2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

人間関係Ⅱ (科目記号:LWF301)

杉本詠二・青井均・野間久美子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
3 協働性、多職種連携

授業科目の目的・テーマ

・視覚、聴覚に障害がある人とのコミュニケーションの基礎を理解する。
・チームマネジメントの基礎を理解し、チームで働くために必要なことを学修する。

授業修了時の到達目標

・手話では聴覚障害者との日常会話ができるようになることと、視覚障害者の文字である点字を修得し、視覚障害者の福祉を考えることができる。
・介護実践におけるチームマネジメントの意義・目的とチーム運営の基本が理解できる。

授業内容の全体計画

第1回 視覚障がいの理解と点字の基礎(野間)
第2回 点字に親しむ(当事者とともに)(野間)
第3回 「聞こえないって何?」「手話とは」(青井)
第4回 (手話で)自己紹介しましょう(青井)
第5回 (手話で)話し合ってみましょう(青井)
第6回 介護実践におけるチームマネジメントの意義(杉本)
第7回 ヒューマンサービスの特徴・特性(杉本)
第8回 ケアを展開するためのチームマネジメント(杉本)
第9回 福祉サービスの組織の機能と役割(杉本)
第10回 組織の目標達成のためのチームマネジメント(杉本)
第11回 チーム運営1 チームの機能と構成(杉本)
第12回 チーム運営2 リーダーの機能と役割(杉本)
第13回 人材育成1 人材育成の方法(杉本)
第14回 人材育成2 人材育成・自己研鑽のためのチームマネジメント(杉本)
第15回 チーム運営に関する事例を用いてグループディスカッション(杉本)
定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学修:テキスト・レジメを読み込んでおく(20分)
事後学修:授業後、自分の考えをまとめておく。課題がある場合は課題に取り組む。(40分)
事前学修:テキスト・レジメを読み込んでおく(20分)
     1回目 視覚障がい者のせいかつを想像してみる(こまることなど)(20分)
     2回目 点字の50音を確認(10分)
事後学修:授業後、自分の考えをまとめておく。課題がある場合は課題に取り組む。(40分)
     1回目 点字の50音を覚える(10分)課題の点字資料を読む(30分)
     2回目 課題の展示資料を読む(50分)

単位認定に関わる評価方法

3人の教員の平均で評価する
6回から15回 試験 50%  授業への参加度30%  課題20%
1・2回 課題の提出と授業中の発言50%ずつ

受講生に望むこと

他者と積極的にかかわる姿勢をもってください。
多様な人間関係を積極的に学んでください。
想像することは相手を思いやる第一歩。想像豊かな人になってほしい。

フィードバックの方法

試験・課題は評価して返却する

アクティブラーニング

テキスト

1~5回 特になし
6~15回『最新・介護福祉士養成講座1 人間の理解』中央法規出版

参考文献

適宜配布する
1・2回 初めての点訳 第二版 視覚障害者介護技術シリーズ1(全国視覚障害者情報提供施設協会編集・発行)
1・2回 点字技能ハンドブック 視覚障害にかかわる基礎的知識(谷合侑・黒崎恵津子著)

実務経験の有無

6~15回 介護福祉士・介護支援専門員としての経験を活かし、授業を行う

備考

第2回は視覚障がい者の方と交流しながら学習を進める

オフィスアワー

杉本 木・14:20~16:10
青井 授業終了後に教室で質問を受け付ける
野間 授業終了後に教室で質問を受け付ける

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