2023年度(令和5年度)講義概要―シラバス―

大学共同授業Ⅱ (科目記号:GGU302)

愛媛県内の大学教員

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

2020年からの新型コロナ禍は、社会の在り方を大きく変容させました。また、2022年にはロシアによるウクライナ侵攻が発生し、この数年は今まで以上に、『多様性』と『調和』の大切さを意識させられる機会が多かったのではないでしょうか。
4年ぶりの開催となる今回は『「生(ライフ)」を支える in Ehime』を統一テーマに、愛媛県内10の大学が共同で本授業を開講します。各大学の教員が専門領域を生かして授業を行い、他大学の学生とともに愛媛大学で受講します。 
ウィズ・コロナ時代、「多様性と調和」という視点から、私達の愛媛県における「生」、すなわち、生命、生きること、生活などを支えることについて一緒に考えていきましょう。

授業修了時の到達目標

1.「多様性と調和」という視点から現代社会の特徴や課題について理解し、説明することができる。
2.今後の社会について、講義で得た知識を基に議論することができる。
3.さまざまな観点から、「生(ライフ)」を支えることについて自分たちに何ができるかを考えることができる。

授業内容の全体計画

<授業題目>
「生(ライフ)」を支える in Ehime -お互いを認め合い多様性と調和を尊重する社会を考える-
Supporting Life and Living in Ehime: Towards a Society that Respects Balance and Diversity

<授業のキーワード>
多様性(diversity)、共生(symbiotic)、自然(nature)、社会(society)、暮らし(living)、命(life)、教育(education)

<担当教員>
上村友希(uemura,yuki)、谷向 知(tanimukai, satoshi)、黒田明良(kuroda,akiyoshi)、大城 卓也(oshiro,takuya )、
遠藤 文子(endo,fumiko )、小林直人(kobayashi,naoto )、森日出樹(mori,hideki)、渡邉真一(watanabe,shinichi)、
松村美紀(matsumura,miki)【担当順】

<授業の概要>
 「「生(ライフ)」を支える in Ehime」を統一テーマに、愛媛県内10大学が共同で本授業を開講します。各大学の教員が専門領域を活かして共同で授業を行い、他大学の学生とともに、愛媛大学で受講します。

<授業スケジュール>
90分を1コマとする以下の15コマの授業が、4日間の集中講義(5日目は予備日)の形態で実施される(場所:愛媛大学)。
開講時間:1時限目:9:00~10:30、2時限目:10:45~12:15、3時限目:13:15~14:45、4時限目:15:00~16:30

9月4日(月)10時 ガイダンス
9月4日(月)2時限目(1コマ)認知症と共に、認知症の人と共に生きる【今治明徳短期大学 講師 上村友希】
9月4日(月)3、4時限目(2コマ)見えない障害の理解と共生を考える【愛媛大学 教授 谷向 知】

9月5日(火)1、2時限目(2コマ)地域経済とそれを支える産業や働き手を考える【松山短期大学 教授 黒田明良】
9月5日(火)3時限目(1コマ)豊かな人生を送るためにスポーツができること【聖カタリナ大学 講師 大城卓也】
9月5日(火)4時限目(1コマ)絵本で考えよう!インクルーシブ教育【聖カタリナ大学 准教授 遠藤文子】

9月6日(水)1、2時限目(2コマ)ヒトと人の多様性 【愛媛大学 教授 小林直人】
9月6日(水)3、4時限目(2コマ)つながる私たち【松山東雲女子大学 教授 森日出樹】

9月7日(木)1、2時限目(2コマ)「生まれてくる」とは何か【松山大学  准教授 渡邉真一】
9月7日(木)3、4時限目(2コマ)持続可能な社会の発展のために私たちにできること【愛媛県立医療技術大学 教授 松村美紀】

9月8日(金):予備日


授業時間外の学習(予習・復習等)

予習・復習が必要である。「手引き」に従って予習を行う。また、授業で課されるレポートを期限内に提出する。

単位認定に関わる評価方法

授業中のテスト又は授業後のレポートにより評価される。
1コマの授業で評価を行う場合のテスト(又はレポート)は100点満点、同一教員が連続して2コマの授業で評価を行う場合のテスト(又はレポート)は200点満点とする。計15コマの点数を合計(1500点満点)し、その結果を100点満点に換算して成績評価とする。

受講生に望むこと

出席が授業開講時間数の3分の2以上なければ評価しない。
授業後のレポートなどの提出が課された場合には、期限・提出方法を厳守し、必ず提出すること。
授業時間毎に配布される「出席カード」に記入し必ず提出すること。但し、授業開始から15分で出席カードを回収する。
それ以降の出席者については、「別の出席カード」を配布し、テスト又はレポートに添付して提出する。
「出席カード」の提出がない場合には、レポートの提出があっても0点とする。

フィードバックの方法

アクティブラーニング

愛媛県内10大学が共同で授業を実施する。
各大学の教員による様々な側面からの授業を愛媛大学で受講できる。
さらに、他大学の学生とのグループディスカッションや交流をもつ機会となる。

テキスト

各大学にて事前に「手引き」(7月下旬配布予定)を受領すること。授業中にも、適宜資料等が配布される。

参考文献

実務経験の有無

備考

<台風及びその他不測の事態の取扱いについて>
(1)新型コロナウイルス感染症について
 新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、募集人員に人数制限を設ける可能性がある。また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収束しておらず、対面授業が難しい場合は今年度の授業を実施しない可能性がある。

(2)台風等について
① 気象等に関する特別警報(高潮及び波浪を除く。)又は台風に伴う暴風警報(以下特別警報等という。)が、当日午前7時の時点で松山市に発表された場合は午前の授業は中止とする。午前11時の時点で特別警報等が解除になれば午後の授業は行う。午前11時の時点で松山市に発表されていれば午後の授業は中止とする。ただし、松山市以外の県内の一部地域に特別警報等が発表された場合で、所属大学所在地と学生の住所が共に発表地域内にある場合は、講義回数に含めないこととする。学生の住所のみが発表地域内にある場合は、その旨を本人が所属大学に申し出れば、講義回数に含めない扱いとする。逆に、所属大学の所在地が発表区域内にあっても学生の住所が発表地域の外にある場合は、学生は授業に出席しなければならない。
② 各々の学生が、所属する大学に問い合わせても答えることができないため、各自、NHKニュースや気象庁のホームページなど公的な機関からの情報を得ること。
③ 中止された授業は、予備日(9月8日)に実施する。

(3)その他不測の事態について
   急な休講の場合は、講義担当者が予備日(9月8日)に授業を行う予定である。
このページの先頭へ戻る