卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 実習 | 1単位 | 2年 | 前期 |
学位授与の方針との関連
2 思考力、判断力、表現力、主体性、協働性
3 多職種連携、実践力
授業科目の目的・テーマ
「健康づくり」に視点をおいたライフサイクルごとの食事管理をするために、対象者別の特性を理解し、健康な生活のための献立が展開できるようになる。
授業修了時の到達目標
①各ライフステージにおける栄養の特性(食事摂取基準や食品構成)について説明できる。
②各ライフステージあわせた献立が立案できる。
③対象者を満足させる食事作りができる。
授業内容の全体計画
第1回 献立作成の基礎知識を理解する
第2回 乳児期の栄養について理解する1:食事計画・献立作成
【課題研究】離乳食(7~8か月児)の献立作成(離乳食2回食)
第3回 幼児期の栄養について理解する1:食事計画・献立作成
【課題研究】幼児食(3~5歳)の献立作成
第4回 乳・幼児期の栄養について理解する。
第5回 高齢期の栄養について理解する1:食事計画・献立作成
宿題:献立作成(高齢期の食事)
第6回 高齢期の栄養について理解する2:咀嚼困難、嚥下困難な人の食事
宿題:献立作成(咀嚼困難、嚥下困難な人の食事)
第7回 乳児期の栄養について理解する2:実習―調乳・離乳食
宿題:実習レポート(調乳、離乳食)
第8回 幼児期の栄養について理解する2:実習―幼児期の食事
宿題:実習レポート(幼児食)
第9回 学童期の栄養について理解する
第10回 高齢期の栄養について理解する3:実習―高齢期の食事
宿題:実習レポート(高齢期の食事)
第11回 高齢期の栄養について理解する4:実習―咀嚼困難、嚥下困難な人の食事
宿題:実習レポート(咀嚼困難、嚥下困難な人の食事)
第12回 青年期の栄養について理解する
第13回 成人期の栄養について理解する1:食事計画・献立作成
宿題:献立作成(野菜摂取・減塩・バランスを考慮した成人期の食事)
第14回 成人期の栄養について理解する2:実習―野菜摂取・減塩・バランスを考慮した成人期の食事
宿題:料理カード作成(野菜摂取向上メニュー)
第15回 成人期の栄養について理解する3:実習―バイキング
宿題:料理カード作成(減塩・バランスメニュー)
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
①宿題の課題に取り組むことが、予習および復習になります。
②宿題1:献立作成
食事摂取基準に基づき、各期に適した食品の選択と調理方法等を考慮して、献立を作成してください。不備な献立は、返却します。訂正後、再提出してください。
③宿題2:担当献立の試作と食材料の発注
班毎に調理実習を行います。調理献立を担当する人は、事前に試作を行い、班員に調理指導をしてください。授業日までに、調理作業工程を班ごとに打ち合わせてください。食材料の発注書も作成してください。
④宿題3:実習レポート
実習献立の評価や改善点、考察を記入して提出してください。
⑤宿題4:料理カード
野菜・減塩・バランスを考慮したの実習レシピは、料理カードを作成してください。
⑥宿題は、提出日を指定します。遅れないように提出してください。
⑦15回の授業終了後に、全提出物をファイルにまとめて、再度提出(指摘事項は訂正する)してください。
単位認定に関わる評価方法
①実技試験30% 定期試験30% 献立作成20% 実習レポート・料理カード20%
②実技試験の評価は、担当するレシピの調理技術や調理指導力を評価します。
受講生に望むこと
①実習の際は適切な身支度を整え、お互いに協力し合い積極的な態度で臨みましょう。
②自分自身の食生活に関心をもち、日常、調理をする習慣を身につけましょう。
③各種料理本を多く読み、料理のレパートリーを増やしましょう。
④知見の理解だけにとどまらず、「見て、作って、食べて」力をつけていきましょう。
フィードバックの方法
課題研究は添削し、実技実習の場でコメントする。
アクティブラーニング
実習
テキスト
『ライフステージ 実習栄養学‐健康づくりのための栄養と食事-』城田知子編 医歯薬出版
『管理栄養士・栄養士必携』日本栄養士会編 第一出版
『日本食品成分表2021』医歯薬出版
必要に応じて資料を配布します。
参考文献
『介護食』田中弥生・宗像伸子共著 医歯薬出版
実務経験の有無
管理栄養士としての経験を活かしてライフステージごとの栄養ケア対象者への対応について事例を盛り込んだ講義をする。
備考
オフィスアワー
授業終了後に教室で質問を受け付ける