卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
---|---|---|---|---|
選択必修科目 | 講義・演習 | 1単位 | 2年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、倫理・価値観
4 地域志向性、地域貢献力
授業科目の目的・テーマ
・ケアマネジメントと介護過程の関係性からチームアプローチを理解し、根拠に基づいた介護の提供ができるアセスメント能力を身に付ける事ができる。
・高齢者や障がい者など多様化する福祉環境に対応するための、必要な知識の習得ができる。
授業修了時の到達目標
・介護保険制度や障害者福祉制度の説明ができる。
・ケアマネジメントとケアを関連付け、介護過程とチームアプローチについて説明ができる。
授業内容の全体計画
第1回 介護過程とケアマネジメントの基礎とチームアプローチについて
第2回 介護過程とケアマネジメントの関係性
第3回 介護保険制度の基本1(介護保険制度の変遷と現状)
第4回 介護保険制度の基本2(保険の仕組みとサービス提供までの流れ)
第5回 介護保険制度のサービス(在宅1 訪問系サービス)
第6回 介護保険制度のサービス(在宅2 通所系サービス)
第7回 介護過程とチームアプローチ1:在宅サービスにおけるケアプランについて
第8回 在宅サービスにおけるケアプランと個別支援計画1(情報収集からアセスメント)
第9回 在宅サービスにおけるケアプランと個別支援計画2(個別支援計画の作成)
第10回 介護保険制度のサービス(施設系サービス)
第11回 介護保険制度のサービス(地域密着型サービス)
第12回 介護過程とチームアプローチ2:施設サービスにおけるケアプラン
第13回 施設サービスにおけるケアプランと個別支援計画
第14回 共生型サービス(介護保険と障害福祉制度の現状と現在までの経過)
第15回 共生型サービス(制度概要)
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
・予習として、事前に配布する資料を少なくとも一読し、受講すること。(各0.5時間)
・復習では、何故この知識が必要なのかを大切に振り返りを行うこと。(各0.5時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験:60% 授業態度・課題:40%
<授業態度・課題の評価項目>
【見る】10% 【聞く】10% 【記録する】10% 【推測・考える】10%
・周囲とコミュニケーションを取り、的を射た発言をしているか。自分の役割をこなしているか。
・自己学習の成果が出ているか。課題の焦点がずれていないか。
受講生に望むこと
ニーズに沿ったケアの提供には、アセスメントが大切です。それにより利用者様のニーズに添った生活を支える事ができます。
アセスメントを実施するうえで必要な知識である、介護保険制度の基礎や個別支援計画を学び、多様化する福祉環境に対応できるようになりましょう。
フィードバックの方法
・事前課題は、授業開始前に内容を確認する。
・授業内での課題やワークは、模範解答を配布する。
・定期試験は、採点後に模範解答を併せて返却する。
アクティブラーニング
8,9,13回目にグループワークやディスカッションを行う。内容により発表を行う。
テキスト
適宜配布する.
参考文献
適宜紹介する.
『新・介護福祉士養成講座9 介護過程』中央法規出版.
実務経験の有無
高齢者施設に在職中。施設を中心とする現場経験を活かして講義を行います。
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける