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2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

保育内容「造形表現」の指導法 (EEM112)

荒西伸吾

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 演習 1単位 1年 前期

学位授与の方針との関連

3 思考力、判断力、表現力、保育実践力
5 基礎的研究力、ICT能力

授業科目の目的・テーマ

保育現場において子どもと共に楽しめる造形表現活動を計画及び実践するために、子どもの遊びや造形表現活動の援助に必要な知識や技術を修得する。

授業修了時の到達目標

1.幼稚園教育要領における表現領域のねらいや内容について列挙することができる。
2.子どもの発達と造形表現との関係を列挙することができる。
3.演習を通じて造形表現に関する知識や技法を身につけ、作品制作に用いることができる。
4.他者と協調しながら集団制作活動を行うことができる。

授業内容の全体計画

第1回 オリエンテーション、保育内容領域「表現」について
第2回 造形表現指導法の実際1(絵の具を用いた制作)
第3回 造形表現指導法の実際2(ヒモ、ロープ等を用いた制作)
第4回 造形表現指導法の実際3(墨を用いた制作)
第5回 造形表現指導法の実際4(フラワーペーパーを用いた制作)
第6回 造形表現指導法の実際5(粘土を用いた制作)
第7回 造形表現指導法の実際6(自然物を用いた制作)
第8回 造形表現指導法の実際7(ダンボールを用いた制作)

授業時間外の学習(予習・復習等)

事前学習:次時の活動のために必要な材料や技法について調べる。(各回1時間)
事後学習:授業を振り返り、グループワークや作品制作等の活動をファイルにまとめる。(各回3時間)

単位認定に関わる評価方法

作品制作(50%)、活動内容まとめ・レポート課題(30%)、授業に対して積極的に取り組む姿勢(20%)から総合的に評価を行う。

受講生に望むこと

子どもの造形表現に関心を持ち、子どもをイメージしながら制作すること。
授業中のスマートフォンの使用は調べ学習と作品撮影に限る。

フィードバックの方法

制作については授業中に言葉かけ等によるフィードバックを行う。活動内容まとめ、レポート課題は添削して返却する。

アクティブラーニング

グループワークによる集団制作を行う。

テキスト

特になし。必要に応じて随時資料を配付する。

参考文献

『幼稚園教育要領/保育所保育指針/幼保連携型認定こども園教育・保育要領〈原本〉 平成29年告示』、西岡育子編、チャイルド本社

実務経験の有無

特別支援学校小、中学部における美術科教員としての実務経験を活用し、子どもの発達に即した教材・教具の作成についての指導を行う。

備考

・授業は制作を中心とするため、絵の具や粘土等が付いてもよい服装(エプロンまたはスモッグ等が望ましい)で参加すること。
・自身が制作した作品をカメラ等で撮影し、制作物の記録を保存すること。
・本科目は教職に関する科目のうち、保育内容の指導法に関する科目であり、保育士養成における保育の内容・方法に関する科目である。

オフィスアワー

授業終了後に教室で質問を受け付ける。

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