卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 演習 | 2単位 | 1年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力
授業科目の目的・テーマ
様々な分野の読み物を正しく読み進めるために、語彙力を身につけ、文の構造をとらえることができるようになる。
読み物に関する知識に基づいて、自らの持つ経験や知識、または母国との比較から、自分の意見が発信できるようになる。
授業修了時の到達目標
様々な分野の読み物を制限時間内で正しく読み進めることができる。
読み終えた読み物のテーマについて、自分の意見を発信できるようになる。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション・実力判定テスト
第2回 読解「ゲッキョク株式会社」
時間の経過の中で変化する筆者の心情を読む取る。
文法「~たて」「たとえ~ても」「~たりしない」
第3回 読解「日本のテレビアニメ」
二つの物事の関係を読み取る。
文法「~際」「~といった」「~うちに」「~にとって」
第4回 読解「働かない働きアリ」
条件と結果を表す文を読む。
文法「~という」「~たびに」「~わけではない」
第5回 読解「個人情報流出」
記事の内容をすばやくつかむ。事実関係を読み取る」
文法「~に応じて」「~によって」「~とみられている」
第6回 読解「暦」
解説文を読む。物事に関係するエピソードを読み取る。
文法「~からなる」「~としては」「~上」
第7回 読解「鉛筆削り」
小説を読む。登場人物の行動と心の内を追いながら。
文法「~つもりはない」「~てばかりいる」
第8回 読解「ロボットコンテスト」
筆者の言いたいことは何か、事実と評価を読み取る。
提言を的確に把握する。
文法「~を対象に」「~ばかりでなく」「~を通して」
第9回 読解「尺八で日本の文化を理解」
新聞記事(文化面)を読む。
プロフィールを通して、その人を知る。
文法「~のもとで」「~しかない」「~の末」
第10回 日本語能力試験対策 N2 模擬試験実施
第11回 日本語能力試験対策 N2 フィードバッグ
第12回 読解「日本の誇り、水文化を守れ」
意見を表明する文を読む。
筆者の主張をその根拠や具体例から読み取る。
文法「~もせずに」「~といえども」「よほど~でも」
第13回 読解「ITと情報社会」
科学の発展と課題について理解を深める。
現代社会においてどのような問題があるか自分の意見をまとめ、発表する。
<グループワーク>
第14回 作文
「原稿用紙の表記のしかた」「句読点の打ち方」「だ体・である体」を理解する。
第15回 作文「ITと情報社会における課題」
下書き→清書し完成させる
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
毎回教材を配布するので、新出語彙の意味を調べ理解しておくこと。(2時間)
テーマに関連する情報や知識を収集し、自分の意見をまとめておくこと。(2時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験70%、授業への参加度30%
受講生に望むこと
スマホの使用は基本的には禁止する。
積極的に授業に参加し発言する学生を高く評価する。
フィードバックの方法
課題は添削し、評価して返却する。
アクティブラーニング
第13回では、グループで話し合い、意見をまとめて発表する。
テキスト
必要に応じて教材を配布する。
参考文献
『みんなの日本語 中級Ⅱ本冊』スリーエーネットワーク
実務経験の有無
備考
オフィスアワー
木・13:00~14:30