卒業/修了要件 | 授業形態 | 単位数 | 配当年次 | 開講期間 |
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選択必修科目 | 演習 | 1単位 | 2年 | 後期 |
学位授与の方針との関連
2 専門的知識・技能、主体性、協働性
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
授業科目の目的・テーマ
子どもの発育・発達と食生活の関係について理解するために栄養の基本的な知識を学び、保育者として必要な考察ができるようになる。
授業修了時の到達目標
食の大切さを知り、保育者として人間のライフステージを学ぶ。
授業内容の全体計画
第1回 幼児期の栄養と食事摂取基準 偏食、おやつの役割、弁当作りの注意点、幼児期の生活
第2回 学童期の栄養と食事摂取基準 学校給食の役割、虐待された子の心と精神の歪みについて ①幼児期、学童期のレポート提出
第3回 思春期の栄養と食事摂取基準 インスタントもの、鉄欠乏性貧血、若者を狙う難病2つについて
第4回 成人期の栄養と食事摂取基準 成人期前半、後半の特徴、日本人の人口動態について ② 思春期、成人期のレポート提出
第5回 老人期の栄養と食事摂取基準 どのようなものを食べてきたか、長寿の秘訣、精神の変化、咀嚼力について ③各自5分で、自分の一番の学びを発表する。
第6回 小児糖尿病と先天性代謝異常症 子供に多い1型糖尿病とⅡ型糖尿病の特徴 アミノ酸と糖による代謝異常 ④小児糖尿病のレポート提出と小テスト。
第7回 施設における衛生管理と食中毒の予防、特定保健用食品 定期試験対策のまとめ
第8回 スポーツ栄養、人権12、人としてのマナーについて エネルギーの消費量と社会人としての心得
定期試験
授業時間外の学習(予習・復習等)
事前学習:教本の該当ページを熟読し、用語を知っておくこと。(各回2時間)
事後学習:授業後はノートを再度確認し、レポート、小テストに備える。(各回2時間)
レポートは次回授業日で提出
単位認定に関わる評価方法
定期試験80%、小テスト、レポート提出で20%
受講生に望むこと
自信をもって活躍するためにも、自分を信じて積極的に授業に取り組もう。
フィードバックの方法
人生の大切なライフステージで学んだことを重要ポイントとして話し合う。
アクティブラーニング
その日の学習後、自由にグループディスカッションを行い、学んだ知識の共有を学生で行う。
テキスト
『子どもの食と栄養』監修 公益財団法人 児童育成協会 堤ちはる 藤澤由美子編 中央法規
参考文献
『子どもの食と栄養』 学建書院
『子どもの食と栄養』 中山書店
『オールガイド食品成分表2020』 実教出版
『幼保連携型認定子ども園教育・保育要領解説』 内閣府・文科省・厚生労働省 フレーベル館
『保育所保育指針解説』厚生労働省 フレーベル館
実務経験の有無
備考
オフィスアワー
木・12:30~14:30