卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 実験 | 1単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
1 専門的知識・技能、自己研鑽力
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性
授業科目の目的・テーマ
生化学の講義で学習した事項の中から基本的な項目を取り上げ、実験で確かめてみる。
生化学をより深く理解することができる。
授業修了時の到達目標
各栄養成分の性質を学習し、実際に扱うことにより物質を体感できる。
授業内容の全体計画
第1回 実験の基礎 1: 実験の心得、データ処理の方法、レポート作成の方法について理解する。
第2回 実験の基礎 2: 器具の取り扱い、器具の名称と役割、ピペッティングの練習、電子天秤の使い方について知る。
第3回 定性試験 1: 糖質の性質を調べ、単糖と多糖について学ぶ。
第4回 定性試験 2: 脂質の性質を調べ、中性脂肪、コレステロール、リン脂質について学ぶ。
第5回 定性試験 3: 蛋白質の性質を調べ、蛋白質とアミノ酸について学ぶ。
第6回 定性試験 4: 唾液の性質を調べ、アミラーゼの働きについて学ぶ。
第7回 定性試験 5: 尿成分を調べ、尿糖、尿蛋白について学ぶ。
第8回 核酸:いろいろな材料からDNAを取り出してみる。
第9回 実験の基礎 3: 機器の取り扱い、分光光度計・遠心機の使い方について理解する。
第10回 定量実験 1: 血糖について学び、グルコースの定量をおこなう。
第11回 定量実験 2: 血中蛋白質について学び、総蛋白量の定量をおこなう。
第12回 定量実験 3: 血中蛋白質について学び、アルブミン量の定量をおこない、A/G値を算出する。
第13回 定量実験 4: 血中脂質について学び、中性脂肪量・コレステロール量の定量をおこなう。
第14回 定量実験 5: 血中成分について学び、クレアチニン量の定量をおこなう。
第15回 自由研究(各グループごとで実験を計画・実施する)
授業時間外の学習(予習・復習等)
授業前学習:生化学の教科書の、該当する内容を事前に学習しておくこと。(2時間×15回)
授業後の学習:実験後、記憶が鮮明なうちに実験結果を記録すること。考察は、WEBなどを参考に作成すること。(2時間×15回)
単位認定に関わる評価方法
実験に取り組む態度を20%、毎回の実験レポートを80%として評価します。
生化学の知識をより実感するための実験です。興味を持って積極的に学習してください。
受講生に望むこと
自分自身で実験することにより、基本的な実験技術と結果を考察できる科学的な物の考え方を身に付けて欲しいと思います。
生化学の知識をより実感するための実験です。興味を持って積極的に学習してください。
フィードバックの方法
提出されたレポートは採点し、必要に応じて修正して返却します。
アクティブラーニング
グループ実験
得られた実験結果を発表する。第15回は各グループで考えた実験を実施する。
テキスト
毎回配布する実験プリントと生化学の教科書を参照すること。
参考文献
実験項目により異なるので、実験に関する資料を毎回用意する。
実務経験の有無
オフィスアワー
水・ 8:50~10:30