卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 講義 | 2単位 | 1年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力
授業科目の目的・テーマ
今治地方の地域史(古代~近世)を題材としながら、それと連動する日本・アジア・世界の動向を多様な視座から考察し、歴史を学ぶ楽しさや観光・まちづくりなどの地域振興に役立つ視点を養う。
授業修了時の到達目標
①地域史を考察する中で、広い視点にたったモノの見方を培うことができる。
②地域史を考察する中で、身近な地域社会への関心を持つことができる。
③地域史を考察する中で、地域社会へ積極的に関わろうとする態度を培うことができる。
授業内容の全体計画
第1回 オリエンテーション(地域史とは)
第2回 旧石器時代(日本列島と日本人 ~ナウマンゾウと芸予諸島~)
第3回 縄文時代(縄文文化の成立 ~サヌカイトと来島海人~)
第4回 弥生時代(農耕社会の成立 ~阿方遺跡と新谷森ノ前遺跡~)
第5回 古墳時代(古墳とヤマト政権 ~妙見山古墳と相の谷古墳~)
第6回 古墳時代(前方後円墳をフィールドワーク)
第7回 飛鳥時代(飛鳥の朝廷と大化の改新 ~越智氏と永納山城~)
第8回 奈良時代(律令国家の展開 ~伊予国府と伊予国分寺~)
第9回 平安時代(貴族政治と国風文化 ~大山祇神社と奈良原山経塚~)
第10回 鎌倉時代(武士政権の成立と展開 ~凝然と鎌倉仏教~)
第11回 鎌倉時代(中世石造美術をフィールドワーク)
第12回 南北朝時代(建武の新政と南北朝動乱 ~『太平記』と世田山城合戦~)
第13回 室町~戦国時代(応仁の乱と戦国大名 ~村上海賊と海城~)
第14回 室町~戦国時代(日本遺産の小湊城跡をフィールドワーク)
第15回 安土・桃山時代(織豊政権と桃山文化 ~能島村上氏と来島村上氏~)
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学修 次回のシラバス内容を確認し、テキスト範囲や配布資料などを熟読する(1.5時間)
事後学修 授業の要点をノートにまとめ、課題レポートを作成する(2.5時間)
単位認定に関わる評価方法
定期試験50%、課題レポート30%、授業への参加度20%
受講生に望むこと
①毎年1回8月に今治商工会議所が実施している今治市のご当地検定「いまばり博士検定」(初級編・中級編・上級編)に挑戦して欲しい。
②授業で興味をもったテーマについて、現地散策や博物館めぐりなどをして欲しい。
フィードバックの方法
課題は評価して、授業の中で解説する。
アクティブラーニング
テキスト
『新いまばり博士』改訂版(今治商工会議所、第一印刷)※いまばり検定公式ガイドブック
※適宜、通史を記載した参考資料を配布
参考文献
『今治発!地域史研究家ケイボンがゆく』(大成経凡、創風社出版)
実務経験の有無
・文化財調査事業に従事:調査員や観光ガイドの経験を活かし、わかりやすく、面白く、身近な地域の歴史に関心が向く講義を心がけたい。
・NPO法人に所属:まちづくりの実践活動を活かし、地域振興(観光)や生涯学習の視点にたった講義を心がけたい。
・海運会社や歴史資料館に勤務:経済活動や観光振興の視点に立った講義を心がけたい。
オフィスアワー
木・12:30~14:00