ホーム   >   2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―   >   幼児教育学科 2年   >   保育実習指導Ⅰ(保育所)

2024年度(令和6年度)講義概要―シラバス―

保育実習指導Ⅰ(保育所) (EEC201)

寺川夫央・松田文春・岡田奈恵美

卒業/修了要件 授業形態 単位数 配当年次 開講期間
選択科目 演習 1単位 2年 前期

学位授与の方針との関連

2 専門的知識・技能、主体性、協働性
3 思考力、判断力、表現力、保育実践力

授業科目の目的・テーマ

・保育士の指導のもとで、実際に子どもと生活を共にしながら、保育所の役割や保育士の職務を学ぶことの意義を知り、なぜ実習という形態で学ぶのかを理解する。
・保育実習を円滑に進めていくための知識・技術を習得する。
・実習のさまざまな体験での学びを振り返り、今後の学習課題を明確化する。

授業修了時の到達目標

保育実習の意義・目的を説明できる。
実習の内容を理解し、自らの課題を明確化できる。
実習施設における子どもの人権と最善の利益の考慮、プライバシーの保護と守秘義務について理解している。
実習の計画、実践、観察、記録、評価の方法や内容について具体的に説明できる。
実習の事後指導を通して、実習の総括と自己評価を行い、新たな課題や学習目標を明確化できる。

授業内容の全体計画

<事前指導> 1年次後期
第1回 保育実習の意義・目的・内容
第2回 保育実習の心得と心構え   ~実習に際しての留意事項~
第3・4回 見学実習について 準備活動 見学実習の留意事項
第5回 2年生の実習報告会 2年生の報告から学ぶ
第6回 見学実習
   
   2年次前期
第7回 実習計画書の作成
     ※計画書合格後、事前訪問(見学実習含む)の実施
第8回 実習記録の書き方
第9回 部分実習における指導案の書き方
第10回 実習施設の理解と部分実習の指導案 

   保育実習Ⅰ 5月15日~5月27日
〈事後指導〉
第11回 保育実習Ⅰの評価伝達
第12回 保育実習Ⅰの実習内容の振り返り 
第13回 保育実習Ⅰの実習記録の振り返り 
第14回 保育実習Ⅰの総括
第15回 保育実習Ⅱに向けての課題の明確化

授業時間外の学習(予習・復習等)

授業時に配布する資料を復習し、理解を深めること。
テキストを熟読し、実習施設について各自情報収集すること。
また、保育所や認定こども園が募集するボランティア活動などに積極的に参加し、知識や理解を深めること。
(毎回1時間)

単位認定に関わる評価方法

①授業参加態度30%、実習計画30%、実習報告書等40% を総合的に判断する。 
②実習に出るには、開始日までの保育実習指導の授業に出席していること、出席時の態度が節度あるもの(携帯電話は鞄等に収納する、私語を慎む、積極的に理解しようとするなど)である必要がある。
実習事前指導、事後指導を通して自己都合による欠席は原則認めない。

受講生に望むこと

授業で学んださまざまな保育実技を実習で活かすことができるように、各自でも準備・練習を行ってください。

フィードバックの方法

課題は添削し返却する。
振り返りおよびグループ活動においては、その場でコメントする。

アクティブラーニング

見学実習
実習計画書の発表

テキスト

『保育所保育指針解説書』 厚生労働省 フレーベル館
『保育実習』新基本保育シリーズ 近喰晴子編 中央法規

参考文献

『よくわかる保育所実習』 百瀬ユカリ著 創成社 
『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』 内閣府・文部科学省・厚生労働省  フレーベル館
『保育指導案大百科事典』 開仁志(編著) 一藝社
『指導計画の考え方・立て方』久富陽子(編) 萌文書林
『実習に役立つ保育技術 』 百瀬ユカリ(著)創成社
『実習生のための自己評価チェックリスト』 民秋言(代表)萌文書林

実務経験の有無

備考

取得に必要な科目・単位、履修については、学生便覧の「保育士取得について」を参照のこと。

本科目は保育士養成における保育実習に関する科目である。

オフィスアワー

寺川 火・16:00~17:00
松田 火・12:30~14:00
岡田 月・14:30~16:30

このページの先頭へ戻る