卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
---|---|---|---|---|
選択必修科目 | 演習 |
1単位 | 2年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力
授業科目の目的・テーマ
幼児教育・保育に関する教育課程を編成し、幼稚園教諭・保育士として必要な専門的知識と技能の修得を目指す。
授業修了時の到達目標
幼児教育・保育に必要とされる弾き歌いの演奏技能を高めることで、より豊かな表現力を身に付けることができる。
この授業は音楽表現Ⅰ・Ⅱ・Ⅲに連続し,後期に入り弾き歌いの技術や音楽表現全般を継続して学び、保育や施設実習に備える。
これまでのマンツーマンの講義だけではなく,各自が他の人の前で演奏する機会を増やし,その演奏を他の学生と共有することを目的とする。弾き歌いの完成度を上げることが目的ではあるが,他の人の弾き歌いを聴いて,どこが良くてどこが悪いのか,教員とのレッスンを聴いて自分との違いや共通点が何か,双方向の学びを得ることが最たる目的である。
授業内容の全体計画
毎回各自1曲~2曲の弾き歌いをまずは個人で行いレッスンを受ける。その間他の人もレッスンを聴講し,楽譜を見ながら注意点を一緒に確認する。
そうすることで自分の曲だけでなく別の曲も同時に学ぶことができる。
弾き歌いの他、実習前には音楽活動も取り入れ実践で使える内容を行う。
第1回 弾き歌い:自主選曲 保育実習もしくは施設実習で弾き歌いする曲を1曲
第2回 弾き歌い:自主選曲 (個人レッスンとグループディスカッション)
第3回 音楽活動(1):弾き歌いする曲をもとに部分実習を想定した活動を考える
第4回 音楽活動(2):弾き歌いする曲をもとに部分実習を想定した活動を考える
第5回 弾き歌い:自主選曲 (個人レッスンとグループディスカッション)
第6回 弾き歌い:自主選曲 (個人レッスンとグループディスカッション)
第7回 弾き歌い:自主選曲 (個人レッスンとグループディスカッション)
第8回 弾き歌い:自主選曲 (最終実践形式による発表会とまとめ)
定期試験:自主選曲の中から1曲を弾き歌いする
※自主選曲については基本的には自由。これまで1年生から弾き歌いした曲を復習し,レパートリーとする。
もしくは新しい曲に挑戦し,レパートリーを増やしていくのも有り。
授業時間外の学習(予習・復習等)
毎回1曲は必ず弾き歌いをすることが目的なので,それまでの練習は必ずして講義に臨むこと。
ピアノの練習は毎日の積み重ねが大切。空き時間にはピアノ練習室を活用すること。
単位認定に関わる評価方法
弾き歌い実技試験40%・課題の取り組み30%・受講姿勢30%
受講生に望むこと
毎回の授業までに,ここまでは仕上げてきたという目標を決めて練習し,授業に臨むこと。
フィードバックの方法
実技試験については、個人指導の中で助言する。
アクティブラーニング
レッスン日までにどのように練習し,時間を決め,課題をこなすのかを計画を立てて実行する。また毎回の講義,そして試験時は他の学生の演奏を聴き,自身の表現との違いやいい点悪い点を見出す。
テキスト
『保育実用書シリーズ『いろいろな伴奏で弾ける選曲 こどものうた100』 小林美実 チャイルド本社
参考文献
特になし
実務経験の有無
備考
鍵盤楽器を演奏するため、爪を長く伸ばしての受講は厳禁とする。
本科目は教職に関する科目のうち、大学が独自に設定する科目であり、保育士養成における保育内容方法に関する科目である。