卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
各メディアの概要・仕組みについて学びます。自分でメディアを作る、既存メディアを利用するために、基礎知識や方法を修得します。
授業修了時の到達目標
目的に応じて情報を編集し、既存メディア・SNSを含めた情報発信ができ、ターゲットを行動させる方法論を説明できることを目標とします。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション
第2回 ヤフーニュースの作り方について理解します。
第3回 PVをとれるネットニュースの作り方について理解します。
第4回 商品情報を読みたい記事にする技術(リクルート)について理解します。
第5回 誌面から消費のチャンスと売り場をつくる(スターツ出版、商品でのストーリー展開)について理解します。
第6回 読者のライフスタイルと広告主をつなぐ(光文社、女性誌の収入源)について理解します。
第7回 「ブルータス」が「ブルータス」であるために(マガジンハウス、雑誌のブランディング)について理解します。
第8回 編集長は独裁者(東京ニュース通信社、編集能力)について理解します。
第9回 文芸編集のしごと(扶桑社、編集者の仕事)について理解します。
第10回 新書のタイトルはこう決まる(光文社)について理解します。
第11回 ユーザーをハマらせる世界をつくる(サイバーエージェント、インターネットメディアの編集)について理解します。
第12回 日本のメディア業界の規模と内容を理解します。
第13回 愛媛県のメディア業界の規模と内容を理解します。
第14回 マスメディアの現状と今後について理解します。
第15回 情報発信とツールについてのレポートを作成します。
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:次回の教科書範囲を熟読し、ポイント・疑問をまとめる。(2時間)
グループでの話し合い論点を整理し、自分の意見をまとめる。(1時間)
事後学修:授業の要点をまとめ、各回の小レポートにまとめる。(1時間)
単位認定に関わる評価方法
第2回~第14回までの小レポートと第15回の最終レポートが80%、授業への参加度(個別のプレゼンテーション)が20%
受講生に望むこと
・第2回~第14回は小レポートの提出があります。レポートは添削後返却します。全体を総括する最終レポート作成時(第15回)に参考にしてください。
・授業中の私語など他人に迷惑となる行為や、途中無断退席などは、教員の裁量で上記基準から減点します。
・授業の最後に、メディア全般に関する質問時間を設けます。疑問や質問を考えておいてください。
フィードバックの方法
各回のレポートについては、次の授業で解説します。
アクティブラーニング
オリエンテーションで各グループ分けと担当テーマを決めます。授業の最初に担当グループが発表をし、その後各グループでディスカッションを行い、最後にグループ毎に発表します。
テキスト
『ブランド「メディア」のつくり方』 嶋浩一郎 誠文堂新光社
参考文献
『自分を広告する技術』 佐藤達郎 講談社
『街場のメディア論』 内田樹著 光文社
『記者ハンドブック』 共同通信社
『変革時代の物の見方・考え方のヒント』 佐藤靖雄 日経事業出版部
実務経験の有無
一般企業勤務:松山市の出版社に勤務。出版社時代はフリーペーパーを含む紙媒体全般、その後テレビCM、ラジオ広告、新聞広告、折込チラシ、ホームページなど広告全般を手がけています。
備考
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける