卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、倫理・価値観
3 協働性、多職種連携
授業科目の目的・テーマ
高齢者、障害者尊厳の保持の観点から、その人の状態によって自立・自律ができる
潜在能力を引き出すような衣生活、住生活の支援をする理論と実際を学ぶ
授業修了時の到達目標
高齢者・障害者にあった生活の視点を考えることができる
授業内容の全体計画
第1回 住生活(1):住まいを取り巻く社会背景と住宅の概要
第2回 〃 (2):身体機能と住環境との関係
第3回 〃 (3):ADL、介護量、そして住環境
第4回 〃 (4):バリアフリーの歴史的背景と変遷
第5回 住環境の整備(1):排泄関連の住環境
第6回 〃 (2):入浴関係の住環境
第7回 〃 (3):整容関連の住環境
第8回 〃 (4):演習(課題発表と作成プランの手法説明)
第9回 〃 (5):グループワーク&プレゼンテーション
第10回 自立に向けた家事の介護 衣生活1 洗濯①(繊維の特徴について理解する。)
第11回 〃 2 洗濯②(しみ抜き・漂白など洗濯の方法を理解する。)
第12回 〃 3 衣類の衛生管理(保管方法について理解する。)
第13回 〃 4 衣類の補修・実習①(ボタンのつけ方、並み縫い、まつり縫い、半返し縫いを習得する。)
第14回 〃 5 実習②(お手玉を製作する。)
第15回 〃 6 まとめ(高齢者の衣類について理解する。)
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
・次回のシラバスの内容を確認し、教科書範囲を熟読しておく。(2時間×15回)
(毎回の範囲は初回の授業で一覧表を配布します。)
・住環境は建築の専門分野ではなく、福祉的な視点が多いに必要な分野である。授業前に各自が住環境と福祉の接点を確認して講義に出席する。(3時間)
・自宅等のトイレや洗面、浴室などの住環境を実際にスケールで寸法を確認し、主観的な感覚と客観的な数字の違いを認識する。
その上で、授業の中で説明する最適な生活空間を確認する。(6時間)
・各自の演習プランは自宅で各々が行い、グループワークを授業で行う。演習の実施方法は授業中に説明するので、自宅学習がスムーズになるようによく理解する。(9時間)
・衣服の素材や表示を調べておく。(2時間)
・玉結び・玉止め・並み縫いなど基礎縫いを練習しておく。(10時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験60% 作品20% 授業への参加度20%(プリント記入状況、授業態度を含む)
受講生に望むこと
遅刻をしない。授業中は必ず携帯電話の電源を切り、私語を慎むなど授業の妨げになるような行動はやめましょう
福祉職として住環境を整えるには、数字を覚えるのではなく、考え方を指南することである。なぜその環境が必要なのかと問いかけた上で、問題を環境と身体機能の関係を理解してほしい。
高齢者や受講者自身が衣生活を楽しめるよう、授業を進めていきたいと思います。衣と人との関わり合いを知り、衣が生活充実の手助けになるよう一緒に考えましょう。
フィードバックの方法
・定期試験は採点後、模範解答と共に返却する。
・作品は回収後、評価して返却する。
・授業で使用したプリント類は授業終了後、回収する。評価後、次回の授業で返却する。
アクティブラーニング
・第13回 実習① 並み縫い、ボタンのつけ方、まつり縫い、半返し縫いなど基礎縫いを行う。
・第14回 実習② 実習①で練習した基礎縫いを使って、お手玉を製作する。
(第13・14回は裁縫道具を使用するので、準備しておいてください。)
テキスト
『新・介護福祉士養成講座⑥ 生活支援技術Ⅰ』 中央法規出版
参考文献
使用しない
実務経験の有無
備考
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける