卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義・演習(グループワーク) | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携
授業科目の目的・テーマ
様々な心身の状況下にある対象(人)に対して介護サービスを提供するために、生活者の視点で捉えることができ、また安全で安楽な基本的日常生活行為の支援のための留意点や心理的側面への配慮等を理解することができる。
授業修了時の到達目標
生活支援技術とこころとからだのしくみを関連づけることができる。
介護ケアの対象が持つ心身面の背景を理解するための視点を説明することができる。
授業内容の全体計画
第1回 食事に関連したこころとからだの基礎知識:「食事」という行為の役割
第2回 食事に関連したこころのしくみ:栄養素と食事に関わるメカニズム
第3回 食事に関連したからだのしくみ:摂食と嚥下運動・消化器及び消化のメカニズム
第4回 食事に関連したからだのしくみ: 代償的な栄養摂取法と食事の種類・演習
第5回 心身の機能低下が食事に及ぼす影響:精神機能低下の影響の理解
第6回 心身の機能低下が食事に及ぼす影響:身体機能低下の影響の理解・演習
第7回 変化の気づきと対応:食事場面での観察のポイント・演習
第8回 変化の気づきと対応:食事場面での緊急対応・医療職との連携
第9回 食事に関連したしくみ:演習・食事に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
第10回 入浴・清潔保持のしくみ:「清潔保持」の必要性と入浴文化
第11回 入浴・清潔保持に関連したこころとからだのしくみ:皮膚の構造・発汗の役割・汚れのしくみ・演習
第12回 心身の機能低下が入浴・清潔保持に及ぼす影響:精神機能低下の影響の理解
第13回 心身の機能低下が入浴・清潔保持に及ぼす影響:身体機能低下の影響の理解・演習
第14回 変化の気づきと対応:入浴の身体的負担・入浴及び清潔保持場面での観察のポイント・医療職との連携・環境調整の重要性
第15回 入浴・清潔保持に関連したしくみ:演習・入浴・清潔保持に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
・予習では、レジュメに示した範囲及び関連のある解剖・生理のテキストを読み講義に出席すること
・復習では、講義終了後にテキストや講義資料を基に行い、不明確な事項や理解度が低い場合は、次回の講義に際に質問等行うこと
・講義内の演習やグループワークの進行が時間内に終了しなければ、講義外でまとめること
(1回あたり4時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験 70% 演習(グループワーク含む)・レポート 15% 授業への参加度 15%
受講生に望むこと
・遅刻や私語はしないこと
・演習やグループワークでは、積極的に考え自分の意見を述べること。また他者の意見もよく聞き否定をしないこと
フィードバックの方法
定期試験は採点後模範解答と解説を併せて返却する。小テストは毎回解答を解説する
アクティブラーニング
事例や演習問題をグループで討論し内容を発表する
テキスト
「最新 介護福祉士養成講座11 こころとからだのしくみ」中央法規
参考文献
特になし
実務経験の有無
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける