卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択科目 | 演習 | 1単位 | 2年 | 前期・後期 |
学位授与の方針との関連
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力
授業科目の目的・テーマ
施設における実習さらに進め学習効果を向上させる。事前指導では、実習の心構えや実習施設の概要理解、実習地域の社会資源など地域調査、実習計画・目標の設定等を通して、施設実習を有意義に進めるための準備を行う。
事後指導では、実習内容の確認と整理を行い、自己評価に取り組み、今後の課題を見出すための考察を行う。
授業修了時の到達目標
事前指導において、実習の目的や内容、心得を理解し、実習記録等の書き方を習得するとともに、実習施設の概要を理解でき、実習に向けて課題の作成ができる。事後指導において、実習総括、自己評価を行い、自己覚知を高める。
授業内容の全体計画
第1回 教務的ガイダンス、保育実習実施要領の説明
<事前指導>
第2回 実習の意義・目的・内容理解
第3回 子ども、利用者の人権について
第4回~5回 施設理解~施設利用者への概要~見学実習
第6回 実習施設の生活の流れ
第7回 地域社会資源の調査・レポート課題の提示
第8回 実習書類の作成、実習計画・目標の設定
第9回 援助計画の立て方 実習記録の書き方①
第10回 実習計画書作成
<事後指導>
第11回 実習事例検討① ケースの提示
第12回 事例検討② 事例発表の方法
第13回 分析と考察について
第14回 実習報告書作成①(校正含む)
第15回 実習報告書作成②(清書)
授業時間外の学習(予習・復習等)
第1回~第3回 保育実習Ⅲについての理解を深める。(3時間)
第4回~第6回 見学実習の記録をまとめる。(3時間)
第7回~第10回 実習先の周辺の社会資源について調査し、まとめておく。実習計画書を作成するため、資料や文献等を調べ、学ぶ視点や身につけたい技術、知識についてまとめておく。(4時間)
第11回~第13回 実習をふりかえり、事例検討資料を作成し、課題を分析する。(3時間)
第14回~第15回 実習報告書を作成する。(2時間)
授業時に配布する資料を復習し、理解を深めること。
テキストを熟読し、実習施設について各自情報収集すること。
また、施設が募集するボランティア活動などに積極的に参加し、知識や理解を深めること。
単位認定に関わる評価方法
①授業参加態度30%、実習計画30%、実習報告書等40%で総合的に判断する。
②実習に出るには、開始日までの保育実習指導の授業に出席していることと、出席時の態度が節度あるもの(携帯電話は鞄等に収納する、私語を慎む、積極的に理解しようとするなど)である必要がある。実習事前指導、事後指導を通して自己都合による欠席は原則認めない。
受講生に望むこと
学ぶ姿勢を心得、自分の考えを述べること。実習施設の概要をしっかりと事前に把握しておくこと。
フィードバックの方法
実習記録、実習評価等をもとに面接を行い、振り返りを促す。
アクティブラーニング
実習事前事後指導に加えて、学外実践を行い、参加者にアンケート調査をし分析する(フィールドワーク)。
テキスト
『保育実習』新基本保育シリーズ 近喰晴子編 中央法規
参考文献
『保育福祉小六法』株式会社みらい
実習施設のパンフレット
『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領解説』 内閣府・文科省・厚生労働省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』厚生労働省 フレーベル館
実務経験の有無
備考
オフィスアワー
相澤:火・12:30~14:30
濱田:水・12:30~14:00
松田:火・12:30~14:00