2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

日本語表現法Ⅱ<上級クラス> (LKR215)

宮本あかね

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

・日本語で他者と対話できるようになるために、さまざまなテーマやトピックについて日本語で学ぶ。
・タスクやクラスメートとの対話を通して、「日本語の運用能力を高める」とともに、「内容を理解して思考を深める」ことを目指す。

授業修了時の到達目標

・大学生活で出合う可能性のあるタスクの達成に必要な日本語の運用能力を身につける。
・授業で扱ったテーマについて理解や考えを深め、それらを示すことができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション・実力判定テスト
第2回 L1習い事①:知っていることを話す・インタビューを聞く
第3回 L1習い事③:文型・表現
第4回 L1習い事⑤:経験について発表する
第5回 L2日本語の文字①:知っていることを話す
第6回 L2日本語の文字③:文型・表現
第7回 L2日本語の文字⑤:調べたことを紹介する
第8回 L3昔話①:知っていることを話す・昔話の動画を見る・昔話を読む
第9回 L3昔話③:文型・表現
第10回 L3昔話⑤:考えたストーリーを紹介する
第11回 プロジェクト:計画を立てる・インタビューシート作成
第12回 プロジェクト:発表とレポートの構成
第13回 プロジェクト:インタビュー結果まとめ
第14回 プロジェクト:スライド作成
第15回 プロジェクト:発表会

授業時間外の学習(予習・復習等)

・第1回~第10回:授業後に、配布プリントの問題を解く(各回0.5時間)
作文等の課題に丁寧に取り組む(各回1時間)
・第11回~第15回:プロジェクトと最終課題(発表・レポート)に計画的かつ丁寧に取り組む(各回2時間)

単位認定に関わる評価方法

・授業への参加度:50%
・最終課題(プロジェクトの発表・レポート):50%

受講生に望むこと

・このクラスでは、日本語を使うさまざまなタスクに挑戦します。積極的にペア/グループワークに参加してください。
・課題は期日までに提出してください。遅れた場合は減点とします。
・コース後半にプロジェクトに取り組みます。自主的・計画的に進め、わからないことなどがあれば、早めに連絡・相談してください。

フィードバックの方法

・課題はその場でコメント、または後日、評価して返却する。

アクティブラーニング

・毎回、ペア/グループワークを実施する。
・最終課題としてプロジェクトワークを行い、自分で決めたテーマについて調べたことを発表する。

テキスト

・必要に応じて教材を配布する。

参考文献

『タスクベースで学ぶ日本語 中級1』国際基督教大学 教養学部 日本語教育課程、スリーエーネットワーク
『日本語上級話者への道 きちんと伝える技術と表現』荻原稚佳子・増田眞佐子・齊藤眞理子・伊藤とく美、スリーエーネットワーク

実務経験の有無

備考

・授業内容に関連があるため『応用日本語Ⅱ上級』の受講が望ましい。
・プロジェクトでPCを使用する。
・受講生のニーズやレベルにより、シラバスを変更する可能性がある。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける。

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