卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
医療や各種保険関連法規に関する知識を学習し、医療制度の基礎知識を取得することができる。
授業修了時の到達目標
医療事務を行うための必須基礎知識となる医療関係の法律を説明することができる。
授業内容の全体計画
第1回 医療制度の全体像を理解する。
第2回 医療法について理解する①(目的、基本理念、医療従事者の責務、医療を提供する施設の定義)
第3回 医療法について理解する②(地域医療支援病院、特定機能病院、開設許可、病院等の管理者)
第4回 医療法について理解する③(病院の法定人員及び施設等、備えておく医療に関する諸記録)
第5回 医療法のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第6回 医師法について理解する①(医師の職分、絶対的・相対的欠格事由、非医師の医業禁止、診療義務・応召義務)
第7回 医師法について理解する②(無診治療等の禁止、異状死体等の届出義務、医師法施行規則第21条)
第8回 医師法について理解する③(保健指導を行う義務、診療録の記載義務及び保存義務、医師法施行規則第23条)
第9回 医師法のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第10回 医療保険について理解する①(職域保険、地域保険、協会けんぽ、組合健保、各種共済健保、船員保険)
第11回 医療保険について理解する②(国民健康保険、後期高齢者医療保険、生活保護)
第12回 医療保険について理解する③(労災、療養担当規則、介護保険)
第13回 医療保険のまとめのプリント及び過去問題を使って学習内容を理解する。
第14回 資格試験の過去問題(R1)を学習し、理解する。①
第15回 資格試験の過去問題(R2)を学習し、理解する。②
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修:シラバスに沿って「メディカルシステム論」を熟読する。(1.5時間)
事後学修:過去問題で知識を確認しながら「医科診療報酬点数表」の重要個所にマーカー及び書き込みをする。(2.5時間)
単位認定に関わる評価方法
①定期試験80% ②授業への参加度(質問等の授業中の発言)20%
受講生に望むこと
自分なりのまとめノートを作成し、理解を深めていくようにしてください。
フィードバックの方法
資格試験の過去問題を用いて理解度を確認します。誤解や不正解の多かった点、難解点は解説し理解度を高める。
アクティブラーニング
第5回、第9回、第13回は双方向授業で行います。
テキスト
『メディカルシステム論』 医療教育協会
『医学一般』医療教育協会
参考文献
特になし
実務経験の有無
病院勤務:病院事務長の実務経験を活かして、医療現場で必要とされる知識を中心に講義する。
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける