卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
---|---|---|---|---|
選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
4 地域理解力、地域貢献力
授業科目の目的・テーマ
私たちは、店舗やインターネットを利用して、日常生活で欲しいものを、欲しい時に、欲しいだけ手に入れることができる。
これは企業が私たち消費者の動向を分析し、それに合った様々な商品やサービスを作り、提供している、すなわちマーケティング活動を
しているからである。こうしたマーケティング活動は、営利企業のみならず様々な組織で行われている。本講義では、マーケティングに
ついての基本的な方法や理論、マーケティングと地域活性化とのかかわりについて学習する
この科目は地域志向科目です
授業修了時の到達目標
① マーケティングとは何か説明できる
② 消費者行動と販売促進について説明できる
③ 消費者行動や市場動向を簡単に分析できる
④ 様々な店舗形態や販売形態について説明できる
⑤ 中心市街地の現状や今治の産業について理解し、マーケティングの観点から地域活性化について考えることができる
⑥ 製品事故や消費者保護の対策、製品の安全について考えることができる
授業内容の全体計画
第1回 ガイダンス、マーケティングとは
第2回 市場経済とマーケティング
第3回 消費者行動と購買意思決定
第4回 中心市街地の現状と課題① ライフスタイルの変化と消費者行動
第5回 中心市街地の現状と課題② 店舗形態の変化と中心市街地の空洞化
第6回 中心市街地の現状と課題③ 今治市中心市街地の調査1(フィールドワーク)
第7回 中心市街地の現状と課題④ 今治市中心市街地の調査2(フィールドワーク)
第8回 中心市街地の現状と課題⑤ 今治の産業と地域活性化について(講演会)、調査結果に対する意見交換
第9回 仕入計画と商品管理・製品計画
第10回 製品のライフサイクル
第11回 製品の安全① 製品事故に対する法規制と消費者保護
第12回 製品の安全② 製品事故事例の分析
第13回 販売価格と販売経路
第14回 販売促進 広告、販売員活動、サービス
第15回 ブランド戦略、現代に求められるマーケティング活動
定期試験
授業の予定・内容は変更することもある。フィールドワーク及び講演会の日程により講義内容が前後することがある
授業時間外の学習(予習・復習等)
・事前学習
シラバスに記載、講義終了時に案内する次回の講義に関連する内容について調べ、キーワードをノートに書き出す(各回1時間)
・事後学習
配布したプリントを読み、ノートにまとめること(各回2時間)
・その他
期中に課す課題について取り組む。詳細は講義中に指示する(7.5時間×2回=15時間)
単位認定に関わる評価方法
・期中に中間レポート1回、及び期末試験を課す。
・期中に1回(2コマ続き)で学外でのフィールドワークを行う
・定期試験 40% レポート 30% 授業・フィールドワークへの参加度 30%
受講生に望むこと
・講義中の私語、スマホの操作や音、無断での教室への出入りなど他の受講者に迷惑となる行為は厳禁。迷惑行為に対しては厳正に対処、
退室を求めることもあるので気を付けること。
・授業開始後~15分の入室は遅刻、それ以降は欠席扱いとする。
・フィールドワークやディスカッションでは積極的に参加し、発言を行うこと。特にフィールドワークは欠席しないこと。
・日ごろから社会の出来事に関心を持つこと。毎日、ニュース等をチェックすること。本講義に関係があるニュースは講義内で取り上げる。
・日ごろから買い物などをするとき店舗の状況、販売価格や商品陳列のしかたなどを意識しておくこともマーケティングの学習になります。
フィードバックの方法
・フィールドワーク実施後にグループディスカッション、意見交換会を行う
・課題レポートについては後日、講義内で解説、講評をする
・終了前10分程度、テーマをあたえるのでそれに対する意見などを書く。その内容は後日の講義で解説、意見交換を行う
アクティブラーニング
・第6回・第7回では中心市街地の実態調査を行う(2コマ続き。日程・詳細は講義中に連絡します)
・第8回では、今治市商工振興課の担当者を招き、講演及び受講生とのグループディスカッションを行う
テキスト
特になし。
必要に応じてプリントを配布します。
参考文献
テキスト経営学[第3版]-基礎から最新の理論まで 井原久光 著 ミネルヴァ書房
マーケティング戦略 井上幹 著 有斐閣アルマ
マンガでわかる 街角の行動観察 久宗周二 著 創成社
実務経験の有無
オフィスアワー
火・12:00~14:00