2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

日本語表現法Ⅱ<初級クラス> (LKR114)

牛尾佳子

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
必修科目 演習 1単位 1年 後期

学位授与の方針との関連

2 主体性・協働性・多様性・思考力
3 社会・文化理解、実践力

授業科目の目的・テーマ

・初中級で必要な文法や語彙を使い、日常生活の基本的場面で円滑なコミュニケーションがとれるようになる。
・日本語能力試験に合格するために、試験問題を理解し正しい答えが判断できるようになる。 

授業修了時の到達目標

・初中級の文型・語彙・表現を十分に習得し、運用することができる。
・日常生活で円滑なコミュニケーションをとることができる。
・N3レベルの問題を制限時間内で正しく解答することができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション・自己紹介・プレスメント
第2回 複合動詞「~始める・~終わる」 
    ファーストフードに関する文章を読み、
    自国のファーストフードについて説明することができる。
第3回 「のは~だ」、「自動詞~ている・他動詞~てある/ておく」
第4回 「ばかり」、「がる」
第5回 「のようだ」
    最近の子どもに関する文章を読み、自分が子どものころと比較して
    意見を述べることができる。
第6回 「のような」、「~は~ほど~ない」
第7回 形容詞の名詞化「~さ」、連用中止
第8回 「ということだ」、「長い文の練習」
    睡眠についての文章を読み、理解する。
第9回 「ために」の整理[原因/理由・目的]、「まま」
    日本人の発明に関する文章を読み、理解する。
    自分の国で発明された物について説明することができる。
第10回 「といっても」、「~より~ほうが」
第11回 「ほしい・ないでほしい」
    リサイクルについての文章を読み、理解する。
    自分はどのような取り組みをしているか表現できる。
第12回 「ことがある」、「まで」
第13回 「にともなって」、「接続詞[つまり・一方]」
第14回 「受身・使役・使役受身」の整理、「ほしいものだ」
    ジェンダーに関する文章を読む。
    男女の家事分担について意見を述べることができる。
第15回 「てくる・ていく」、「べきだ」
 定期試験

授業時間外の学習(予習・復習等)

①出された宿題は十分な時間を費やして提出すること。(0.5時間)
②学習した内容は声に出して反復練習し習得を目指すこと。(0.5時間)

単位認定に関わる評価方法

試験60%、小テスト20%、授業への参加度(会話練習)20%。

受講生に望むこと

①授業中、配布されたプリントはきちんとファイルに整理すること。
②携帯電話の辞書機能を使用しないで、電子辞書を使うこと。
③授業中は携帯電話はマナーモードか、電源を切ること。
④遅刻・授業時の居眠りは減点する。

フィードバックの方法

小テストは添削して、評価し返却する。

アクティブラーニング

その日に習った文型で文を作り発表する。

テキスト

『中級へ行こう 日本語の文型と表現55 第2版』平井悦子・三輪さち子著 スリーエーネットワーク

参考文献

実務経験の有無

備考

当該学生のニーズ・レベルにより多少のシラバスの変更の場合がある。

オフィスアワー

火・10:00~11:00

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