復習しておいてください。各2時間を目安に。

単位認定に関わる評価方法

授業への取り組み20%と定期試験(中間と期末の2回)80%

受講生に望むこと

内容が多いので、油断すると授業についてくれなくなる。
正常な体の構造と働きを理解することは、病気や老化による体の変化を理解する基礎となる。

フィードバックの方法

理解度の確認のため、毎回小テストをします。実施後採点し、解説をします。

アクティブラーニング

15回目の授業では、身の回りの高齢者の老化について実例を報告してもらいます。

テキスト

『マンガでわかる解剖生理学』 坂井建雄監修 池田書店

参考文献

『高齢者の解剖生理学』 野溝明子著 秀和システム
『イラスト図解 人体のしくみ』 坂井建雄著 日本実業出版社
『新介護福祉士養成講座 こころとからだ』 福祉士養成講座編集委員会  中央法規出版

実務経験の有無

オフィスアワー

水・ 8:50~10:30

介護福祉の基本Ⅰ (科目記号:LWM101)

杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
5 基礎的研究力、ICT能力

授業科目の目的・テーマ

“介護を必要とする人”を理解するとともに、介護福祉の理念・概要を理解する。

授業修了時の到達目標

介護を必要とする利用者を身近に感じ、福祉とは何か、介護とは何か、の概要を説明することができる。

授業内容の全体計画

第1回 介護の成り立ち(1)~近代までの介護~
第2回 介護の成り立ち(2)福祉制度を学ぶ前に
第3回 介護の成り立ち(3)~老人福祉法まで~
第4回 介護を必要とする人の理解(1)生活支援と利用者本人の役割
第5回 介護を必要とする人の理解(2)家族介護を理解する
第6回 “介護”が誕生した社会的な背景
第7回 介護福祉概念の変遷(1)~1990年代まで~
第8回 介護福祉概念の変遷(2)~介護保険制度より~
第9回 介護福祉の基本理念(1)~介護の視点より~
第10回 介護福祉の基本理念(2)~社会福祉の視点より~
第11回 介護福祉士の活動の場と役割:介護福祉の役割と機能
第12回 社会福祉士及び介護福祉士法
第13回 介護福祉士養成カリキュラムの変遷・職能団体
第14回 介護福祉士の倫理(1)職業倫理とは
第15回 介護福祉士の倫理(2)職業倫理と社会との関連
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前にテキストを読み、不明点を整理しておくこと。授業後は主要キーワードを自分の言葉で説明できるように要点を整理しておくこと。
(1回あたり4時間(予習1.5時間、復習2.5時間))

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度・課題:30%

受講生に望むこと

介護福祉という学びの成り立ちから全体像をつかむ概論となります。興味を持って学んでください。

フィードバックの方法

授業内で質疑しその場でコメントを返す。課題レポート、小テスト等はコメントを返す。定期試験は面談にてコメントを返す。

アクティブラーニング

グループワーク

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座3 介護の基本1』中央法規出版

参考文献

実務経験の有無

介護福祉士・介護支援専門員としての経験を活かし、授業を行う

オフィスアワー

金・ 8:50~10:30

介護福祉の基本Ⅱ (科目記号:LWM202)

杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
5 基礎的研究力、ICT能力

授業科目の目的・テーマ

“介護を必要とする人”を理解し、“個別ケア”“自立支援”の介護の考え方と実践を学習する。

授業修了時の到達目標

介護福祉の実践に必要な“個別ケア”“自立支援”の具体的で適切な手法を自ら考え、実践することができる。

授業内容の全体計画

第1回 自立支援の考え方
第2回 ICFの考え方(1)ICIDHとICFのモデルについて
第3回 ICFの考え方(2)ICFの生活機能の役割について
第4回 自立支援とリハビリテーション(1)リハビリテーションの意味と方法について
第5回 自立支援とリハビリテーション(2)リハビリテーションの専門職と連携
第6回 自立支援と介護予防(1)利用者の自立支援
第7回 自立支援と介護予防(2)介護予防とその実践
第8回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(1)カウンセリングマインドに学ぶ相談援助
第9回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(2)ターミナルケアでの相談援助
第10回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(3)家族支援と相談援助
第11回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(4)対人援助職のセルフケア①
第12回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(5)対人援助職のセルフケア②
第13回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(6)認知症のある利用者から学ぶこと
第14回 コミュニケーションとカウンセリングの基礎(7)認知症のある利用へのアプローチ
第15回 チームアプローチとリスクマネジメント
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前にテキストを読み、不明点を整理しておくこと。授業後は主要キーワードを自分の言葉で説明できるように要点を整理しておくこと。
(1回あたり4時間(予習1.5時間、復習2.5時間))

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度・課題:30%

受講生に望むこと

介護福祉という学びの成り立ちから全体像をつかむ概論となります。興味を持って学んでください。

フィードバックの方法

授業内で質疑しその場でコメントを返す。課題レポート、小テスト等はコメントを返す。定期試験は面談にてコメントを返す。

アクティブラーニング

グループワーク

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座3 介護の基本1』中央法規出版

参考文献

適宜紹介する。

実務経験の有無

介護福祉士・介護支援専門員としての経験を活かし、授業を行う。

オフィスアワー

金・ 8:50~10:30

コミュニケーション技術Ⅰ (科目記号:LWB203)

前田一呂

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

介護を必要とする人を理解し、介護におけるコミュニケーションの基本を学ぶ

授業修了時の到達目標

・介護におけるコミュニケーションの技法を説明できる
・コミュニケーションが困難な人とのコミュニケーション方法が理解できる

授業内容の全体計画

第1回 介護におけるコミュニケーションの意義、目的、役割
第2回 話を聴く技法
第3回 利用者の感情表現を察する技法(気づき、洞察力、その他)
第4回 納得と同意を得る技法 
第5回 相談・助言・指導の技法
第6回 意欲を引き出す技法
第7回 感覚機能が低下している人とのコミュニケーション
第8回 運動機能が低下している人とのコミュニケーション
第9回 認知、知覚機能が低下している人とのコミュニケーション
第10回 道具を用いた言語的コミュニケーション(記述によるコミュニケーション) 
第11回 介護を拒否する利用者家族とのコミュニケーション
第12回 利用者本人と家族の意向の調整を図る
第13回 ロールプレイング:困難事例の対応
第14回 ロールプレイング:コミュニケーション障害のある方の対応
第15回 事例検討
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

