卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義・演習(グループワーク) | 2単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携
授業科目の目的・テーマ
・様々な心身の状況下にある対象(人)に対して介護サービスを提供するために、生活者の視点で捉えることができ、また安全で安楽な基本的日常生活行為の支援のための留意点や心理的側面への配慮等を理解することができる
授業修了時の到達目標
・生活支援技術とこころとからだのしくみを関連づけることができる
・介護ケアの対象が持つ心身面の背景を理解するための視点を説明することができる
・人としての死を考えると同時に、介護福祉士として対象とその家族に必要とされるケアについて、自己の言葉で述べることができる
授業内容の全体計画
第1回 排泄のしくみ:排泄に関する基礎知識・演習
第2回 心身の機能低下が排泄に及ぼす影響:精神・判断力低下・認知症
第3回 心身の機能低下が排泄に及ぼす影響:身体機能の低下(排尿)
第4回 心身の機能低下が排泄に及ぼす影響:身体機能の低下(排便)
第5回 変化の気づきと対応:排泄での観察ポイント・スキンケア
第6回 変化の気づきと対応:医療職との連携・演習・排泄に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
第7回 睡眠に関連したしくみ:睡眠に関する基礎知識・演習
第8回 心身の機能低下が睡眠に及ぼす影響:心身機能の低下・睡眠障害・演習
第9回 変化の気づきと対応:睡眠での観察ポイント・医療職との連携・演習・睡眠に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
第10回 死にゆく人に関連したしくみ:「死」の理解・終末期ケア(ターミナルケア)
第11回 「死」の理解:終末期(ターミナル期)・演習
第12回 終末期から「死」までの変化と特徴:身体機能の変化と特徴
第13回 「死」に対するこころの理解:こころの変化・終末期の人の心理過程・死の受容・家族ケア・演習
第14回 医療職との連携:終末期における医療ケア・職種の役割・演習
第15回 死にゆくひとのケア:看取りについて考える・死にゆく人に関連したしくみについての総括 小テスト及び解説
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
・予習では、レジュメに示した範囲及び関連のある解剖・生理のテキストを読み講義に出席すること(2時間)
・復習では、講義終了後にテキストや講義資料を基に行い、不明確な事項や理解度が低い場合は、次回の講義に際に質問等行うこと(2時間)
・講義内の演習やグループワークの進行が時間内に終了しなければ、講義外でまとめること
単位認定に関わる評価方法
定期試験 70% 演習(グループワーク含む)・レポート 15% 授業への参加度 15%
受講生に望むこと
・遅刻や私語はしないこと
・演習やグループワークでは、積極的に考え自分の意見を述べること。また他者の意見もよく聞き否定をしないこと
フィードバックの方法
・定期試験は採点後模範解答と解説を併せて返却する。小テストは毎回解答を解説する
アクティブラーニング
・事例や演習問題をグループで討論し内容を発表する
テキスト
「最新・介護福祉士養成講座 11 こころとからだのしくみ」中央法規
参考文献
使用しない
実務経験の有無
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける