2021年度(令和3年度)講義概要―シラバス―

法学(日本国憲法) (科目記号:GGH104)

大久保成道

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

授業科目の目的・テーマ

法学(日本国憲法)は、社会科学の範疇に入ります。この分野の理解には、その背景となる歴史や社会思想の理解が必要です。同時に、人の社会生活と密接に結びついていることから、その関係において理解する必要があります。
この授業では、「学」としての法学(日本国憲法)の基礎概念を習得します。さらに、具体的事例学習を通して、より良い社会生活を送るための基礎教養と法感覚が身に付いて行きます。

授業修了時の到達目標

・主権者として、政治社会の事象を法的な立場で解釈・分析し、より良い判断・選択をする能力を身に付ける。
・社会科学一般の理解力、まとめる力、表現力を身に付ける。

授業内容の全体計画

第1回 導入~学習の方法~
第2回 社会科学の根底、近現代史および社会思想
第3回 社会生活における「法律・日本国憲法」について
第4回 まとめ①:レポート作成・発表
第5回 日本法制史および日本国憲法の成立過程
第6回 日本国憲法の思想と原則(前文、第10章 最高法規)
第7回 国民主権,基本的人権(第3章 国民の権利及び義務)
第8回 まとめ②:レポート作成・発表
第9回 立法機関(第4章 国会)
第10回 行政機関(第5章 内閣)
第11回 司法機関(第6章 裁判所)、その他(第7章 財政、第8章 地方自治)
第12回 まとめ③:レポート作成・発表
第13回 天皇(第1章)、戦争放棄(第2章)
第14回 日本国憲法と国際法、憲法問題(第9章 改正)
第15回 まとめ④:レポート作成、発表

授業時間外の学習(予習・復習等)

[レポート作成]授業回数15回の内、第4、8、12、15の各回にレポート作成と発表を行うことで、授業内容の定着を図ります。(7時間×3回、9時間×1回)
[課題作成]毎回の授業、レポート作成・発表で習得した知識、思考の成果を課題として
まとめることで、授業内容が体系的・系統的に整理・定着いたします。(毎回2時間)

単位認定に関わる評価方法

①課題作成・提出50%、② レポート作成(4回)30%、③ 授業への貢献度・発表20%。

受講生に望むこと

授業時間内に行う下記の事項を念頭にして、授業に臨んでください。
[すき間時間の開拓と学習]時間外の予習・復習は、「すき間時間」を開拓して行ってください。「すき間時間」とは、1日の生活の中で、食事の前・後、登下校のバスの中などの5分から15分程の学習できる時間を言います。このすき間時間利用の学習習慣を身に付けることは、在学中の学習や卒業後の生涯学習をする時に有益となります。

1.考える:各人は、自分の着想を大切にし、身近な素材から考えを及ぼす。
2.まとめる:授業内容をまとめることで、知識が自己の中に整理されて記憶される。
3.表現する:人前で表現(発表)することで、学んだことが、①自己の中に深く定着し、②その内容を客観視することができ、③新たな思考展開の契機となる。
この3つの事柄を通して、授業内容が体系的・系統的に身に付きます。この積み重ねによって、その人にとって意味のある知識(教養)となって行きます。

フィードバックの方法

小テスト採点後の講義で講評する。
プレゼンテーションの事前・事後のアドバイスとコメント。

アクティブラーニング

プレゼンテーション(作成したレポートの発表)

テキスト

『一歩先への憲法入門』片桐直人・井上武史・大林啓吾共著、有斐閣、2019年

参考文献

代表的な参考書(3冊)
・『憲法学読本(第3版)』安西文雄・巻美矢紀・宍戸常寿共著、有斐閣、2018年。
・『憲法(第7版)』芦部信喜著(高橋和之補訂)、岩波書店、2019年。 
・『日本国憲法論(第2版)』佐藤幸治著、成文堂、2020年。
その他、本学図書館蔵書(日本国憲法に関するもの)

実務経験の有無

大学では政治学・経済学を学び、大学院の課程では政治学研究を行ってきました。特に大学院では、文明論に基づく「国際政治学(冷戦研究)」を行い、今日、その理論構築を目指して研究活動を行っています。
教職は、大学、専門学校、高校の各教育課程を経験し、この間、国際政治学、政治制度論、法学(日本国憲法論)、政治経済等の授業及び論文指導を行いました。特に、高校教育では学校運営の実務にも携わりました。
これらの経験が、本授業科目への多角的なアプローチとなることを願っています。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける

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