次回授業のテキスト、レジュメを読み、学習内容を確認しておく
疑問があれば講義で質問ができるようにまとめておくこと(1回あたり4時間)

単位認定に関わる評価方法

試験 70%  授業への参加度 30%

受講生に望むこと

実習でコミュニケーションが実践できるよう復習を行うこと
日々の生活の中に講義で習得したことを活かせるよう実践する

フィードバックの方法

課題は添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

毎回グループワークを行い、グループワーク後、発表を行う。

テキスト

『新・介護福祉士養成講座5 コミュニケーション技術』   中央法規出版

参考文献

参考資料(適宜配布)

実務経験の有無

支援相談員、医療ソーシャルワーカーの経験を活かして、リアルなグループワークと講義を行う。

備考

介護場面における利用者、家族とのコミュニケーション・利用者の状況、状態に応じたコミュニケーションの技法の実際・コミュニケーションの能力を高める方法を実践しながら講義を行う。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

生活支援技術Ⅰ (科目記号:LWL201)

中居由香

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

食生活の支援を行うために、栄養や食事のバランスについて理解し、高齢者や障がい者に必要な食事について考えることができる。
在宅支援を行うために、高齢者や障がい者の家庭生活での変化に応じた自立支援を考えることができる。

授業修了時の到達目標

高齢者や障がい者の実際に応じた食生活について学び、対象者に応じた食事を考えることができる。

授業内容の全体計画

第1回 家庭生活の理解1:家庭や家族のもつ意味を理解する
第2回 家庭生活の理解2:生活設計について考える     
第3回 家庭生活の営み1:食生活の現状と食文化および栄養素の働きを理解する①(炭水化物)
第4回 家庭生活の営み2:栄養素の働きを理解する② (炭水化物以外)  
第5回 家庭生活の営み3:献立を立てる時の手順を理解する(食品群)
第6回 家庭生活の営み4:食品表示を理解する  
第7回 家庭生活の営み5:食中毒の種類と原因を知り、予防法を理解する
第8回 家庭生活の営み6:食品の衛生管理を理解する    
第9回 家庭生活の営み7:調理の基本を知り、各食品の調理による変化を理解する①(穀類)  
第10回 家庭生活の営み8:各食品の調理による変化を理解する②(野菜類・いも類・豆類)
第11回 家庭生活の営み9:各食品の調理による変化を理解する③(肉類・魚介類・卵類・ゲル化剤) 
第12回 家事支援1:加齢による身体機能の変化を知り、食事への配慮を考える
第13回 家事支援2:障がいに応じた食事への配慮を考える  
第14回 家事支援3:生活習慣病や治療食への配慮を考える
第15回 家事支援4:調理における支援とは何か。調理のプロセスを知り、できる支援を考える
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 次回の教科書範囲を熟読し、分からない言葉を調べておきましょう。(各1.5時間×15回)
事後学修 毎回授業内容をまとめ、分からないこと(疑問)をテストまで持ち越さないようにしましょう。(各2時間×15回)
     課題プリントに取り組みましょう。(0.5時間×1回)
     合計7回行う小テストで間違った箇所を理解復習してください。(各1時間×7回)

単位認定に関わる評価方法

①授業時間中に行う小テスト 20%(7回予定)  定期試験 80%
②遅刻や居眠り、忘れ物等授業態度の悪い場合は減点します(-2点/回)。

受講生に望むこと

施設に就職すると『食事を作る』機会はあまりないかもしれませんが、自分自身にも役に立つ内容です。「料理なんてできない」と思わず、チャレンジしてみましょう!!

フィードバックの方法

小テストは、その場で解答を解説します。定期試験は、採点後解説を行います。

アクティブラーニング

テキスト

『新版 福祉のための家政学 -自立した生活者を目指して-』  青柳美香・天野マキ他共著    建帛社
『新版 介護福祉養成講座6 生活支援技術Ⅰ』 中央法規

参考文献

随時、プリントを配布します。

実務経験の有無

オフィスアワー

木・10:30~12:30

生活支援技術Ⅲ (科目記号:LWL103)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

自立にむけた生活支援技術を行う上での基本的知識・理論・実践を学習する。

授業修了時の到達目標

・居住空間の整備ができる。
・清潔で爽快感、安楽を支える介護が実践できる。

授業内容の全体計画

第1回 生活支援の理解1:生活支援の考え方
第2回 生活支援の理解2:生活支援と介護過程
第3回 生活支援の理解3:生活支援とチームアプローチ
第4回 自立に向けた居住環境の整備:快適な室内環境
第5回 生活環境の整備1:衣類・寝具の衛生管理    
第6回 生活環境の整備2:ベッドメイキング     
第7回 生活環境の整備3:ベッドメイキング実技チェック、シーツ交換
第8回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護1:入浴・清潔保持の意義と目的
第9回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護2:用具の活用と対象者に応じた留意点
第10回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護3:清拭について
第11回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護4:部分浴(手浴・足浴)について
第12回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護5:洗髪 
第13回 自立に向けた入浴・清潔保持の介護6:入浴・シャワー浴
第14回 事例を用いた演習1
第15回 事例を用いた演習2・技術チェック
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:学修する項目のテキストを1度読んでおく(30分)
事後学修:その日学んだ技術の復習をする(30分)

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  レポート 20%  授業中の態度 20%
実習室使用にあたっての忘れ物があった場合は減点します(5点/回)

受講生に望むこと

生活支援技術は、日常私達が生活している場面が殆どである。何気ない動作も根拠を考えながら実技にとり組んでほしい。
学生同士、互いに学び合い、刺激し合い、技術向上を目指し自信をもてるよう頑張りましょう
実習室を使用する際のルール(実習着の着用、身だしなみ等)は厳守すること

フィードバックの方法

試験は返却後解説。実技はチェック後再度説明とデモンストレーションを行う。

アクティブラーニング

実技の演習

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座6 生活支援技術Ⅰ』 中央法規出版
『最新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ』 中央法規出版

参考文献

『介護福祉士国家試験実技試験のチェックポイント』 介護実技研究会編集 中央法規出版

実務経験の有無

介護福祉施設勤務。介護福祉士としての現場経験を活かし、事例を紹介しながら授業を行う。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

