卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 1単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、主体性、協働性
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
授業科目の目的・テーマ
保育者として子どもたちが保育現場で安全かつ安心した生活を送るために、子どもの疾患及びその対処方法、救急時の対応や事故防止、安全管理・災害時の対応について学び、より安全な環境づくりについて考えることができる。
授業修了時の到達目標
1.子どもは総てにおいて発達途上にあり、抵抗力も弱い存在であることを理解し子どもに起こりやすい疾患について理解できる。
2.子どもは遊びの中から成長・発達していく存在であることを踏まえて遊びの安全性の工夫ができる。
3.保育現場における環境の安全の重要性が説明できる。
4.疾患の発症や突然の事故に対し、その対処方法を判断することができる。
5.安全かつ安心した生活ができるように、保育現場の環境に常に批判的考慮ができる。
授業内容の全体計画
第1回 子どもの生活と保健1 保育環境の整備と保健、保育現場における衛生管理
第2回 子どもの生活と保健2 保育現場における事故防止と危機管理・安全対策及び災害対策
第3回 子どもの体調不良への対応と救急処置1 体調不良に対する適切な対応
第4回 子どもの体調不良への対応と救急処置2 嘔吐物の処理方法
第5回 子どもの体調不良への対応と救急処置3 応急と救急処置
第6回 保育における保健的対応 保健的対応の基本的考え方、3歳未満児への対応
第7回 健康および安全管理の実施体制1 職員間の連携・共同と組織的取り組み、保育における保健活動の計画および評価
第8回 健康および安全管理の実施体制2 家庭、専門機関、地域関係機関との連携
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
初回から授業の予習・復習をして授業に臨む。(各回2時間)
授業に必要な内容のレポート学習を初回授業からまとめていく(各回2時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験80%、授業のレポート15%、授業への参加度5%にて評価を行う。
受講生に望むこと
1.遅刻・欠席に関しては大学の学則に従い対応する。
2.子どもは感染症に罹りやすく、重症化しやすいことを念頭におき授業に臨む。
3.子どもには必ず保護者がついていることを念頭に置き授業に臨む。
フィードバックの方法
提出課題は評価しコメント記入後返却する。
定期試験は成績手交日に採点結果を返却し、模範解答を掲示する。
アクティブラーニング
テキスト
『子どもの保健 -理論と実際-』岸井勇雄他(監) 同文書院
参考文献
『国民衛生の動向、国民の福祉と介護の動向』厚生労働統計協会
『小児看護学-子どもと家族の示す行動への判断とケア-』筒井真優美(監) 日総研
『0~6歳赤ちゃん・子どもの病気百科』 細谷亮太(監)主婦の友
『初めてのママ&パパの0~6歳病気とホームケア』 渋谷紀子(監) 主婦の友
『保育所保育指針解説書』厚生労働省 フレーベル館
『厚生労働省:幼保連携型認定子ども園教育・保育要領解』内閣府・文部科学省 フレーべル館
実務経験の有無
看護師として病院勤務:小児外来や救急医療の対応等を含む看護師経験5年あり、その経験を活かして実際に起こり得る内容などが想像できるよう講義する。
備考
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける