卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 演習・実習 | 5単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、主体性、協働性
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力
授業科目の目的・テーマ
2年次は、1年次から継続して行われてきた実習のまとめの段階として、教育実習の目的・意義を再確認し、知識・技術を実践に生かす応用力を身につける。
1年次の修得内容、課題の確認を行った後、総合実習に向けて指導案の作成、保育教材について学び、事後指導では、実習の反省と課題のまとめを行う。
授業修了時の到達目標
1.1年次の実習を踏まえ、幼稚園における幼児の活動、教師の役割について、実習を通してより深い理解ができる。
2.実習への心構え、態度を身につけ自ら積極的に保育にかかわることができるようになる。
3.観察記録および指導案の視点がわかり、形式に沿って書くことができるようになる。
4.総合実習において自らの課題研究を進めることができる。
5.幼稚園教諭としての自覚を高め、知識と技術をもって保育実践ができるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 事前学習(1)2年次オリエンテーション 1年次の振り返り・春休みの課題の確認 ・接遇マナーについて
第2回 事前学習(2)幼稚園教育実習(総合実習)の目的と内容および課題設定
第3回 事前学習(3)2年次の実習への準備度を確認する
第4回 事前学習(4)全日実習と指導案と教材の準備(1)
第5回 事前学習(5)全日実習と指導案と教材の準備(2)
第6回 事前学習(6)総合(責任)実習についての実習前確認:指導案の作成、教材の準備等
<2年次 幼稚園教育実習(総合実習)2週間>
第7回 事後学習(1) 総合(責任)実習の振り返り 今後の学習課題や姿勢の明確化
第8回 事後学習(2) 実習報告会の準備 個別指導【1】(振り返り)
第9回 事後学習(3) 実習報告会の準備 個別指導【2】(振り返り)
第10回 事後学習(4) 教育実習報告会を通してこれまでの学びをふり返る
授業時間外の学習(予習・復習等)
教育実習指導では、実習記録やレポートなどの課題が出される。それらの課題は原則授業時間外に行うこと。
長期休暇(連休・夏期休業・冬期休業・春期休業)時には、基本的な読み書きのスキル(漢字等)、保育技術、幼稚園教育要領等の課題を課すので真摯に取り組むこと。
単位認定に関わる評価方法
①提出物・課題テスト 30% 実習記録 30% 実習先の評価 40%
②実習先の評価が原則、可以上の場合を評価の対象とする。
③実習指導を全て受けていることが評価の最低条件となる。
④提出物および実習記録は期限までに提出することで評価の対象とする。
⑤規定の教育実習(4週間)を終えることで評価の対象とする。
⑥実習指導は、1年前期から2年前期の終わりまで継続して履修する必要がある。
⑦最終評価は、2年次前期終了時に「教育実習」(5単位)として行う。
受講生に望むこと
幼稚園教諭の資格取得においては、現場での実習を通してしっかりと自己、幼児、課題と向き合う姿勢が問われます。真摯に誠実に学ぶ姿勢をもって取り組んでください。
フィードバックの方法
課題テストは採点をして返却をする。実習先からの評価は個別に面談をし、伝達をする。
アクティブラーニング
授業では毎回、グループワークを行う。
テキスト
『よくわかる幼稚園教育実習 第4版』百瀬ユカリ 著 創成社
『幼稚園教育要領解説』 文部科学省 フレーベル館
参考文献
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館
『幼稚園・保育所実習 実習日誌の書き方』 相馬和子他(編) 萌文書林
『実習に役立つ保育技術 』 百瀬ユカリ(著)創成社
『実習生のための自己評価チェックリスト』 民秋言(代表)萌文書林
『保育所保育指針解説』 厚生労働省 フレーベル館
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』 内閣府・文部科学省・厚生労働省 フレーベル館
実務経験の有無
井上:公立中学校での教職経験を活かして,教師の姿勢・態度,職業的能力等を講義する
備考
オフィスアワー
井上:月・13:00~14:30
相澤:火・14:30~16:30
十河:木・15:30~16:30