生活支援技術Ⅳ (科目記号:LWL104)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

基本的な生活支援技術のうち自立に向けた移動の介護のための知識、実践能力を養う。

授業修了時の到達目標

・利用者の心身の状態に応じた安全で尊厳のある介護が実践できる。
・移動に関しての基本的な技術を理解し実践できる。

授業内容の全体計画

第1回 自立に向けた移動の介護1:移動の意義と目的
第2回 自立に向けた移動の介護2:ボディメカニクス・体位
第3回 自立に向けた移動の介護3:対象者の状態に応じた留意点
第4回 自立に向けた移動の介護4:基本動作(寝返り・起き上がり・立ち上がり)の支援
第5回 自立に向けた移動の介護5:ベッド上の移動(水平・上方)、福祉用具の活用
第6回 自立に向けた移動の介護6:ベッド上のからの移動
                 仰臥位~側臥位~端座位~立位、椅座位~立位
第7回 自立に向けた移動の介護7:歩行・杖歩行の介助、歩行のための道具・用具
第8回 自立に向けた移動の介護8:車椅子の基本構造と介助方法、操作
第9回 自立に向けた移動の介護9:ベッドから車椅子、車椅子からベッドへの移乗      
第10回 自立に向けた移動の介護10:ベッドからストレッチャー、ストレッチャーからベッドへの移乗、リフトの扱い方
第11回 自立に向けた移動の介護11:床からの立ち上がり、移動の介護技術復習
第12回 事例を通しての演習1
第13回 事例を通しての演習2
第14回 事例を通しての演習3 
第15回 技術チェック
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:学修する項目のテキストを読んでおく(各回30分)
事後学修:その日学んだ技術の復習をする(各回30分)

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  レポート 20%  授業中の態度 20%
実習室使用にあたっての忘れ物があった場合は減点します(5点/回)

受講生に望むこと

生活支援技術は、日常私達が生活している場面が殆どである。何気ない動作も根拠を考えながら実技にとり組んでほしい。
学生同士、互いに学び合い、刺激し合い、技術向上を目指し自信をもてるよう頑張りましょう
実習室を使用する際のルール(実習着の着用、身だしなみ等)は厳守すること

フィードバックの方法

試験は返却後解説。実技はチェック後再度説明とデモンストレーションを行う。

アクティブラーニング

実技の演習

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座6 生活支援技術Ⅰ』   中央法規出版

参考文献

『潜在力を引き出す介助』 田中義行 中央法規出版
『介護福祉士国家試験実技試験のチェックポイント』 介護実技研究会編集 中央法規出版

実務経験の有無

介護福祉施設勤務。介護福祉士としての現場経験を活かし、事例を紹介しながら授業を行う。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

生活支援技術Ⅴ (科目記号:LWL205)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

基本的な生活支援技術のうち、自立に向けた「身支度の介護」「食事の介護」「排泄の介護」のための知識、実践能力を養う。

授業修了時の到達目標

・利用者の心身の状態に応じた安全で尊厳のある介護が実践できる
・身支度、食事、排せつに関しての基本的な技術を理解し実践できる

授業内容の全体計画

第1回 自立に向けた身支度の介護1:身支度の意義と目的
第2回 自立に向けた身支度の介護2:整容の介護 
第3回 自立に向けた身支度の介護3:着脱の介護(座位・前開きパジャマ、プルオーバー)
第4回 自立に向けた身支度の介護4:着脱の介護(臥位・前開きパジャマ、和式寝間着)
第5回 自立に向けた身支度の介護5:口腔ケア、対象者に応じた留意点
第6回 自立に向けた食事の介護1:食事の意義と目的
第7回 自立に向けた食事の介護2:安全で的確な食事介助の技法、対象者に応じた留意点 
第8回 自立に向けた排泄の介護1:排泄の意義と目的
第9回 自立に向けた排泄の介護2:排泄に関する用具、対象者に応じた留意点     
第10回 自立に向けた排泄の介護3:ポータブルトイレ介助、パンツ・パッド交換
第11回 自立に向けた排泄の介護4:トイレ介助、差し込み便器、ベッドバン、尿器介助
第12回 自立に向けた排泄の介護5:おむつ交換 
第13回 事例を通しての演習1
第14回 事例を通しての演習2
第15回 技術チェック
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:学修する項目のテキストを1度読んでおく(30分)
事後学修:その日学んだ技術の復習をする(30分))

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  レポート 20%  授業中の態度 20%
実習室使用にあたっての忘れ物があった場合は減点します(5点/回)

受講生に望むこと

生活支援技術は、日常私達が生活している場面が殆どである。何気ない動作も根拠を考えながら実技にとり組んでほしい。
学生同士、互いに学び合い、刺激し合い、技術向上を目指し自信をもてるよう頑張りましょう。
実習室を使用する際のルール(実習着の着用、身だしなみ等)は厳守すること。

フィードバックの方法

試験は返却後解説。実技はチェック後再度説明とデモンストレーションを行う。

アクティブラーニング

実技の演習

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座7 生活支援技術Ⅱ』   中央法規出版

参考文献

『潜在力を引き出す介助』 田中義行 中央法規出版
『介護福祉士国家試験実技試験のチェックポイント』 介護実技研究会編集 中央法規出版

実務経験の有無

介護福祉施設勤務。介護福祉士としての現場経験を活かし、事例を紹介しながら授業を行う。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

レクリエーション活動法 (科目記号:LWL106)

