卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
様々な分野の読み物を正しく読み進めるために、語彙力を身につけ、文の構造をとらえることができるようになる。
読み物に関する知識に基づいて、自らの持つ経験や知識、または母国との比較から、自分の意見が発信できるようになる。
授業修了時の到達目標
様々な分野の読み物を制限時間内で正しく読み進めることができる。
読み終えた読み物のテーマについて、自分の意見を発信できるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション・実力判定テスト
第2回 読解「畳」
重要なことがどこに書いてあるか探しながら読む。
文法「~のようだ」「~ことは」「~を~という」
第3回 読解「外来語」
例と意見を探しながら読む。
文法「~みたいだ」「~みたいに」
第4回 読解「時間よ、止まれ」
グラフから文章の内容を読み取る。
文法「~てほしい」「~ないでほしい」
第5回 読解「電話嫌い」
気持ちの変化を考えながら読む。
文法「使役受身」「~である(である体)」「中止形」
第6回 読解「地図」
理由を考えながら読む。
文法「~ようとする」「~のだろうか」「~だろうと思う」
第7回 読解「メンタルトレーニング」
「こそあど」が何を指すか考えながら読む。
文法「~つもりはない」「~てばかりいる」
第8回 読解「まんじゅう、怖い」
だれが話したか確かめながら読む。
文法「~なんか」「感情使役」「感情使役の受身」
第9回 読解「科学者ってどう見える?」
前後の文章がどんな関係になっているか、考えながら読む。
文法「~によって」「~たまま」「~からだ」
第10回 日本語能力試験対策 N3 模擬試験実施
第11回 日本語能力試験対策 N3 フィードバック
第12回 読解「カラオケ」
筆者の意見を読み取る。
文法「~ほど~はない」「~ために~」「半事実的用法」
第13回 読解「記憶型と注意型」
違いを探しながら読む。結論を読み取る。
文法「~ことが(も)ある」「~た結果」「~出す」「~始める」
第14回 読解「白川郷の黄金伝説」
黄金伝説が生まれた理由を読み取る。
文法「~らしい」「~として」「~ずに(付帯状況・手段)」
「~ず(原因・理由・並列)」
第15回 読解「座談会 日本で暮らす」
意見の違いを比べながら読む。
文法「~っぱなし」「~おかげで」「~せいで」
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
毎回教材を配布するので、新出語彙の意味を調べ理解しておくこと。(2時間)
テーマに関連する情報や知識を収集し、自分の意見をまとめておくこと。(2時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験70%、授業への参加度30%
受講生に望むこと
スマホの使用は基本的には禁止する。
積極的に授業に参加し発言する学生を高く評価する。
フィードバックの方法
課題は添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
ペアワークで、学習した文型を用いて自分の日常生活について表現する。
テキスト
必要に応じて教材を配布する。
参考文献
『みんなの日本語 中級Ⅰ本冊』スリーエーネットワーク
実務経験の有無
特になし
備考
オフィスアワー
木・13:00~14:30