2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

貿易論 (LKB410)

中山光成

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択必修科目 講義 2単位 2年 後期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識、語学力、主体性、協働性
3 思考力、判断力、実践力

授業科目の目的・テーマ

私たちの身の回りには数多くの外国製品があり、その恩恵を受けて私たちは豊かな生活を送っている。国際的な分業と流通により効率的な生産を行うこと
で、世界経済は発展し、わが国も貿易の発達とともに経済成長を遂げてきた。本講義では、わが国の企業の貿易と経済の発展について学習する

授業修了時の到達目標

① わが国の貿易の現状を説明できる
② 国際分業について説明できる
③ 貿易収支や政策について説明できる
④ 企業経営の国際化のリスクや課題について考えることができる

授業内容の全体計画

第1回 ガイダンス、貿易とは
第2回 国際政治と貿易
第3回 貿易の基礎① 国際分業と経済、自由貿易と保護貿易
第4回 貿易の基礎② 国際収支と貿易
第5回 国際サービス収支、観光と国際収支
第6回 外国為替① 外国為替のしくみ
第7回 外国為替② 円高・円安と貿易収支
第8回 貿易と関税、貿易摩擦
第9回 地域的経済統合と貿易
第10回 多国籍企業と外資系企業
第11回 国際マーケティング 
第12回 海外生産① 日本企業の海外生産の現状と効果
第13回 海外生産② 海外への技術移転と課題
第14回 海外生産③ 世界的な感染症流行・紛争と海外生産
第15回 現代における貿易と課題
定期試験
 

授業の予定・内容は変更することもある。

授業時間外の学習(予習・復習等)

・事前学習
 シラバスに記載、講義終了時に案内する次回の講義に関連する内容について調べ、キーワードをノートに書き出す
経済や国際関係に関するニュースなどを毎日確認すること(各回1.5時間)
・事後学習 
 配布したプリントを読み、ノートにまとめること(各回2時間)
・その他
 期中に課す課題について取り組む。詳細は講義中に指示する(7.5時間)

単位認定に関わる評価方法

・期末に定期試験、期中に1回レポート課題を実施する
定期試験 40%  課題 40% 授業への参加度 20%

受講生に望むこと

・1年次に「マーケティング論」「起業論」を履修していることが望ましい
・講義中の私語、スマホの操作や音、無断での教室への出入りなど他の受講者に迷惑となる行為は厳禁。迷惑行為に対しては厳正に対処、退室を求める
こともあるので気を付けること
・授業開始後~15分の入室は遅刻、それ以降は欠席扱いとする
・日ごろから社会の出来事、特に海外情勢(政治、経済など)に関心を持つこと。毎日、ニュース等をチェックすること。本講義に関係があるニュース
は講義内で取り上げる

フィードバックの方法

・課題レポートについては後日、講義内で解説、講評をする
・終了前10分程度、テーマをあたえるのでそれに対する意見などを書く。その内容は後日の講義で解説、意見交換を行う

アクティブラーニング

受講生との意見交換及びグループディスカッションを予定している

テキスト

特になし。
必要に応じてプリントを配布します。

参考文献

国際経営 吉原英樹 著 有斐閣アルマ

実務経験の有無

オフィスアワー

月・10:40~12:40

このページの先頭へ戻る