宇野真紀

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

高齢者、障がい者の生活に『楽しい』をつくるために、生活支援としてのレクリエーションのもつ意義を理解しその実践方法を学習する。

授業修了時の到達目標

生活支援としてのレクリエーションを理解し、レクリエーションを計画、実践、評価できるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 生活支援としてのレクリエーションのもつ意味を理解する
第2回 レクリエーションにおけるホスピタリティーについて理解する
第3回 アイスブレーキングの役割、意義について理解する
第4回 生活支援としてのレクリエーションへの期待について学ぶ(生活者と支援者)              
第5回 レクリエーション活動援助の実際について理解する1:援助のための組織・環境の形成
第6回 レクリエーション活動援助の実際について理解する2:楽しく安全なレクリエーションの実現
第7回 レクリエーション援助者の役割について学ぶ 1:援助者のポリシー
第8回 レクリエーション援助者の役割について学ぶ 2:チームケアの実践とレクリエーション援助スタッフ
第9回 レクリレーション援助者の役割について学ぶ 3:レクリエーション援助者の具体的業務
第10回 治療的意味合いを含めたレクリエーションについて理解する
第11回 生活支援としてのレクリエーション援助者の展開例を見て学ぶ 1:高齢者のレクリエーション
第12回 生活支援としてのレクリエ―ション援助者の展開例を見て学ぶ 2:障がい者のレクリエーション
第13回 レクリエーションの計画の作成と実践・評価を行う 1:計画作成
第14回 レクリエーションの計画の作成と実践・評価を行う 2:実践と評価
第15回 レクリエーションの計画の作成と実践・評価を行う 3:実践と評価
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

次回授業のレジュメを読んで内容を確認しておくこと(事前学修 各回1時間)
レク財についてインターネットや図書館で調べノートにまとめる。(事前学修 各回1時間)
事後学修として授業中に配布したプリントの内容をノートにまとめる、また計画の案を考える。(各回2時間)
第13回目、14回目、15回目  計画の作成の段階では授業時間外にもグループで協力し、計画作成を進めること(計画時:各回2時間)
第13回目、14回目、15回目  発表前にはグループ練習を最低2回は行うこと(3時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験50%、授業時間中に行うレクリエーションの企画内容30%、授業への参加度20%

受講生に望むこと

後期からの実習Aでレクリエーションが実践できるようこの授業を通して計画、練習をしましょう

フィードバックの方法

課題は添削し、評価して返却する。
グループ発表に関して、その場で評価、コメントする。

アクティブラーニング

第13回でグループでレクリエーションプログラムの企画書を作成する。
第14回、第15回でグループで企画したレクリエーションプログラムを発表する。(1グループ30分)

テキスト

特になし

参考文献

『楽しさをとおした心の元気づくり レクリエーション支援の理論と方法』 (財)日本レクリエーション協会
『レクリエーションガイドブック39 子育て支援・子どもの居場所、介護予防、介護のレクリエーション 心の力を育む魔法のコツとお勧めメニュー30+9』 (財)日本レクリエーション協会
『高齢者のためのかんたん・楽しいレクリエーション』 ナツメ社
『お年寄りが笑顔になる楽しい壁面かざり12か月』 ナツメ社

実務経験の有無

備考

レク財はグループまたは個人で準備するため内容によっては画用紙、色紙等の材料費が必要。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

介護過程Ⅰ (科目記号:LWL107)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義・演習 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

介護実践における介護過程の意義を理解し、介護過程展開の一連のプロセスとその留意点を学ぶ。

授業修了時の到達目標

介護過程の意義と必要性、展開のプロセスと留意点が理解できる。

授業内容の全体計画

第1回 生活支援の考え方と介護過程の必要性
第2回 介護過程とは1:介護過程の意義・目的
第3回    〃  2:介護過程の全体像
第4回 介護過程とICF
第5回 アセスメント1:アセスメントとは
第6回    〃  2:情報の収集
第7回    〃  3:情報の解釈・関連づけ・統合
第8回    〃  4:課題の明確化
第9回 計画の立案1:計画とは
第10回   〃  2:目標の設定
第11回   〃  3:支援の内容・方法の決定
第12回 実施1:実施のための準備
第13回 〃 2:実施の際の留意点
第14回 〃 3:実施状況の把握
第15回 〃 4:実施の記録
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿ってその範囲のテキストを熟読する(1.5時間)
事後学修:配布プリントと合わせテキストからキーワードを抜き出しノートにまとめておく。
    課題がある場合は課題に取り組む。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度:15% 課題:15%

受講生に望むこと

分からないことはそのままにせず、調べること。
他の科目との関連性を意識して学修すること。

フィードバックの方法

定期試験は採点後、返却し解説する。
課題は添削し、返却する。

アクティブラーニング

グループワーク

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座9 介護過程』中央法規出版


参考文献

適宜紹介する。必要な場合は別途配布する。

実務経験の有無

介護福祉施設勤務。介護福祉士としての現場経験を活かし、現場での事例を取り入れて講義を行う。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

介護過程Ⅱ (科目記号:LWL208)

上村友希

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

既習の他の科目を統合して介護過程の展開を理解する上で評価・アセスメントの方法を学習する。

授業修了時の到達目標

いろいろな事例にあったアセスメントの実際ができる。

授業内容の全体計画

第1回 介護過程の基礎的理解(介護過程Ⅰの復習 アセスメント・計画立案・実施)
第2回 評価1:評価の目的
第3回  〃 2:評価の内容と方法
第4回  〃 3:評価の修正と検討
第5回 〃 4:再アセスメントと計画の修正
第6回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)1
   :事例1 情報収集(グループワーク)
第7回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)2
   :事例1 情報の解釈・関連付け・統合化(グループワーク)
第8回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)3
   :事例1 情報の解釈・関連付け・統合化と課題の明確化(グループワーク)
第9回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)4
   :事例2 情報収集(グループワーク)
第10回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)5
   :事例2 情報の解釈・関連付け・統合化(グループワーク)
第11回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)6
   :事例2 情報の解釈・関連付け・統合化と課題の明確化(グループワーク)
第12回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)7
   :事例3 情報収集
第13回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)8
   :事例3 情報の解釈・関連付け・統合化
第14回 介護過程の実践的展開の理解(アセスメントの実際)9
   :事例3 情報の解釈・関連付け・統合化と課題の明確化
第15回 介護過程の実践的展開の理解10
   :事例3 課題の明確化・目標と支援内容(グループワーク)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿ってその範囲のテキストを熟読する(1.5時間)
事後学修:配布プリントと合わせテキストからキーワードを抜き出しノートにまとめておく。課題がある場合は課題に取り組む。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度:15% 課題:15%

受講生に望むこと

分からないことはそのままにせず、調べること。
他の科目との関連性を意識して学修すること。

フィードバックの方法

定期試験は採点後、返却し解説する。
課題は添削し、返却する。

アクティブラーニング

6~11回、15回はグループワークで事例に取り組み、グループごとに発表する。

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座9 介護過程』中央法規出版

参考文献

適宜紹介する.必要な場合は別途配布する.

