2022年度(令和4年度)講義概要―シラバス―

地域と子育て支援Ⅱ (科目記号:EEP202)

井上浩二・相澤みゆき・十河治幸

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

1 人間関係力・自己研鑽力
2 専門的知識・技能、主体性、協働性
4 地域志向性、地域貢献力

授業科目の目的・テーマ

今治市の子育て支援、子どもの健全育成に関する取り組みを理解し、保育者として身につけるべき理論、価値、技術について理解し、実践する。

授業修了時の到達目標

本学が行う子育て広場活動の意義を理解し、保育者が行う子育て支援について説明できるようになる。
学生祭あそび場提供の企画、準備、実践、ふり返りを通して、子育て支援にかかわる保育士としての姿勢を身につける。
おでかけ児童館の実践の意義、効果、今後の課題などについて意見を述べることができるようになる。
めいたん広場を見学し、実践への見通しを描くことができるようになる。

授業内容の全体計画

第1回 学生祭、おでかけ児童館、めいたん広場、FC今治コラボ企画についての概要及び計画説明
第2回 「第3回おでかけ児童館」実践
第3回 学生祭あそび場提供
第4回 FC今治コラボ企画 子育て支援活動の計画・準備 
第5回 FC今治コラボ企画 子育て支援活動の実践
第6回 めいたん広場(学生プログラム)見学
第7回 「第4回おでかけ児童館」実践
第8回 地域と子育て支援Ⅰ、Ⅱ 全体振り返り

授業時間外の学習(予習・復習等)

第1回 保育者が行う子育て支援活動の復習(2時間)
第2回 おでかけ児童館に参加し、自身の活動をふりかえり、記録を作成し課題を整理する。(4時間)
第3回 学生祭での遊び場提供についてふり返り、記録を作成する。(4時間)
第4・5回 FC今治コラボ企画 子育て支援活動についてふり返り、記録を作成する(8時間)
第6回 めいたん広場の見学記録をまとめ、その経験を生かしおでかけ児童館ではどのような成果があったか、記録をまとめるとともに課題検討する。(4時間)
第7回 おでかけ児童館に参加し、自身の活動をふりかえり、記録を作成し課題を整理する。(4時間)
第8回 これまでの子育て支援事業への参加や取り組みをまとめ直す。(4時間)

子育て支援に関する時事に関心を持ち、子どもに適合する遊びや歌、行事時の取り組みなどについて情報収集する。

単位認定に関わる評価方法

実践へのプロセス50%、振り返りレポートおよび参加姿勢50%で総合的に評価する。

受講生に望むこと

学ぶ意欲を持って、積極的に授業参加すること。

フィードバックの方法

レポートは確認、添削して返却する。実践の場での学びについては、ふり返りの時間をとり、解説する。

アクティブラーニング

第2回および第7回では、おでかけ児童館への参加を通して、児童厚生員の活動を学び、自らも実践できるように実習する。
第3回では学生祭での遊び場提供を通して、フィールドワーク的な視点をもって子ども支援について理解を深める。
第4・5回では、子育て支援活動の実践を通して、フィールドワーク的な視点をもって子ども支援について理解を深める。

テキスト

『子育て支援の環境づくり』高山静子 エイデル研究所

参考文献

今治市子ども子育て支援事業計画 

実務経験の有無

保育士・所長としての経験を活かし、具体的な子育て支援活動の事例などを盛り込む。

備考

本授業は幼児教育学科の地域志向科目であり、地域の人々との交流、地域での実践活動を中心とした学びを目指しています。

オフィスアワー

井上:水・13:00~14:30
相澤:火・12:30~14:30
十河:木・13:00~14:30

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