2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

地域活性化論 (科目記号:GGA101)

大成経凡

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 主体性・協働性・多様性・思考力
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

今治地方の歴史・文化・風土・産業などの地域資源を駆使し、地域活性化に結びつけようとする人・まち・企業などの活動を考察し、観光・産業・まちづくりなどの地域振興に役立つ視点を養う。

この科目は地域志向科目です。

授業修了時の到達目標

①事例を考察する中で、広い視野にたったモノの見方を培うことができる。
②事例を考察する中で、身近な地域社会への関心を持つことができる。
③事例を考察する中で、自ら地域づくりの担い手になろうとする積極的態度を培うことができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション(地域活性化とは)
第2回 水軍文化でまちおこし(宮窪地域)
第3回 しまなみ海道とサイクリング(観光業)
第4回 日本最大の海事都市(造船・海運・舶用機工業)
第5回 今治タオルのブランド化(製織・染色業)
第6回 四国霊場八十八ヶ所めぐり(巡礼・観光)
第7回 大山祇神社などの神社信仰(祭礼・観光)
第8回 しまなみソルトヒストリー(製塩業)
第9回 大島石と近代化遺産(採石・観光業)
第10回 グリーンツーリズムと島暮らし(観光・農水産業)
第11回 菊間瓦とお供馬(菊間地域)
第12回 桜井漆器と志島ヶ原(桜井地域)
第13回 今治城と藤堂高虎(史跡・観光)
第14回 小島砲台と造船長屋(波止浜地域)
第15回 丹下建築と市中心市街地再生
 定期試験

第3・5・10回はフィールドワークとして実施する。

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修 次回のシラバス内容を確認し、テキスト範囲や配布資料などを熟読する(1.5時間)
事後学修 授業の要点をノートにまとめ、課題レポートを作成する(2.5時間)

単位認定に関わる評価方法

定期試験50%、課題レポート30%、授業への参加度20%

受講生に望むこと

①毎年1回8月に今治商工会議所が実施している今治市のご当地検定「いまばり博士検定」(初級編・中級編・上級編)に挑戦して欲しい。
②授業で興味をもったテーマについて、現地散策やイベント参加などを心がけて欲しい。

フィードバックの方法

フィールドワーク(第2回~第4回)

アクティブラーニング

フィールドワーク(第2回~第4回)

テキスト

『新いまばり博士』改訂版(今治商工会議所、第一印刷)※いまばり検定公式ガイドブック

参考文献

『今治発!地域史研究家ケイボンがゆく』(大成経凡、創風社出版)

実務経験の有無

・文化財調査事業に従事:調査員や観光ガイドの経験を活かし、わかりやすく、面白く、身近な地域の歴史文化遺産に関心が向く講義を心がけたい。
・ご当地検定の監修やNPO法人に所属:まちづくりの実践活動を活かし、観光やイベントなど地域振興の視点にたった講義を心がけたい。
・海運会社や歴史資料館に勤務:これまでの実績や人脈を活かし、経済活動や観光振興の視点に立った講義を心がけたい。

備考

フィールドワークの体験や施設見学で実費をともなう場合がある。
コロナ禍や参加人数によって、視察内容と日程に変更が生じる場合がある。

オフィスアワー

木・12:30~14:00

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