実務経験の有無

介護福祉施設勤務。介護福祉士としての現場経験を活かし、現場での事例を取り入れて講義を行う。

オフィスアワー

火・14:30~16:30

介護総合演習Ⅰ (科目記号:LWP101)

上村友希・杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

介護実習の意義・目的を理解し、実習に主体的な取り組みが出来るような態勢をつくる。
各領域での学び(知識と技術)の統合と介護実践のつながりを理解する。
実習施設での利用者の生活・介護職員の役割・職員間の連携・施設の果たす役割が理解できる。
スーパービジョンを受ける重要性とグループスーパービジョンの必要性を認識する。

授業修了時の到達目標

総合演習の意義と目的が説明できる。
実習Aの実習施設の概要が理解でき、実習内容がイメージできる。

授業内容の全体計画

第1回 総合演習の意義と目的(知識と技術の統合)
第2回 介護福祉士の志望動機の確認と共有化、介護実習のイメージ化、介護観の形成(グループディスカッション)
第3回 介護実習Aの実習目標の明確化と実習方法
第4回 介護実習の全体スケジュール、カリキュラムにおける介護実習の位置づけ
第5回 介護実習Aで行う施設の概要と特徴について
第6回 介護実習Aでの実習施設の基本的な理解
第7回 介護実習Aでの実習場面を想定して自己紹介(ロールプレイ)
第8回 実習前のアンケート調査(通学の有無・宿泊の可否・その他実習について)と個人面接 
第9回 実習記録の書き方説明1(言動の表現)
第10回 実習記録の書き方説明2(心理状態の表現)
第11回 スーパービジョンについて       
第12回 実習での目標設定・注意事項
第13回 個人調書等必要書類作成・実習前の面接(担当教員別)
第14回 レクリエーション企画書作成・レク材準備
第15回 事前訪問

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:テキスト等を読み込んでおく(20分)
事後学修:レポートの作成(40分)

単位認定に関わる評価方法

レポート 70%  授業態度 30%

受講生に望むこと

実習と連動する授業です。グループで行う時は積極的に協調性をもって参加してください。

フィードバックの方法

レポートは随時返却し解説する

アクティブラーニング

グループワークなど

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座10 介護総合演習・介護実習』 中央法規出版

参考文献

適宜配布する

実務経験の有無

介護福祉士の現場経験を活かし、授業を行う

オフィスアワー

上村:火・14:30~16:30
杉本:金・ 8:50~10:30

介護総合演習Ⅱ (科目記号:LWP202)

上村友希・杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

介護実習をとおして介護福祉士になるための自己の課題を明確にし、自分で学ぶ力を養う。
実習中の教員や施設職員からのスーパービジョンを受ける重要性とグループスーパービジョンの必要性を認識し、それにふさわしい行動がとれる。
各領域での学び(知識と技術)の統合と介護実践のつながりを理解したうえでの実習記録を書くことができる。

授業修了時の到達目標

実習先の概要が説明できる。
介護実習A・Bに並行した学習により、充実した実習の準備ができる。
各領域での学び(知識と技術)の統合と介護実践のつながりが説明できる。
自分の行った実習内容に対して、随時自己評価ができる。

授業内容の全体計画

第1回 記録の書き方(知識と技術の統合と介護実践を意識する)
第2回 各実習先の特徴と注意事項
第3回 実習記録の点検と振り返り1(実習A1)
第4回 グループワーク:レクリエーション企画準備(実習A1)       
第5回 A1の自己評価とA2の実習先の事前学習
第6回 実習記録の点検と振り返り2(実習A2)
第7回 グループワーク:レクリエーション企画・準備(実習A2)  
第8回 A2の自己評価とA3の実習先の事前学習
第9回 実習記録の点検と振り返り3(実習A3)
第10回 グループワーク:レクリエーション企画・準備(実習A3)  
第11回 A3の自己評価と実習Aの総まとめ
第12回 グループワークを行い実習の学び(知識と技術の統合と介護の実践のつながりについて)を共有し発表
第13回 訪問介護実習(実習B)の概要
第14回 実習Bの目標設定と個人表作成
第15回 実習Bについて 各施設説明

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:テキスト等を読み込んでおく(20分)
事後学修:レポートの作成やレクの準備(40分)

単位認定に関わる評価方法

レポート 70%  授業態度 30%

受講生に望むこと

実習と連動する授業です。グループで行う時は積極的に協調性をもって参加してください。

フィードバックの方法

レポートは随時返却し、解説する。

アクティブラーニング

4、7、10、12回目はグループワークを行う。

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座10 介護総合演習・介護実習』 中央法規出版

参考文献

青木宏心編著『介護実習で困らないためのQ&A』中央法規出版

実務経験の有無

介護福祉士の現場経験を活かし、授業を行う

オフィスアワー

上村:火・14:30~16:30
杉本:金・ 8:50~10:30

介護実習A (科目記号:LWP205)

上村友希・杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 実習 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

講義、演習等で学んだ知識技術に基づいて、地域密着型の福祉施設を利用している高齢者・障害者と関わりを深め、どのような社会資源を利用しながらその人らしい生活を維持しているか、地域においての生活支援を理解する。

授業修了時の到達目標

1 地域密着型施設(グループホーム・デイサービス・デイケアセンター・小規模多機能施設等)の種類とその概要を説明できる。
2 利用者とコミュニケーションをもち人間的ふれあいをとおして、利用者のニーズと介護の内容、職員の一般的な役割について学ぶとともに、施設の業務内容、介護体制を理解できる。
3 施設利用者の特性が理解できる。
4 基本的な日常生活支援技術を見学し、職員と一緒に実施できる。
5 利用者のQOL、生きがい、人間保障、社会参加のニードについて理解する。
6 施設に応じたレクリエーション活動、クラブ活動、行事等の援助方法を調べ実施できる。

授業内容の全体計画

<実習の内容の概要>
 1週間に1日 7.5時間×12日・・・90時間(日勤)
     グループホーム・デイサービス・デイケアセンター・小規模多機能
     このうち3か所で4日間ずつ実習する

授業時間外の学習(予習・復習等)

実習前は目標の確認と実習後は実習記録を記載する。(実習前1時間、実習後3時間)

単位認定に関わる評価方法

実習の評価基準により、実習施設および担当教員で検討評価する。

受講生に望むこと

はじめての実習であるので授業で学んだことをグループでも共同して積極的に実習し、記録に慣れること。
報告、連絡、相談の基本的行為を実施してください。

フィードバックの方法

巡回指導と実習評価をもとに面談を行う

アクティブラーニング

実習

テキスト

特になし

参考文献

資料適宜配布

実務経験の有無

介護福祉士・看護師の現場経験を持つ教員が実習指導にあたる

オフィスアワー

上村:火・14:30~16:30
杉本:金・ 8:50~10:30


介護実習B (科目記号:LWP206)

上村友希・杉本詠二

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 実習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

訪問介護実習を行い、在宅で生活している高齢者・障害者がどのような支援を必要としているのかを知り、地域における訪問介護の役割と生活支援・身体介護の実践方法と多職種協働の実際を学ぶ。

授業修了時の到達目標

1 訪問介護の制度、体制、業務内容を説明できる。
2 利用者とコミュニケーションがとれ、訪問介護を利用する在宅生活をしている利用者の生活の形態、家族との関係、自立支援、家への援助、保健、医療の連携方法を理解する。
3 基本的な日常生活支援技術を学び、職員と一緒に実施できる。
4 利用者のQOL、生きがい、人間保障、社会参加のニーズについて説明できる。
5 訪問先の住宅状況により、生活支援技術、福祉用具の応用など実践方法を説明できる。
6 入浴サービスに同行し、利用者の特性、介護方法を理解する。
7 多職種協働の実践としてチーム運営方式による検討会に参加する。

授業内容の全体計画

 45時間
  各事業所の訪問介護員と同行訪問(日勤・事業所により直行、直帰)
  訪問入浴の場合は、入浴車に同乗、訪問入浴介助

授業時間外の学習(予習・復習等)

実習前は目標の確認と実習後は実習記録を記載する。
社会福祉協議会に行く場合は、訪問先の確認。
(1回あたり実習前1時間、実習後3時間)

単位認定に関わる評価方法

実習の評価基準により、実習施設および担当教員で検討評価する

受講生に望むこと

家事援助もあるので家事について少しはできるように練習しておくことが大切である。
各家庭により家事の支援法がちがうので必ず確認することが大切である。

フィードバックの方法

巡回指導と実習評価をもとに面談を行う

アクティブラーニング

実習

テキスト

特になし

参考文献

資料適宜配布

実務経験の有無

介護福祉士の現場経験を持つ教員が実習指導にあたる

オフィスアワー

上村:火・14:30~16:30
杉本:金・ 8:50~10:30


発達と老化 (科目記号:LWH201)

芝田悦子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

老化にともなう身体的・心理的・社会的な変化を捉え、高齢者に多い疾患と生活上への影響を理解することで、生活を支援するための基礎的な知識を学ぶ。

授業修了時の到達目標

加齢にともなう身体的・心理的・社会的変化とそれぞれが日常生活にどのような影響や、高齢者に多い疾患の種類と原因や症状・治療を系統的に学び、健康維持・増進を含める生活支援について理解することができる。

授業内容の全体計画

第1回 加齢による生理機能の全体的低下、高齢者の症状・疾患の特徴 
第2回 老化に伴う身体的機能の変化と生活への影響(骨格系・筋系、脳・神経系)
第3回 高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点 (骨格系・筋系、脳・神経系)
第4回 老化に伴う身体的機能の変化と生活への影響(皮膚・感覚器系、血液・循環器系、呼吸器系)
第5回 高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点(皮膚・感覚器系、血液・循環器系、呼吸器系)
第6回 老化に伴う身体的機能の変化と生活への影響(消化器系、歯・口腔)
第7回 高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点 (消化器系、歯・口腔)
第8回 老化に伴う身体的機能の変化と生活への影響(腎・泌尿器系、内分泌・代謝系、免疫系)
第9回 高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点 (腎・泌尿器系内分泌・代謝系、免疫系)
第10回 老化に伴う心理的な変化と生活への影響(認知・知的・パーソナリティ/老化による適応)
第11回 高齢者に多い疾患・症状と生活上の留意点(精神疾患、その他高齢者に多い疾患)
第12回 老化に伴う社会的な変化と生活への影響(少子高齢社会、社会活動と現状と課題)
第13回 社会における老化理論(活動理論・離脱理論・継続性理論・老年的超越理論・SOC理論他)
第14回 老化に伴う社会的な変化と生活への影響及び課題
第15回 健康寿命に向けての健康/保健医療職との連携
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスに沿って、前期講義資料『こころとからだのしくみⅡ』及びテキストを熟読する。(1.5時間)
事後学修:配布された資料とテキストから再度確認し、内容が理解できているかを振り返る。(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験:70% 授業態度:15% 課題:15%

受講生に望むこと

日常生活から高齢者と関わることで老化にともなう様々な変化を理解し、思いやりや寄り添えることのできる態度を身につけてほしい。

フィードバックの方法

定期試験は採点後模範解答を併せて返却する。
課題は添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

テキスト

『新・介護福祉士養成講座12 発達と老化の理解』中央法規出版

参考文献

『新・介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ』中央法規出版
『高齢者の解剖生理学<気持ちに寄り添う仕事をするための実践知識>』野溝明子著 秀和システム出版

実務経験の有無

看護師としての現場経験を活かし、講義を行う

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

認知症の理解Ⅰ (科目記号:LWG201)

藤井皆子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観

授業科目の目的・テーマ

認知症の人の医学的・心理的側面の基礎的理解を習得し、認知症の人の心理・身体機能の特徴を理解する.
社会的側面に関する基礎敵知識を習得し認知症の人の生活に及ぼす影響について理解する。

授業修了時の到達目標

①認知症の原因となる疾患と診断・治療について基礎を理解できる。
②認知症の症状について説明できる。
③認知症の特性から、認知症の人の生活について理解できる。
④認知症の予防について学び、自己の生活を振り返ることができる。

授業内容の全体計画

第1回 認知症の医学的・心理的側面の基礎理解:認知症とはなにか
第2回 脳のしくみ
第3回 認知症の人の心理
第4回 認知症の症状(中核症状とは)
第5回 認知症の症状(中核症状:社会脳の障害)
第6回 生活障害の理解
第7回 「ぼけますからよろしくお願いします」
第8回 認知症の人の中核症状・心理面・介護者の思いを映画を通して理解する
第9回 BPSDの理解1(要因・誘因)
第10回 BPSDの理解2(主症状)
第11回 BPSDの治療(非薬物療法)
第12回 認知症の診断と重症度
第13回 認知症に伴う生活への影響(原因疾患と症状・生活障害)
第14回 認知症の治療薬
第15回 認知症の予防
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:シラバスから、単元のキ-ワ-ドとなる単語(課題)を調べる。(1回あたり2時間)
事後学修:専門用語は、反復学習をする。ポイントのまとめの課題学習を行う。(1回あたり2時間)

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  レポート20%  授業への参加度20%

受講生に望むこと

実習Aでは認知症の利用者と関わることも多いので、各自が関わった利用者から学んだことを含めて学習していく。
認知症の人の制度・特集の報道・映画等があれば、積極的に観てください。

フィードバックの方法

小テスト、課題は返却し解説する。

アクティブラーニング

第7・8回「ぼけますからよろしくお願いします」映画鑑賞後、課題に対してグループワーク
まとめのプリント課題を発表してもらう。

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座13 認知症の理解』    中央法規出版

参考文献

『認知症の人のつらい気持ちがわかる本』 杉山孝博  講談社
『認知症ステ-ジアプロ-チ入門』   平原佐斗司    中央法規
『高齢者のせん妄』守本 とも子(編集)  すぴか書房

実務経験の有無

老年看護学の看護教員として、看護師の体験ふまえて講義を行う

オフィスアワー

木・15:30~16:30

こころとからだのしくみⅠ (科目記号:LWD101)

藤井皆子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

介護実践に必要な観察力、判断力の根拠となる人間のこころのしくみとからだのしくみの基礎を学ぶ

授業修了時の到達目標

基本的なこころとからだのしくみを総合的に関連付けることができる。

授業内容の全体計画

第1回 健康とは何か
第2回 人間の欲求の基本的理解:基本的欲求
第3回    〃       :社会的欲求
第4回    〃       :自己実現
第5回 自己実現と尊厳    :自立への意欲と自己概念 
第6回    〃       :自己実現と尊厳・生きがい
第7回 こころのしくみの基礎 :脳と心のしくみの関係      
第8回    〃       :心とは何か  
第9回    〃       :学習・記憶・思考のしくみ
第10回   〃        :感情・情動のしくみ
第11回   〃        :意欲・動機づけのしくみ
第12回   〃        :適応のしくみ
第13回   〃        :社会的人間としての心のしくみ
第14回   〃        :社会性を引き出すこころのしくみ
第15回   〃        :こころとからだの相互関係

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 テキストの熟読 1.5時間
事後学修 ポイントをまとめた小テストは、必ず行うこと。内容の復習及び不明点のまとめ 2.5時間

単位認定に関わる評価方法

試験 60%  レポート 20%  授業態度 20%

受講生に望むこと

人間を理解する基本の単元であり、介護技術の根拠となる単元でもある。この学習が『障害の理解』『認知症の人の理解』『介護の基本』につながるため、予習復習を必ずしてほしい。

フィードバックの方法

小テストを行い、解答を解説する。
レポ-トは、コメントをつけて返却する。

アクティブラーニング

少人数のグループで課題に取り組み問題解決をおこない考えたプロセスを発表してもらう。

テキスト

『最新・介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ』第2版   中央法規出版

参考文献

「 生活の再構築」  奥宮曉子・阿部篤子 中央法規

実務経験の有無

看護師  看護教員 看護部長などの実務経験を生かして授業を行う。

オフィスアワー

木・15:30~16:30

こころとからだのしくみⅡ (科目記号:LWD102)

芝田悦子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

介護を必要とする対象者への生活支援を行うため、介護実践の根拠となるからだの構造と機能を学習し、こころとからだの関連を理解することができる。

授業修了時の到達目標

こころとからだのしくみが介護実践の根拠と関連づけて理解し気づきと対応の説明ができる。

授業内容の全体計画

第1回 からだの構造と機能①:からだのつくり(細胞・組織・器官)
第2回 からだの構造と機能②:器官系(脳、神経・感覚器) 
第3回 からだの構造と機能③:器官系(呼吸器・循環器・消化器)
第4回 からだの構造と機能④:器官系(泌尿器・運動器(骨、筋肉、関節))
第5回 からだの構造と機能⑤:器官系(生殖器・内分泌系(ホルモン)・血液・体液・リンパ液)
第6回 生命維持と恒常性のしくみ(心身の調和と生命徴候)
第7回 人が移動する必要性や移動の効果(姿勢・良肢位・ポジショニング・ボディメカニクス)
第8回 移動に関連したこころとからだのしくみ(環境と自立・姿勢と動作の特徴)
第9回 精神及び身体機能低下が移動に及ぼす影響(意欲低下・骨折・廃用性症候群・疾患)
第10回 身じたくに関連したこころとからだのしくみ①(身じたくの意義・身じたくに関連した顔面の構造と機能)
第11回 身じたくに関連するこころとからだのしくみ②(身じたくに関連した爪、毛髪、口腔)     
第12回 身じたくの介護援助の必要性及び根拠
第13回 精神及び身体機能低下が身じたくに及ぼす影響(意欲低下・眼、爪、毛、口腔の老化による変化)
第14回 身じたくでの観察のポイント(眼、爪、毛、口腔)   
第15回 移動・身じたくに関連する変化の気づきと対応および医療職との連携  
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

1、事前学修 次回に該当する教科書の範囲を熟読する。(1.5時間)
2、事前学習 講義内容を踏まえ、講義中に配布された資料を再度読み、内容が理解出来ているかを振り返る。(2.5時間)     

単位認定に関わる評価方法

試験 70%  課題(レポート含む) 20%  授業中の態度 10%

受講生に望むこと

日頃から高齢者と関わる機会をもち、からだとこころの変化に気づくことで寄り添う気持ちを養ってほしい。

フィードバックの方法

定期試験は採点後模範解答と解説を併せて返却する。
課題は添削し、評価して返却する。

アクティブラーニング

グループ課題に取り組み問題解決を考えたプロセスを表現(発表)する。

テキスト

『新・介護福祉士養成講座11  こころとからだのしくみ』     中央法規出版

参考文献

『新・介護福祉士養成講座12  発達と老化の理解』     中央法規出版
高齢者の解剖生理学<気持ちに寄り添う仕事をするための実践知識> 野溝 明子著  秀和システム出版

実務経験の有無

看護師としての現場経験を活かし、講義を行う

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

こころとからだのしくみⅢ (科目記号:LWI203)

福本和枝

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義・演習(グループワーク) 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

様々な心身の状況下にある対象(人)に対して介護サービスを提供するために、生活者の視点で捉えることができ、また安全で安楽な基本的日常生活行為の支援のための留意点や心理的側面への配慮等を理解することができる。

授業修了時の到達目標

生活支援技術とこころとからだのしくみを関連づけることができる。
介護ケアの対象が持つ心身面の背景を理解するための視点を説明することができる。

授業内容の全体計画

第1回 食事に関連したこころとからだの基礎知識:「食事」という行為の役割
第2回 食事に関連したこころのしくみ:栄養素と食事に関わるメカニズム
第3回 食事に関連したからだのしくみ:摂食と嚥下運動・消化器及び消化のメカニズム
第4回 食事に関連したからだのしくみ: 代償的な栄養摂取法と食事の種類・演習
第5回 心身の機能低下が食事に及ぼす影響:精神機能低下の影響の理解
第6回 心身の機能低下が食事に及ぼす影響:身体機能低下の影響の理解・演習
第7回 変化の気づきと対応:食事場面での観察のポイント・演習
第8回 変化の気づきと対応:食事場面での緊急対応・医療職との連携
第9回 食事に関連したしくみ:演習・食事に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
第10回 入浴・清潔保持のしくみ:「清潔保持」の必要性と入浴文化
第11回 入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみ:皮膚の構造・発汗の役割・汚れのしくみ・演習
第12回 心身の機能低下が入浴・清潔保持に及ぼす影響:精神機能低下の影響の理解
第13回 心身の機能低下が入浴・清潔保持に及ぼす影響:身体機能低下の影響の理解・演習
第14回 変化の気づきと対応:入浴の身体的負担・入浴及び清潔保持場面での観察のポイント・医療職との連携・環境調整の重要性
第15回 入浴・清潔保持に関連したしくみ:演習・入浴・清潔保持に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
    定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

・予習では、レジュメに示した範囲及び関連のある解剖・生理のテキストを読み講義に出席すること
・復習では、講義終了後にテキストや講義資料を基に行い、不明確な事項や理解度が低い場合は、次回の講義に際に質問等行うこと
・講義内の演習やグループワークの進行が時間内に終了しなければ、講義外でまとめること
(1回あたり4時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験 70% 演習(グループワーク含む)・レポート 15% 授業への参加度 15%

受講生に望むこと

・遅刻や私語はしないこと
・演習やグループワークでは、積極的に考え自分の意見を述べること。また他者の意見もよく聞き否定をしないこと

フィードバックの方法

定期試験は採点後模範解答と解説を併せて返却する。小テストは毎回解答を解説する

アクティブラーニング

事例や演習問題をグループで討論し内容を発表する

テキスト

「最新 介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ」中央法規

参考文献

特になし

実務経験の有無

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

医療的ケアⅠ (科目記号:LWK203)

藤井皆子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義・演習 2単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

医療的ケアを行う際に必要な基礎として、個人の尊厳・保健医療等の制度・喀痰吸引・清潔操作・感染予防チ-ム医療について修得する。

授業修了時の到達目標

医療における倫理的配慮の必要性や吸引と経管栄養を行う際に必要な基礎知識・技術(バイタルサイン・清潔操作)を理解する。

授業内容の全体計画

医療的ケア実施の基礎として以下の項目の授業を行う。
第1回 人間と社会     :個人の尊厳・医と介の倫理・個人情報と守秘義務
第2回   〃       :医療的ケアを受ける利用者の対応・介護
第3回 保健医療制度とチーム医療 :保健医療に関する諸制度・医行為に関する法律
第4回   〃          :喀痰吸引と経管栄養についての看護・介護の連携
第5回 健康状態の把握   :平常時の健康状態の把握(健康の観察法と平常時の違い)
第6回    〃      :バイタルサインとその見方
第7回    〃      :バイタルサインの測定方法  (演習)
第8回    〃      :急変時の把握とその対応・救急蘇生
第9回    〃      :救急蘇生法    (演習)
第10回    〃          〃
第11回 安全な療養生活  :喀痰吸引や経管栄養の安全な実施。リスクマネージメント
第12回   :ヒヤリハットとアクシデント・KYT:GW)
第13回 清潔保持と感染予防:感染症 ・清潔と不潔・標準予防策
第13回          :スタンダ-ドプリコ-ション の基本 (演習)
第14回  〃        :職員の感染予防対策・生活環境・医療廃棄物の処理      
第15回 医療的ケアと介護福祉士の責任まとめ       
  定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

医療ケアの法規や基本的な理論を学ぶのでしっかりテキストを読解すること。
(1回あたり2時間)(わかりない専門用語は、事前に調べておくこと)
医療的な専門用語が多いので、課題のポイントを踏まえて復習をすること。 
(1回あたり2時間)
 

単位認定に関わる評価方法

試験(筆記・実技)70% 課題20% 受講態度10%

受講生に望むこと

人の生命にかかわる内容であり、理論と実技がある。医療行為を介護福祉士が行えることになった背景や法律を理解し他職種との連携の必要性を理解できるよう復習してほしい。
実技は、清潔操作・感染予防・バイタルサイン・救命救急法があり、医療的ケアⅡの喀痰吸引・経管栄養の実技を身につける際の基礎となることを念頭におき取り組んでほしい。

フィードバックの方法

課題は、添削後次の授業で総括する。

アクティブラーニング

第7回、第9回、第10回、第13回 演習  第12回 グループワーク

テキスト

『最新・医療的ケア』 第2版     中央法規

参考文献

『介護職員等による喀痰吸引・経管栄養研修テキスト』中央法規出版

実務経験の有無

看護教員と看護師の経験を活かし、講義をおこなう。

オフィスアワー

木・15:30~16:30

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