卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 演習 | 1単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力
授業科目の目的・テーマ
保育現場において子どもとともに楽しめる表現活動を造形表現の立場から計画及び実践し、
子どもの遊びや活動、イメージを豊かにするための援助に必要な知識や技術を修得する。
また、子どもの造形表現活動を支えるための教材等の活用について、保育の環境構成を踏まえながら研究する。
授業修了時の到達目標
1.幼稚園教育要領における表現領域のねらいや内容について理解できる。
2.子どもの表現の発達過程について理解できる。
3.子どもの造形的表現活動の教材について研究する方法を学ぶ。
4.子どもの表現を総合的にとらえる視点を学ぶ。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション、保育内容領域「表現」について
第2回 乳幼児期における描画表現の発達について
第3回 造形表現指導法の実際1(粘土を使った造形表現)
第4回 造形表現指導法の実際2(はさみ等の道具を使った造形表現)
第5回 造形表現指導法の実際3(造形表現における共同について)
第6回 造形表現指導法の実際4(身近な素材を使った造形表現)
第7回 造形表現指導法の実際5(造形表現におけるさまざまな技法)
第8回 造形表現における援助の課題について考える
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:次時の活動のために必要な技法や材料について調べる。(各回1時間)
事後学修:班で話し合われた内容及び、作品制作などの活動をファイルにまとめる。(各回3時間)
単位認定に関わる評価方法
作品制作(35%)、作品制作まとめ(35%)、レポート課題(30%)等で総合的に評価する。
受講生に望むこと
また、授業には実際に保育に取り組もうとする気持ちで積極的に参加すること。
さらに、日頃から保育に関する問題についての情報をニュースや新聞等で得るようにしておいてくことが望ましい。
フィードバックの方法
課題は提出後、添削して返却する。
アクティブラーニング
制作及びグループ活動については、その都度、意見交換を行う。
テキスト
特になし。
資料は随時、必要に応じて配付する。
参考文献
『保育内容「表現」』小林紀子・砂上史子・刑部育子著 ミネルヴァ書房
『幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育・保育要領 平成29年告示』 文部科学省 / 厚生労働省 / 内閣府 チャイルド本社
実務経験の有無
幼稚園現場での実務経験を活かして、造形表現の総合的な指導を行う。
備考
また、制作に必要な画材として、クレヨンもしくはクレパス1セット、水彩道具一式(絵の具、筆、パレット、水入れ等)、
ハサミ、スティックのりは持参すること。
さらに、スマートフォンの使用については、調べ学修の際は許可する場合もあるが、それ以外での使用は控えること。
本科目は教職に関する科目のうち、保育内容の指導法に関する科目であり、保育士養成における保育の内容・方法に関する科目である。
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける。