卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
会社(企業)は経済の3主体のひとつであり、現代の経済社会生活において必要不可欠な存在である。企業は単に利潤を追求するだけでなく、社会生活、市場経済を動かす重要な役割を担っており、永続的に維持されるものである。本講義では企業の形態や仕組み、設立、運営、維持、企業経営における社会的な責任について基本的な部分から学んでいく
授業修了時の到達目標
① 企業、法人、会社の意味や違いを説明できる
② 企業の形態について説明できる
③ 企業の設立のしかたについて説明できる
④ 株式会社の機能や構造について説明できる
⑤ 企業の業務、運営管理と課題について考えることができる
⑥ 企業経営と安全対策、社会的な影響について関連づけることができる
授業内容の全体計画
第1回 ガイダンス、企業・法人とは
第2回 企業の特徴と役割
第3回 起業・法人の設立とその手続き
第4回 法人の分類 公企業と私企業 非営利法人と営利法人
第5回 株式会社① 株式会社のしくみ、株式会社の設立
第6回 株式会社② 株式会社の組織、所有と経営の分離
第7回 特殊な企業 第3セクター、公企業と民営化
第8回 ケーススタディ① 鉄道(JR)、高速道路(NEXCO)、郵政(JP)の経営
第9回 企業経営と業務① 仕事の効率化と従業員の労働環境
第10回 企業経営と業務② 作業効率の改善
第11回 企業経営と安全① 企業による事故・不祥事と対応、組織事故の法制と組織罰
第12回 企業経営と安全② 労働災害と不安全行動、ヒューマンエラー
第13回 企業経営と安全③ 組織事故と影響、組織事故の防止と安全対策
第14回 ケーススタディ② 企業による事故の分析
第15回 企業経営と責任
定期試験
授業の予定・内容は変更することもある。
授業時間外の学習(予習・復習等)
・事前学習
シラバスに記載、講義終了時に案内する次回の講義に関連する内容について調べ、キーワードをノートに書き出す
経済や社会に関するニュースを毎日確認すること(各回1時間)
・事後学習
配布したプリントを読み、ノートにまとめること(各回2時間)
・その他
期中に課す課題について取り組む。詳細は講義中に指示する(7.5時間×2回=15時間)
単位認定に関わる評価方法
・期末に定期試験、期中に中間レポート課題を実施する
課題 40% 定期試験 40% 授業への参加度 20%
受講生に望むこと
・前期に「経営学」を履修していることが望ましい。
・後期に「簿記基礎」をあわせて履修することが望ましい
・講義中の私語、スマホ操作や音、無断での教室への出入りなど他の受講者に迷惑となる行為は厳禁。迷惑行為に対しては厳正に対処、退室を求めることもあるので気を付けること
・授業開始後~20分の入室は遅刻、それ以降は欠席扱いとする
・日ごろから政治、経済、事故など社会の出来事に関心を持つこと。毎日、ニュース等をチェックすること。本講義に関係があるニュースは講義内で取り上げる
フィードバックの方法
・課題レポートについては後日、講義内で解説、講評をする
・終了前10分程度、テーマをあたえるのでそれに対する意見などを書く。その内容は後日の講義で解説、意見交換を行う
アクティブラーニング
ケーススタディでは受講生との意見交換及びグループディスカッションを予定している
テキスト
テキスト経営学[第3版]-基礎から最新の理論まで 井原久光 著 ミネルヴァ書房
その他、プリントを配布します
参考文献
実務経験の有無
オフィスアワー
木・12:10~14:10